正史B

愛していると、言って

「バイス、くん」

 マークから吐息混じりに名を呼ばれるのが堪らなく良い。
 そしてマークの手が背に回されて、バイスはキスをしてマークの唇を味わう。
 誰かの代わりではない、ただ自分を求めてくれる。

「愛してますマーク先生」

 耳元で囁いて腰を振るう。
 甘い声が漏れてマークの腰が震える。
 バイスのナニを求めて中が締め上がってくる。
 ずっとマークの喘ぐ声を聞いていたい。
 しかしキスもしていたい。

「あっ…んぅ」

 バイスに鎖骨を噛まれて悶えるマーク。

「マーク先生、僕のこと好きですか?」
「好、きィ……!」
「嬉しいです」

 マークの脚を掴み上げて腰を打ち付けるのを強めていくバイス。
 瞬く間にマークは射精し自分の腹を汚す。
 その姿が堪らなくて、バイスはマークの奥に熱を注ぎ込む。

「僕のことをずっと考えてくれています?」
「んぅ、ぅ、ぅぅ」

 キスで口を塞がれてマークは呻くことしかできない。
 熱と涙で潤んだ目でバイスを見つめるマーク。
 あまりにも愛しくてバイスはマークの両手を握りこみながら腰を揺らす。
 キスの合間にマークの息が漏れる。

 ずっとバイスの存在を感じていて欲しい。

 ずっとバイスのことを考えていて欲しい。

 誰かの代わりにしないで、愛し合いたい。

「はぁっ…!バイ、スくん…!好き、好きだよ。やさしいえっちしてくれるのも好き…」
「ふふ、嬉しいです、マーク先生…」



 愛している と、言って欲しい。