マークはペン先でタブレットをトントンしながら心ここにあらずといった状態であった。
そんな様子を看護婦たちが「どうしたんですかアレ?」「インサニア先生がしばらくいないからよ」と囁き合っているのだがもちろんマークの耳に入ることはなく。
インサニアと他数名がちょっとご出張なされているのである。
科が違うマークは置いてけぼりだ。
帰ってくるまでがんばるぞ!と初日は心に決めていたのにもうこれである。
家に帰ったらバイスに抱き着いてインサニアの匂いを思い返す日々。
重症である。
「マーク先生、タブレットとんとんしてるんだったら調合お願いします」
「うんー」
しょぼしょぼしながら調合室へいくマーク。
そんな状態で調合できるのか?という不安もあるがやれちまうのがこの病院にいる医者なのである。
医者というかこの場合は薬師であるが。
「あぁ、インサニアが恋しい…この患者さんも愛が足りてなさそう、愛の欠片いれちゃお」
ダメだった。
「異物混入しないでください。おかしな真似したら叩きますからね」
「はーい」
◇◇◇◇
「限界ですかマーク先生」
バイスはマークを抱きしめ返しながら背を撫でる。
「もう少しで帰ってくるけどそのもう少しが辛いよバイスくん。インサニアを監禁すればよかった」
「それは退職後にしていただいて…。お母様からママのことを任されているので一肌脱ぎます」
「えっ」
服を脱ぎ始めるバイス。
全裸ではなく上半身だけ素肌を晒し、マークの唇を奪う。
久しぶりのキスにマークはバイスを受け入れ、その舌に自分の舌を絡め合う。
するりとネクタイをほどかれてゆっくりとシャツのボタンを外されていく。
「お母様は僕にお母様の真似をせず、自分でヤりたいようにヤってみろとおっしゃられて…」
マークの首筋にキスをしながらバイスは言う。
「やってみますね、ママ」
「うん…!」
インサニア公認、そしてバイスの頑張りを親として見たい。
バイスはローションではなく何かしらの軟膏を出してきてそれを乳首に塗り込み始める。
そして捏ねるように乳首を弄り始めた。
じんじんと熱くなってくる。
捏ねる力も強くないのでじんわりとした刺激にもどかしさを覚えマークは身を捩る。
バイスはじっとマークの顔を見下ろしている。
少し微笑んでマークの様子を眺めている。
「あの、あんまり…見つめられると、恥ずかしい…」
「ママの可愛いお顔を堪能したいんです」
「面白くないよぅ、俺の顔なんか…んぅ!」
抓られて身を跳ねらせる。
その刺激が堪らなく好きで、マークの顔が蕩けだす。
「いじめられるとえっちな顔をするママ、好きですよ」
「うう…」
恥ずかし気に手で顔を覆うマーク。
これもみんなインサニアのせいだとマークは思う。
バイスの手がズボンに掛かり、マークは無意識に腰を浮かす。
「えっちな身体ですよねぇ」
からかう様に言いながらズボンと下着を降ろしてバイスはマークの半勃起状態のナニへも軟膏を塗り始める。
「少しむずむずしますか?自分で擦っててくださいね。僕の手は忙しいので」
「そんなぁ…」
バイスに言われるがままマークは自分の乳首を弄り始める。
いやらしい姿に興奮を覚えるバイス。
マークのナニの先端を舌で撫でるに優しく舐めながらナニをマッサージをするように優しく揉む。
強く擦り扱かない、ナニの裏筋を指の腹で丁寧に擦ってあげながら陰嚢を優しく転がす様に揉む。
刺激が弱くてもどかしいマークは無意識のまま腰を催促するように揺らしているのがバイスにとって堪らなく良かった。
マークの望む刺激を与えてあげないまま、バイスの指はマークの中へ潜り込む。
