ラミレスルート

BSS(僕が先にsexしていたのに)

「こんな身体になっちゃったし…ごめんねみんな」

 申し訳なさそうにマークは俯き加減に言う。
 白衣の下に隠れている巨乳、肩幅も縮んだ。女性の身体になってしまったのである。
 そしてマークは軍籍を抜けた、理由はわからないが居づらいからでは?という囁きも聞こえた。

(何故何故何故????)

 インサニアは疑問に思う、別に女でもいいじゃないか、傍にいてくれればそれでいいのに。
 何故かマークは連絡を絶ったのだ。
 解らないことだらけだ。
 解らないままに日々を過ごしていたら突然ラミレスから連絡があった。


    ◇◇◇◇


 マークはラミレスに押し倒れて唇を奪われていた。
 女性の身体になって混乱したままふらふらと自室に戻り、どうしようと思っていたらラミレスが入ってきたのだ。
 そして今襲われている。

「や、やめてくださ、い!」
「イイじゃナイ?ホントにオンナとオナジが気になるンだもの。」
「同じでも同じでなくてもラミレスさんには関係なくないですか!」
「あ、そ。ワタシがテメェを犯したイんだよ!」
「嫌ッ…ひ、なに!?」

 首に無針のアンプル剤を打たれる。

「気持ちよぉくナってくるからよォ!楽しみマショウ?」




 身体に力が入らない。
 意識がぼんやりとして、ふわふわした感覚に身を委ねてしまいそうになる。

「んぁっ…んっ…ぁぅっ…」

 緩みきった口から喘ぎ声が漏れる。自分の声じゃないような、遠くで聞こえるような変な感覚。
 自分に打たれたのは鎮静作用のある薬を怪しげに改造したものかもしれない。
 傭兵に使用者が多かったと思う。種類によっては鎮静作用を弄っていて興奮している時に打つと興奮状態が維持できて戦闘中恐怖にかられなくなったりするのだ。もちろん判断力は低くなるし依存性もある。ラミレスは常用しているのだろう。
 その状態で痛みを紛らわせるために追加で打つアンプルがあるのでそっちを使われたのかもしれない。
 マークは視線を頑張って動かしてラミレスを見る。
 ラミレスはマークの股の間に顔を埋め、マークのクリを舌で押しつぶしたり噛んだりして弄んでいる。
 その刺激に反応して流れる愛液が止まらない。

「ら、らみれすっ…さん…」
「んー?オマエ元気ね?」

 ぐちゅ、と舌が愛液に溢れるそこへ捻じ込まれる。
 マークは悲鳴を上げて身を仰け反らせる。
 ぐちゅぐちゅという水音と啜るような音が耳の中で響いてるような感覚がする。薬でおかしくなっているのだろう。

「欲しがってんじゃん?ハジメテのオンナのカラダだろ?」
「ひぃっ…!やだ、やだぁ…!」

 ラミレスの指が捻じ込まれ中を容赦なく掻き回す。触ったこともないところに遠慮なく。
 身体が痙攣して軽くイったような感覚がする。
 女の身体は初心者なのでよくわからないが、きっとイってしまったに違いない。

「ねぇー、マーク?」

 腹の上に何か乗ってくる。
 荒い息のままマークは自分の腹を見た。
 ラミレスのナニが乗っかっていた。

「これいれてあげるネェ?ここまで来るワよ」

 マークの腹にラミレスの指が這う、丁度ラミレスのナニの先端あたりを。

「はっ…あ…?」

 マークの赤い顔がさらに赤くなる。

「嫌っそんな、無理無理…!」
「うるせぇ!」
「ひぃぃ!」

 捻じ込まれてくる。マークの身体が強張って締め上げてくるのがラミレスにとっては面白かった。
 胸を遊ばせているのも何なので乳首を引っ張り抓る。

「きゃん!」
「痛がるなよ、そんな痛くもネェだろーが!薬キメてんだからよォ!
 ボコボコに殴ってやってもいいのよ?」
「やだ、やだぁ…」

 マークは腕で顔を覆う。

「おら、全部入れてやるから…よっ!」
「んぁぁぁ…!!!」

 奥まで届いてマークは仰け反って痙攣を起こす。奥に届いただけでイったのだ。

「お前そんなンでイってたらこの先どーすんのォ?死ぬゥ?」

 笑いながらラミレスは腰を動かしマークを犯す。

「らみ、れしゅ、つぶ、れる…なかぁつぶれるぅ…」
「潰してんだよ」

 マークの脚を掴み上げてより深くプレスのように身体を落とす。

「おっ!ひぅ!ぉっぁああ…」

 何度も打ち付けられてマークの喘ぎ声が可愛いものから変化していく。

「孕みなサいヨォ!」
「ひっあ、あぁぁぁ…!!!」

 奥から溢れそうなほど白濁を注がれてマークは悲鳴を上げながら失神した。


   ◇◇◇◇


 ベッドの上に座るラミレスの上にマークは抱き着いて跨って、自分で腰を振りながらラミレスとキスをしている。

「オマエすっかりワタシの虜ジャない?」
「だ、だって…スキ、だもん…」

 これはラミレスとのえっちが好きという意味である。
 軍籍を抜けてからマークはラミレスに攫われるようにしてラミレスの拠点の一つにて監禁されていた。
 特にやりたいこともなかったのでずっとえっちなことをしている。

