「おっぱいを拝ませてほしい!」
「ふっっっざけんじゃネェ!!!」
何故かアマツ式に手を合わせて頭を下げるグスタフにラミレスは叫びながら踵落としをした。
地に倒れ伏すグスタフだが頑丈なドMのためすぐに頭を上げる。
「いいじゃないかラミレス、お前の嫁なら俺らの女みたいなもんでは?」
「うるせぇなぁ!お前らに会わせたら穢れるんだよ!帰れ!」
「そんなぁ!せっかく遊びに来たのにぃ!ねぇ兄さん!」
グスタフは振り返って兄に同意を求めるが兄のフリッツは無表情で立ち尽くし遠くを見ていた。
「こういうときに限って兄さん大人しいんだから…」
「寝てんじゃないのアレ。」
「寝てるかもしれない…まぁ兄さんはいいや。とにかくいいじゃん、お前がとっても愛してるおっぱいなんでしょ?」
「なんで胸しか愛してないみたいな言い方すんだよお前と違うんだよ!!」
「俺そのものを愛してる…ってコト?」
ラミレスの後ろからの声に、ラミレスは硬直する。
グスタフはパァっと明るい笑顔を浮かべた。
「ラミレスの奥さん!」
「なんか照れるなー」
「照れるなーじゃねぇよ!お前出てくんなよバカ!殺されても知らんぞ!!」
マークを抱き寄せるラミレス。
「そんなにお気に入りなんだ…愛、だねぇ」
「……」
ラミレスはグスタフを睨みながらギリギリと唇を噛みしめる。顔が赤い。
そんなラミレスの反応にマークは浮かれてしまう。嬉しくて。普段そんなにラブを強調してこない故に。
それはそれとしてラミレスの客人はちょっと悪い感じの人達らしいと理解する。
ならばさっさと帰ってもらおう。
「おっぱいを見せるだけなら大丈夫なんでどうぞ」
マークはシャツを脱いでぽろんする。
「あーーーーーっ!!!ありがとうございますー!」
グスタフは感動で涙を流しながら叫ぶ。
「理想を具現化したかのような理想的な生おっぱい!いつも配信見てますファンです!!!」
「なんかこいつ見てるんだと思ったら配信止めてアーカイブも全部消したくなってきた…」
「いじわるなラミレス!そんなこと絶対に許さないぞ!ハァァァァッエロい。そのまま踏んで欲しい」
「お触りはナシでお願いします」
「かなしい、縛って踏んで欲しい人生でした」
「お前さぁ、自分の性欲も満たそうとしてくんのマジ腹立つから消えろよ」
マークの服を整えおっぱいをないないしながらラミレスが言う。
「おっぱいの嫁がいない俺の悲しみを理解できないからそんな残酷なことを言えるんだ、ラミレスだって縛って踏んで欲しいと思う女いるでしょ?」
「不毛」
頭が痛くなってきたラミレスはグスタフを蹴り飛ばして玄関のドアを閉めてロックをかける。
「おつかれさま」
マークは苦笑しながらラミレスの頭をおっぱいに埋めさせてなでなでする。
「あいつら普通にレイプしてくるから一人であっちゃダメよ」
「うん、解った」
ラミレスにレイプされたのが始まりだったけどなぁと思うマークだが口には出すまい。
もしかするとそっちの筋の人達にとってレイプは挨拶かも知れないのだ。(違うよ)
どすけべなマークであっても愛する人がいる今は、その人と体を重ねたい。
「俺も愛してるからね、ウォレス」
「………」
動かぬ、完全に硬直せしラミレス。
マークのお胸に顔を埋めていてマークからは彼の表情は読み取れないが、真っ赤になっている耳でラミレスの心情を把握できるのであった。
ラミレスに悪いこと教えたのがフリッツとグスタフの二人なので極悪人です。