正史B

ラミレスとインサニアIF

IF世界。ラミレス視点。猟奇的な関係になる場合もあるよっていう話。


 初めて息子を見た時、とても腹が立った。

 中身が自分に似ていないから?
 存在そのものが?

 理由はよくわからない。色んな事が合わさってこうなっているのだろう。

 インサニアは対して強くもないくせに何かと噛みついてくる。
 ラミレスはインサニアからの喧嘩を買って殴り合った。
 傭兵を生業にしているし格闘術の心得もある。
 ただの医者であるインサニアが勝てるわけないのだ。
 ボコボコにしても治癒魔法で立ち上がってくるのでゴキブリみたいだなという感想しか沸かなかった。
 ただ弱いやつの相手をしているだけなのもラミレスにはなんの旨味もない。
 だから嫌がらせのためだけにラミレスはインサニアを犯した。
 腕を縛り上げて、服を切り裂きただ穴を犯してやる。
 インサニアが拒絶で嘔吐するのでそれは面白かった。
 そんなに嫌ならもっと抱いてあげるのが父の愛というものである。

「ワタシに犯されてママとお揃いニナレてヨカッタわね」
「こ、殺スっ…殺す…!!!!」
「ああ?口ばっかりだなオマエはよォ!」

 ラミレスはインサニアの頭を掴み上げて思いっきり叩きつける。

「どうしたノ?もっと抵抗シナイの?あは、バカみたい。こいつでお前のママを犯しまくってやっタんだからな?
 味わえヨ、気ィ失ってンじゃネェぞ」

 インサニアの脚にナイフを突き立てる。

「ぐっ…う…!」



   ◇◇◇◇



「っ…あ、あっ…あぁぁ…」

 たくさん抱いてあげるために薬を打ってあげた。
 インサニアは理性を飛ばしてただ快楽を求め喘ぐだけのものになった。
 母親の成分はまったくない、ラミレスの一族特有の身体。
 本当に面白みがなくて、息子が哀れだなと思う。
 締まりが良いのも未使用だったからだろう。
 キスをしてやると嬉しそうに受け入れるので腹が立って頬を殴ってやる。

「あっ…」

 大きく仰け反って痙攣を繰り返す。

「あは、ケツでイケてル?それともクスリがキてル?」

 ラミレスは面白がりながら腰を打ち付けインサニアの身体を揺らす。
 狭いインサニアの中がいい具合に締め付けてくる、奥でぶちまけてやるとインサニアの声が上がった。
 インサニアの前髪を掻き上げて顔を見てやる。
 薬でラリっている顔だ。快楽で蕩けている顔とはまた違う。
 その顔が、叔父を思い浮かばせて腹が立った。
 その首を締め上げる。本気で締め上げればすぐに首の骨を折ってしまうので加減をして。
 インサニアは薬のせいで抵抗らしい抵抗はしてこなかった。生理的な痙攣と苦しみから逃れるためにラミレスの腕を掴んでくる。
 しかし力が入っていない。

「…っ!」

 意識を失ったのかぐったりするインサニア。
 なかなかイカなかったくせに、失神に合わせて射精している。精液が漏れているという表現が正しい。

「首絞められてイくタイプなんだぁ?」

 ラミレスは笑いながらインサニアの中からナニを引き抜く。
 精液と血で汚れている。
 ぼろぼろにした息子を見ても何も感じなかった。
 ただそこに息子がいるな、というだけだ。狂いそうなほど愛おしくも感じない。

「はー、クソつまらナイわ」

 インサニアを見降ろしながら呟く。
 何もかも、ヤってる最中は楽しかった気がするのに終わると何もかも、つまらなくなる。
 ラミレスは薬を自分に打つ。

 常に高揚していたい、その方が楽しいと錯覚できるから。