軟膏をぐちゅぐちゅと塗り込んでいく。
これは熱くなり、疼きと痒みが混ざったような状態になってしまうものだ。
ピークを過ぎると鎮まる。
バイスは“お父様”にこれの原液のようなものを塗りたくられて発狂しそうになったことがある。
発狂させないギリギリを攻めてくるのが嫌いだ。
バイスはマークにそんなことはしない。
「バイスぅ…やだぁ…これやだぁ…」
目を潤ませながらイヤイヤしだすマーク。
「いじわるしないで、もっと触ってよぉ」
マークは自分で刺激を求めて指を挿入し弄り始める。穴とナニを両方弄っている。
その自慰行為を見たくてバイスはわざと意地悪しているのだ。
ぐちゅぐちゅと軟膏以外の汁気の音が混ざってくる。
「んぁ、ぁっ…んぅぅ…ばいす、ばいす、ほしい、なか、ばいすの…いっぱい突いて、いっぱい」
「はい」
微笑みながらバイスは指で解れきってとろとろのマークの中へ挿入していく。
「あ、あぁっ…もっと擦って!もっと、強く擦ってよぉ!」
腰をカクカクさせながらマークが強請る。
「ママの中が柔らかく絡んでくるんですよ?優しくしないと」
「らんぼうなのがすき!」
「んふふ、お母様からいつも乱暴にされてますもんね」
泣きじゃくるマークの額にキスをしてバイスはマークの腰を掴んでゆっくりと腰を前後に動かしていく。
マークが腰を揺らすので楽しくなってくる。
自分で催促して、自分でナニを扱きながら乳首まで抓って。
笑みがこぼれる、乱れた姿のマークにとても興奮してしまう。
「おっ…」
バイスのナニが硬くなり、奥を突いてマークのスイッチが入った。
ここからはバイスは意地悪せずにマークの望む激しさを持ち出す。
パンパンと規則正しく腰を打ち付け始める。脚を広げ抑えつけて、奥まで届く様に。
マークはバイスに腕を回し快楽に嬌声を上げただただされるがままとなる。
ナニをバイスに擦りつけたほうがより気持ちがいいと解ったら脚を絡ませぎゅうぎゅうと抱き着いてくる。
ナニも胸元も擦れてマークの息が上がる。
気持ちいい、という言葉を漏らし続ける。
バイスの名を呼びながら気持ちいと。もっと欲しいと。
―――求められるのが、たまらなく良かった。
◇◇◇◇
「尻に塗るとこうなるのか」
インサニアはマークの尻を叩きながら感心した様子だ。
マークはインサニアに尻を叩かれながらヒンヒン泣いているがえっちな泣き声である。
疼くお尻を叩かれると気持ちがいい、そういう状態になっている。
「あまり皮膚によろしくないので常時使うのはダメですが、たまになら気持ちいい薬ですよ」
バイスが説明する。
「おしりぃ…やらぁ…いんさにぁぁぁ…」
「は?エロい顔やめてから言え」
パァンと叩くインサニア。
マークはイったらしく精液がぼたぼた落ちてインサニアの脚と床を汚す。
「んぅぅ…」
ぶるぶる震えながらマークは腰をインサニアの脚に擦りつける。
腰が勝手に動くのだ。
お尻が叩かれるたびに刺激に喜んでナニをインサニアの脚に擦りつけてしまう。
下半身がバカになってしまっている。
「インサニアが帰ってきたらぁ、えっちいっぱいしたかったのにぃ」
「今やってるだろ」
「おしりたたかれてるっ」
「お前らが面白いもんで遊んでるからだろ。我儘な」
インサニアは尻を叩くのを止めてマークのアナルへ指を挿入し中を弄り始めた。
「ひぅぅ…!!!」
気持ちよさそうにとろんとうっとりした顔になるマーク。
「可愛すぎなんだよ」
「本当ですよねぇ…自分の顔のこと解ってないんですよママは」
「はー?ふざけてる」
今夜はマークのお仕置きがメインとなった。