ラミレスは出かけ、バイスは学校。
一人っきりのマーク…ではなく、インサニアが来ていた。
どんどんインサニアが萎びてきてるなぁとマークは思う。そんなに自分を恋しく思うのならそう言ってくれれば…なんて思うが、当時告白を受けても本気で取り合うことはなかっただろう。友達だと思っていたので。
「マーク」
インサニアはマークの名を呼び、マークを抱き寄せキスをする。
ラミレスからは「シャドーとセックスしても別にいいわよ?」と言われたのでマークはインサニアも相手をしている。
別に自分は淫乱ではない、ラミレスの言い方が悪い。もっとロマンティックに自分だけのものみたいな、こう、こう…!あるじゃん!とマークは怒ってるわけである。
ラミレスを愛している。しかしそれでもインサニアは甘えるようにマークに愛撫を施していくのでインサニアも愛おしく思ってしまう。
いっぱいおっぱいを吸って欲しい。
「いんさにあ、かぁいい…」
頭をなでなでしながらマークは蕩けた顔でインサニアを可愛がる。
半分顔を覆い隠す前髪を掻き上げて、インサニアの顔を眺める。
ラミレスに似ているが、インサニアの方が影がある。これはラミレスが人生を楽しんでいる差であろう。
「ふふ、インサニア可愛いね…」
彼の耳を指先で摘まんで遊ぶ。
「…すっかり女の顔だな」
「そんなことないよ、おっぱいばっかり吸われてるせいじゃない?」
「じゃあ挟んで楽しませろよ」
インサニアが馬乗りになってきて露出させているペニスをマークの胸の谷間に挿しこんだ。
むぎゅっと左右からインサニアがおっぱいを押しつぶしてきてむにむにとおっぱいを動かしペニスを扱き始める。
普通の女性なら痛いだろうがマークの不思議な身体はちょっと違和感を感じるな、程度だった。
「ひゃうっ」
乳首を抓り上げられてマークは短い悲鳴を上げる。
インサニアに苛められるのは好きだ、たまらない快感になる。
ラミレスはしてくれない。おっぱいに興味がないから。
「いんさにあぁぁ…」
蕩けた顔のままマークはインサニアのナニの先端に口づけし始める。
インサニアのそれは反応して硬さが増す。
愛しそうにマークは舌で舐り始め、そろそろといったところで口に咥えて熱を受け止める。
インサニアが欲しい。
身体が疼く。
もうそうなるように身体がなってしまっているのだ。
先ほどから愛液が止まらない。
インサニアは再びマークのおっぱいを口に含みながら下から貫いた。
◇◇◇◇
ラミレスとのセックスは、体格もあってか抱き潰されてることが多いのだがインサニアの時はまた違って良い。
マークが仰け反って短い嬌声と喘ぎを上げ、肌がぶつかり合う音が響く。
インサニアが達するとマークは悦びの甘ったるい声を上げる。
「マーク…」
インサニアは奥深くに注いで、すぐに抜かずにマークの中の動きを味わう。
「赤ちゃんできるといいな?」
優しく腹を撫でてやるとマークは嬉しそうに笑みを浮かべて喘ぐ。言葉になっていない。
インサニアは赤ちゃんできたらミルクが飲めるよなというクズな発想しかしてないのだが。
マークは愛を感じている。
ぎゅっとマークの脚がインサニアの腰に回り、そして緩む。力が入らないのだろう。
強請るようにマークが腰を揺らしながらインサニアの名をそのぷるぷるの唇を動かして甘ったるい声で呼ぶ。
「もっと欲しいのか」
インサニアはマークに求められて意識なく笑顔になる。
マークをひっくり返して体勢を変えて後ろから犯し始めた。
おっぱいを掴みながらインサニアはマークを味わう。
「マーク、マーク…!」
全部自分のものだ、父のものではない。
ずっとマークは自分のものだった。
しかしマークはラミレスも好きだという、なんであんなやつを、どうして―――
悔しくて当たり散らしたいのにマークを目の前にすると抱くことしかできなくなってしまう。
マークの身体を求めてしまう、理想の女となってしまったマークを手放すことなんてできない。
無茶苦茶なことをしても受け入れてくれる、理想の女だ。
「マーク、絶対離さない…」
「いん、さにあ…!」
振り向かせてキスをする。
マークは優しいから、こうやって受け入れてくれる。
優しくて良かった、こうやって触れ合うこともできなければ自分は発狂してしまうところだ…。
絶対に離れない。絶対に。