自分の家が特殊なことに気づいたのは早かったと思う。自分は賢いので…と、バイスは思い返す。
父・ラミレスは裏社会で悪名高い。今は落ち着いているが若い頃はだいぶヤンチャをしていたようだ。
その悪名が今もずるずると引きずられてきているのはラミレス自身が過去を清算していないからだろう。
父曰く「誰でもやってることをしているだけ」と言っていたので将来含め反省は一生しないと思われる。
確かに、まぁ…凌辱暴行、略奪や詐欺は誰でもやっているような…?
人類虐殺とかやっていないし…?
と、バイスの感覚も恐ろしくおかしくなっていた。
家族内で唯一の善良である母・マークは特殊な事情でラミレスに監禁されている。
事情というのは外に出ればラミレスに対する人質の対象となったり、ラミレスに対しての当てつけの危害を加えられる可能性があるなど。
こればかりは仕方ないとバイスは思う。
そしてバイス自身も母と同じくその対象になるはずなのだが、父親は息子のことはあまり関心と興味がないらしい。
一応父から剣の扱いは習ったがあまりしっくりこない。母に銃の扱いを習っていたときが一番身に着いた気がする。
銃を扱う母の姿はカッコよかった。全裸であったが。
逃げ出さないようにという理由で母に全裸を強要する父は変態だと思う。
母は中身が男なので全裸に対してあまり羞恥心を持っていないのだから意味はない。もうこれは父の趣味と言っていいだろう。
バイスには戸籍がないので父が簡単に身分証を偽造してくれた。
そっち方面に強い父を持つと生活が楽だなとバイスは思う。
普通の学校生活を送り、目立たぬよう成績も控えめに平均を維持して。だからといって別に普通の生活をして普通の仕事をしたいわけでもない。
ただ母と共に引き籠っていても母のためにならないし外を知らないと父に勝てないと思って。
それなりに子供らしい生活を送れていると思う。
家に帰れば母がリビングでコーヒーを飲んでいた。全裸で。
「おかえりバイス」
にっこり微笑んで嬉しそうにする母が可愛くて愛おしい。
横に腰かけて母に甘える。
腰に腕を回して擦り寄る。柔らかい身体を堪能する。
母は手にしていたカップをテーブルに置き、甘える子を抱きしめ返してくれる。豊満な胸の感触が気持ちいい。
お兄様に結構遊ばれてるのに肌は健康的な色と張りを保ち先端は黒ずむことなく桜色だ。
不思議な身体である。良い匂いだし。
母の首筋にうっすらとキスマークが残っている。父のものか、兄のものか、解らない。
バイスはムっとしてママの首筋に吸い付く。
「あんっ」
母の可愛い喘ぎ声に興奮する。もっと鳴かせたい。
軽く唇を這わせたりしながら吸い付くのを繰り返し、母の身体がふにゃけたところで抱き寄せて唇を奪う。
母のぷにぷにした唇が触れ合うのが心地よい。柔らかい舌に自分の舌を触れ合わせる、コーヒーの味とは別にその柔らかさに甘みを感じる。
「だめ、バイス!俺ら親子だからっ」
「キスぐらい、良いじゃないですかお母様。本番じゃないんですからセーフです。
僕のここ、こんなになってるのに…僕は我慢してるんですよ?褒めてください」
バイスはマークの手を掴んで股間に触れさせる。
そのせいで余計に膨らみが増すのでマークの手がビクついてしまう。
「わ、ぁ…」
「お母様のせいで…こんなに…はぁ…お母様…」
ぐりぐりと擦りつけるように腰を動かすバイス。
腰が止められない。ズボン越しの母の手が気持ち良すぎる。
「結婚式を挙げてからえっちするって決めてるんです」
「うん?うん、解った、解ったから…。バイスいいこ、我慢出来ていい子っ…」
解放されるマーク。バイスも爆発しそうだったのであぶなかった。
「お母様…」
バイスは甘えるように再びマークに抱き着いて顔を胸に埋める。
「バイス、良い子だね?ごめんね興奮させちゃって…服着ると怒られるから」
あやすようにバイスの背をぽんぽんと叩くマーク。
思春期ボーイの性癖の暴走だと思っているのだ。
「あの、おかあさま…今日だけでいいので、撫でてくれませんか…?」
「うん?」
マークの手がバイスの頭を撫でる。
女体となって柔らかくなった母の手しかしらないバイスであるが、この手は好きだ。
頭を撫でられる心地よさに目を細めるバイス。母はその顔を猫ちゃんみたいで可愛いと思っているのだが。
「ここも、お願いします」
バイスがマークの手を掴み、再び手を股間に触れさせて、マークはちょっと困惑する。
だがバイスも苦しいのだなと解釈して優しく撫でてあげる。
股間の中は硬いままだ。
余計苦しくならないか、と心配になったマークはバイスの様子を伺いながら撫で続け、バイスはマークの豊満な胸に顔を埋めてビクビクしていた。
バイスの荒い息遣いを感じてマークも変な気分になってくる。
「おかあさまぁ…」
顔を上げて見つめてくるバイス。
その顔は熱で蕩けて、不覚にもマークはその表情を可愛いと思ってしまった。
バイスは昔から可愛い。
だんだんと成長している。男らしくなっていっているが、可愛いのだ。
「かぁいい」
マークは思わず唇にキスをしそうになったのでオデコにキスをする。
バイスの股間が脈打つ。しっとりしてくるのでイったのだ。
思わず手を離そうとしたがバイスがその手に手を重ねてくる。
「しばらく、こうさせてください…」
「う、うん…バイスがいいなら…」
マークはバイスの股間に手を当てながら、片腕でバイスを抱きしめて満足するまでそのままを維持してあげる。
余韻に浸りたいのだろうと思って。
こうやってぎゅっと抱きしめると匂いが濃くなる。
バイスの雄の匂いにくらくらしてきた。
ラミレスやインサニアは匂いが薄いのだがバイスは濃厚になる。若さだろうか?
身体が変になる、興奮してきてしまう。子を思う母の母性だと思いたい。なのに愛液が溢れそうで、太ももをすり合わせて堪える。
そしてバイスも方も母の濃厚な匂いを感じていた。
えっちな気分になると香る母の雌の匂いだ。こんな匂いを振りまいているから父や兄に襲われるのだ。
早く大人になって、母と結婚式を挙げて、そうして初夜で母の身体を堪能したい。
想像するだけでまた股間が元気になってしまう。
苦しい。
何も言っていないのに母がまた優しく撫ではじめてくれる。イカそうとしている手つきだ。またイケそう。
ズボンの中から解放してしまいたいが、たぶんそれはライン越えになるかもしれない。
バイスは悶々としながらもこの甘いひとときを結婚前にだけ味わえるものとして、堪能するのであった。