マークママルート

親子いちゃいちゃ

「お疲れ様バイスくん」

 ラクリマはやれやれ~と息をつきながらバイスをねぎらう。

「ラクリマお母様もお疲れさまでした」

 バイスもそう返して微笑む。
 二人はインサニア家代表として夜会に顔出しをしてきたのである。
 夜会とはいえダンスをしてきゃっきゃうふふという華やかなものではなく顔合わせが目的で軽食を取りながら家同士の話をするわけだ。
 ダンスなどはもっと奥ゆかしい…格式高い夜会の時に行われる。
 アマツでいうとお盆の集まりかな…と絶妙なラインで思うバイスだ。
 そしてバイスは「僕は跡取りではないのに…」と思っている。が、実際に周りはバイスを後継者扱いしている。本人だけが気づいていない。
 ラクリマはバイスの実母ではないが職業柄こういった催事には慣れているので義母や当主が出られないときにこうやって参加している。

「私たち庶民だからこういうの疲れるわよね、ほんと嫌」
「お父様とお姉さまが変わってくれればいいんですけど」
「無理なのよねぇ」

 溜息を吐いて、二人はそれぞれ着替えを終えて解散となった。
 バイスは別宅に赴く。
 途中で父とすれ違い、母と楽しんでいたな…と思うバイス。
 ヤってないで夜会にいってくれと思う。
 でも我儘なので行かないのだ…。
 ラクリマお母様にお尻をペンペンしてもらえばいいのに、と考えながらバイスは家に入る。
 むわっとお母様のとお父様の匂いがする。
 自分の嗅覚は鋭すぎると思う。お母様譲りだと聞いている。
 それよりも両親のセックスの匂いを感じて興奮してしまうことに罪悪感が沸く。
 バイスは恐る恐るリビングを覗くと、母がテーブルに突っ伏していた。
 ソファでいちゃついてなんやかんやでテーブルを使って散々母を犯したらしい。
 お尻を突き出したポーズのまま上半身をテーブルに預けた母は荒い呼吸を繰り返している。
 バイスはドキドキする胸を押さえ足音を抑えながらマークに近づいて観察する。
 お尻の穴と膣穴から白い液体が溢れ流れてえっちだった。
 服…というかえっち下着は散乱し見慣れぬ小瓶が転がっているので拾って確認する。
 ラベルはない。微かな甘い香り。中身は残っていないが縁を舌先で舐めて味を確認する。

「…媚薬?みたいなもの?興奮剤かな?」

 微かな味しか解らないのでなんとも言えないバイス。
 父が面白がって母に飲ませた可能性が高い。
 医者であるが倫理観ゼロなのでたまにこういう違法スレスレ薬品を出してくるのだ。
 違法である可能性もあるが…。父はバレなければセーフと思っていることが多いので…。

「お母様、お加減いかがですか?」

 バイスは優しくマークを抱き起してソファに寝かせる。
 マークはとろんとした目でバイスを見上げて、その顔に手を伸ばして自分の元へ引き寄せるとキスをしてくる。
 抵抗できずにバイスはキスを受け入れる。
 いつもなら慌てて拒絶するが今のマークは正気ではない。
 バレないかも!という下心が出てしまった。
 バレなければセーフなのだ…。
 バイスも母の肩を抱き寄せて舌を絡ませ母の舌の味を堪能する。

「ん…ちゅ、んぅ…ぁ、んぅぅ…」

 母の舌がえっち。
 吸い付いてくるので吸い付き返す。
 バイスは自分の脳が痺れていくような感覚を感じていた。母のキスが気持ち良すぎる。
 ちょっとした下心だったのに抜け出せない。

「いん、さにあ…」

 父の名を呼ぶのでドキっとする。
 それはそうだ、さっきまで父とセックスしていたのだから。
 いけないことをしてしまった罪悪感に塗りつぶされたバイスは慌てて身体を引き離す。

「お、お母様!身体を、綺麗にしましょう、このままは、ちょっと…」

 呼吸を整え、バイスは笑みを浮かべ母を抱き上げて風呂へ向かう。
 空っぽの湯船に母を置いてシャワーを局部にかけ始める。

「あっ、あんっ…」

 艶めかしい母の声。
 また母に触れたい思いが沸いてくる。止められない思いにバイスは負ける。
 溢れ出てくる白濁をもっと掻きだすように母の秘所に指を捻じ込む。
 熱い、柔らかい、いけないところを触っている。
 どうしてこうしてしまったのか、慌てたのだ、早くセックスの痕跡を消したくて―――
 マークは腰を浮かせて催促するかのように揺らす。

「ばい、すぅ…もっと、いじってぇ…」
「え!?」

 名を呼ばれて驚くバイス。
 マークの手がバイスの手を掴んでぐりぐりと股間を擦りつけてくる。
 なので、バイスは指の数を増やし掻きだすのではなく手淫しはじめた。
 気持ちよさげな母の吐息と表情。
 蕩けた顔はそのままだ。
 マークが軽くイったところでバイスは手を引く。

