「バイスくんの誕生日っていつかな?」
マークはバイスに優しく問いかける。
バイスは少し目を泳がせてからマークを見る。
「お母様と同じ日で祝っていただいてました」
「ううーーー」
マークは頭を抱えて唸る。
インサニアを求めている別世界の自分がバイスの生まれた日を歪ませてインサニアと同じ日にしたのだ、非道すぎて悶えてしまう。
「本当の誕生日は…解らないか」
「そうですね…さすがに赤子の時の記憶はないので…。別にお母様と同じ日でもかまいませんよ、お揃いですし」
「やだー!やだやだ!純粋なバイスくんをお祝いしたい!」
「そのお気持ちだけで嬉しいですよ」
「うーん…バイスくん、なんかヒントになるようなもの覚えてない?」
「ヒントですか」
バイスはうーん、と考え込む。
「そういえばお父様はお母様に『この時期はインサニアの出産で大変だったね』って呟いていたのが秋ごろだったような…?
冬にはなっていなかったと思うんですけど、たぶん…」
「なるほど!秋!…あれ?インサニアの誕生日っていつなの?」
「いつでもいいだろ」
マークに話を向けられてインサニアが顔を顰める。
あんなにイチャイチャしているのに、バイスの誕生日は気にしているのにインサニアのことは知らないらしい。
「お父さんの関係で嫌がるから触れないでいただけなんだけど、もういいでしょ?いつなの?」
「知らん」
「2月7日です」
「おい…」
バイスがバラすのでインサニアはギュっと眉間に皺を寄せる。
「祝ってあげよ〜!あとはバイスくんの誕生日を決めてもらおう。考えといてねバイスくん」
「僕が?」
「好きな日選んでね」
「ええ、別にいつでもいいんですが」
「自分の誕生日はあったほうがいいと俺は思うけどなぁ」
苦笑しながらマークはバイスの頭を撫でる。
「ただ祝いたいだけだろ。」
「いいじゃん別に」
インサニア 2月7日(インフェルノ)
マーク 3月7日(サスペリアPART2・イタリア)
バイス 10月4日(デモンズ)
カルロ 9月23日(サスペリアPART2・日本)
アンナ 1月2日(デス・サイト)
サスちゃん 2月1日(サスペリア)
ラクリマさん 10月24日(サスペリア・テルザ)
当時の誕生日の設定は何故か5月が多くて何を基準に決めたのか思い出せなかったので設定しなおしました。
また変わるかもしれん…。