「なんで、はぁ、んっ…俺とえっちしたの?俺そんなに可愛かった?」

 聞けなかったことを聞いてみるマーク。腰は動かしながらだ。

「自惚れすんなよ。ちょっとクソガキに嫌がらせしたかったダケよ」

 クソガキとはインサニアのことだ。

「そっか…俺寝取られちゃった…?」
「そうヨ?薬も気に入った?」
「薬がなくても俺は敏感ですけど!」
「えぇ…?自己申告ありがトウ…?」
「薬は使わなくていいですしラミレスさんも使うのやめて治療しましょう。
 俺できますから治療!」
「しなくていいわンなもん」
「ひゃん!」

 突き上げられて可愛い悲鳴を上げるマーク。
 最近のマークは身体が柔らかい。もともと柔らかいが、肌がむちっとしているような、そんな―――
 もっと触っていたい、という衝動にハッとするラミレス。
 だめだ、相手が堕ちても自分が堕ちるのは嫌だ。

「クソがよッ!」
「ひゃ!?なに、なっあっ…!!!」

 急に体位を変えられ、激しく犯され始めてマークは鳴かされた。




 そんなことを続けていた。
 ラミレスなのでゴムなど付けない。
 マークを精液まみれにしてやった。抱けば抱くほどにマークは色気が増してくるのでちょっと楽しんでしまったところもある。
 ラミレスがそれに気づいたのは、よく見ると腹が膨れていることに気づいたからだ。
 毎日見ていたのだが、こう、全体を遠くから見てシルエットがアレ?となったのである。

「…あの、ねぇ。お腹気づいてる?」
「……」

 マークは視線を泳がせながら頷く。

「その、妊娠…してたの、言い出せなくて…気づくの、俺も遅かったし…」
「へぇ…ワタシ、腹の中のガキにたくさんぶっかけてたわけカ?」
「そ、そーなっちゃう…かな?」
「おい、医者ァ…」
「だって!ラミレスさんに捨てられちゃうと思って…捨てないでほしい、好きだもん。ラミレスさんのこと好き」

 ぽろぽろ泣き始めるマーク。

「ん?あれ?好きってそういう…?」
「好きになっちゃってたぁ…!」
「ンなバカな…強姦した相手ヨ?マゾなの?」
「強姦は…まぁ、インサニアで慣れてるし…。その、えっち、すごいから…好きだったけど、ラミレスさん自身のことも、たぶん、好きで…」


 クッソ可愛い


 謎の感情が浮かびラミレスは無言でアンプルを自分に打つ。

「なんで打ってんの!?」
「冷静になろうと思って…」
「気軽に違法薬物を打たないでください!!!」
「まァ…捨てないワよ。ずっとここに監禁しといてアゲるワ…」
「ラミレスさん…」

 マークがぎゅっと抱き着いてくる。

「…」

 もう一本アンプルを打つ。

「だから!!!なんで打つの!?!?!?!?」
「もう少しでテメェを犯し潰すところだった…」
「なんで!?!?!?」


    ◇◇◇◇


 インサニアがラミレスに呼び出された場所に到着すると、そこにはラミレスとマークがいた。
 マークはニコニコしていた。そして赤ちゃんを抱っこしていた。

「…マーク?」

 不穏な空気を感じ取るインサニア。

「久しぶりインサニア!…インサニアに伝えないといけないことがあって…」

 マークは申し訳なさそうな顔をしてインサニアから視線をラミレスに移す。
 聞きたくないインサニア。
 もう不穏すぎる。
 しかしマークは容赦がない。

「ラミレスさんの愛人になったよ」
「うっ…」

 怯むインサニア。

「ラミレス、貴様マークを洗脳していたのか…」
「洗脳っていうか身体に覚えさせてたワね」
「貴様ッ…私のマークだぞ!」
「じゃあ名前身体にでも彫っとけよクソガキ」
「ちょっと待った、あとねインサニア!」

 マークが二人の会話に割り込む。
 インサニアに赤子を突き出す。

「この子!インサニアの弟のバイスだよ!」
「…………」

 ぶっ倒れるインサニア。

「インサニア!?大丈夫インサニア!後頭部から思いっきりいったけど!!!!」
「弱ァ…雑魚ォ…」

 ラミレスは気絶してるインサニアを笑っていた。




「僕が先にセックスしてたのに…」
「ごめんってインサニア。…なんで俺が謝ってんの?」

 バイスをあやしながらインサニアを宥めるマーク。

「マークは僕のなのに…なんであんな鬼畜のところに行く?ドマゾなのか?」

 父親と似たようなことをいう。

「…好きに、なっちゃったんだもん」

 頬を赤らめるマーク。

「―――吊り橋効果というものがあってだなマーク」
「ち、ちがうよ、そういうのじゃないって。ずっとえっちしてたら、なんか…ね?」
「チョロすぎんだよお前…」

 インサニアは頭を抱える。もうダメだ、頭がおかしくなりそうだ。
 淫乱ドビッチマゾの攻略はRTAのように素早くキメねばならなかったのだ。
 マークがずっと横にいると油断していたのだ、インサニアは。
 ラミレスより早く手を出していれば弟が増えることもなかったのに。

「僕が先だったのに…」
「だからごめんって。てかインサニアにはラクリマさんいるじゃん…」

 正論のマーク。
 しかしインサニアはそれどころではなかったので聞いていないのであった。