「バイス、服脱いでぇ?」
「いえ、脱げません」
「いいじゃん、ねぇ、バイス、一緒におふろはいろ」

 マークは危なげな手つきで湯船のパネルで操作して湯を溜め始める。

「おちんちんみせて」
「っ…!」

 真っ赤になりながらバイスは母の言う通り服を脱いで下半身を見せつけてしまう。
 完全に勃起していた。
 マークは嬉しそうに陰茎に吐息をかけながら裏筋に舌を這わせ始める。

「おかあさま、いけませんっ…!」
「舐めてるだけだよ、だいじょうぶだよぉ…」
「んぅっ!ん、ぅぅ…」

 母の舌ぺろぺろに耐えるバイス。
 マークの手がお尻に回って撫でまわしてくる。むにむにと尻の肉を揉み始め、マークの口は陰茎にキスをしまくり、陰嚢にもキスを始めた。
 先走りでとろとろに濡れ始めるソレをマークはうっとりした顔で見てくるのだ。
 寝たふりしているバイスにイタズラをしていたマークなのでもう興奮を止められない。
 バイスを湯船の中へ入らせて、マークはバイスの上へ馬乗りになった。
 そしてペニスで股を擦り始める。

「洗ってるだけだか、らぁ…擦り合ってねぇ、洗ってるんだぁ…」

 とろんとした目でバイスに言い聞かせるようにいうマーク。

「はー…♡ バイスのおちんちん、おっきくなったねぇ…♡ あっあ、あぁ、キスしてるみたぁい…♡」

 亀頭部分とクリの部分が擦り合わさりマークが興奮する。
 マークはバイスの乳首も吸い付き始めた。

「バイスのおっぱい、えっちになっちゃったね…♡」

 毎晩マークに乳首を捏ねられていたせいでバイスの乳首はちょっとした刺激でぷっくりと可愛く突起するようになってしまった。
 それにマークは唇で挟んで吸い付いたり歯を立てて噛んだりする。
 舌で乳首をぐりぐり押しつぶされてバイスは声を漏らして悦んでしまう。

「あは、かわいー♡」

 マークはバイスの反応を楽しみながらもう片方の乳首を爪でカリカリと引っ掻いたり弾いたりして遊ぶ。

「おかあさま、だめ、おかあさま…!」
「気持ち良すぎる?乳首弱いのインサニアに似ちゃったねぇ?」

 そこはお母様では!?と思うバイスだがマークはインサニアだと思っているので、まぁ、それはそれでいいか…と思い直す。
 湯が溜まって浮力でマークの擦りつけが緩くなってきたのでバイスはマークの腰を抑え自分からもぐりぐりと擦りつけ始める。

「あ、あ、あぁぁ…」

 自分でやるより人にされるほうが感じるのか、マークはふにゃふにゃと身体から力を抜けさせて素股の快楽に没頭する。
 本当は捻じ込まれたいはずだ。
 お腹の奥が疼いているはずなのだ。
 湯で解らなくなってしまっているが愛液が溢れているはずだから。
 バイスは擦るのではなく打ち付け始める。挿入せずの打ち付けだが振動だけでも気持ちいいらしい、マークは疑似セックスを楽しみ始めた。

「あぁぁぁ…」

 涎をだらだら垂らしながらマークは達する。

「はっ…はっ…」
「そろそろ上がりましょう、お母様」


    ◇◇◇◇


 はふはふしている母の身体を拭き髪を乾かして二人でベッドにもぐりこむ。
 興奮が冷めない。

 バイスは望まれるがままマークの脚の間に顔を埋めてその愛液を啜る。
 舌を捻じ込んで味わう。
 指でクリを摘まみ、捏ねて母の身悶える声を堪能する。
 こんなにも仕上がっているのに、入れてはだめなのだ、親子だから。
 ふやけてしまいそうなほど舌で母を味わった。

「おかあ、さま…」

 挿入し(いれ)たい。
 母も自分も顔が赤く目も熱でとろんとしているだろう。
 お互い欲しているのに、叶えてはいけない一線を踏みとどまっている。
 キスをし合う。
 もう遠慮なんてなかった。
 キスをして、身体を擦り合わせる。いつも母がしてくる体の擦り合わせを全裸でし合う。

「お母様…今日だけ、抱っこしていいですか?」
「うん、ママも抱っこしてほしい…」

 バイスはマークを抱きしめる。
 柔らかい、胸に顔を埋めて母を感じる。
 そのまま寝てしまおう、そう思った。








 翌日、目覚めたマークは飛び起きて頭を抱える。

「インサニアの変な薬でバイスにセクハラしちゃったじゃん!!!!」
「お、おかあさま…おはようございます?」
「おはようバイス!ご、ごめんねなんか昨日変な勢いでセクハラしちゃって…」
「いえ、その、あの、お構いなく…?」

 役得であったので問題は何もないのだが、マークはバイスが傷ついているとでも思っているのであろう。
 心配な様子でバイスを伺っている。

「あ、あの、さ…色々、ありがとね…?」
「はい!あ、いえ、その、息子として当然のことで…?」

 実母とキスをし合い裸を擦り合わせる行為は当然ではないのだが、バイスは考えないことにした。
 えらいえらいと抱きしめられるバイス。
 ママのおっぱいの威力は凄かった。