マーク先生
マーク先生はえっちだな、とバイスは思う。
彼の目の前で、バイスに中出しされてはふはふ息を乱して余韻に浸っているマークがいる。
まだ繋がったままだ、結合部の隙間から自分の精液が垂れ流れて床を濡らしている。
ゆっくりと引き抜き始めるとマークは小さく声を漏らしながら引き抜かれる感覚に気持ちよくなっている。
えっちすぎる。
バイスはちょっとだけ遊ぼうと思いなおして腰を止め、カリ首で引っ掛けるように肛門の縁あたりを掻き回すようなイメージで浅い部分を擦る。
「わ、あ…」
もう終わりのつもりだったマークは驚きの声を漏らして身を起こす。
なのでバイスはマークの唇にキスをしてまた押し倒す。
キスもちゅっちゅ、と軽いキスを繰り返す。
マークの腰が浮く。強請るように、バイスのペニスを飲み込もうとしてアナルがヒクつく動きをする。
しかしバイスのペニスは深く侵入することなくそのままにゅるんと出て行ってしまう。
「え…?」
「終わりですよマーク先生」
バイスはマークの耳元で囁く。
可愛らしいクセっ毛な髪を指で絡めて愛でながら、バイスは微笑んでマークを見下ろす。
「あまり時間をかけると、誰か探しに来ちゃいます。見せつけたいのなら、そのように致しますけれど」
かぁっとマークの顔が真っ赤に染まって恥ずかしそうに身を起こす。
バイスはクスクス笑いながら精液が零れるそこやペニスをハンカチで拭ってやり、マークの身なりを整えてあげる。
バイス自身も身なりを整えて、マークに手を添えて一緒に歩き始める。
「僕に付き合ってくださってありがとうございました。…愛してますよマーク先生」
「うん…」
恥ずかしそうにしながらマークは頷く。
「バイスくんが俺のこと好きなの嬉しいよ。なにかまた悩みがあったら相談してね」
「はい、またお願いするかもしれません」
「うん…」
マークはバイスの心の中は読めないが、なんとなく本能的なもので察することができる。
バイスの複雑な想いの捌け口になることはインサニアで慣れているマークにとっては普通に受け止められることであった。
どういった形であれバイスを受け入れることでバイスが救われるのなら―――そういう心づもりである。
◇◇◇◇
別の日。
「ああ、インサニア先生とヤったあとでしたか」
バイスは両手でマークの尻を掴んで左右に開き、アナルから溢れる精液をじっくり眺める。
広げられて締める力が弱まったからか、勢いよく排出されたあとはだらだらと垂れてくる。
「いっぱい出されたんですね、ふふ」
「み、みないでぇ…」
羞恥に歪むマークの顔だが、バイスは気にせず気が済むまで眺めるとそこを舌で舐め始める。
マークは嬌声のような声を上げて逃げようとするがバイスは離さない。
じっくりと味わうバイスにマークは泣きながらも興奮し勃起していた。
「んふ。お尻を舐めれらながら扱いてください、ね?」
「うぅ…」
バイスに従いマークは自分でペニスを扱き始める。
可愛くてえっちなマークの姿に満足するバイス。
そして舌をアナルから会陰へ這わせて、会陰から陰嚢あたりをぺろぺろ舐めながら指でアナルをほじくる。
「ひぅっ!ぅぅ、んぅぅ…!」
仰け反りつつマークは手を止めず声を必死に抑える。
バイスの指がマークの感じるところを刺激し始めて達するマーク。
イってもバイスは手を止めず、精液に濡れるマークのペニスを口に咥え込んでしまう。
「ばいすくんっ!ばい、すく、んぅぅ!!!!」
マークはバイスの頭を掴むがそれ以上引き剥がそうとする力は出なかった。
指に絡むバイスの黒髪が気持ちいい、指先がゾクゾクとして、興奮してしまう。
バイスの喉の奥、いつもインサニアにつっこまれ気持ちよくなってしまう部分を突き上げてしまう。
それでもバイスは目を細め受け止めてくれる。
腰が勝手に動いてしまう、何度もバイスの喉を犯して射精し、精液を飲み込ませる。
「あは、前立腺をマッサージされながら喉の奥まで咥え込まれると気持ちいいでしょう?ふふ、知ってますからね」
「ば、いす…」
「もっと気持ちよくなりましょう、先生。ほら、先生がえっちなので僕はちゃんと勃起しています」
下半身を見せつけてバイスは言う。
欲しい、欲しくて腹の奥が疼く。さっきまでインサニアに犯されていたのに。
貪欲な体が怖い。
「はっ…あ…」
挿入されて息を吐くマーク。
ゆっくりと、圧迫されていく。
バイスの服を握りしめて腰を振ってしまう。
「んふふ、欲しがりさんですよね」
「ごめ、勝手に、腰が…」
「いいんですよ、好きなようになさってください」
「ごめん、ごめんね」
マークの脚がバイスに絡み、マークの腰はバイスのそれを飲み込んでいく。
「あー…♡」
欲しかった深い所に来たのでマークは快感による声を上げる。
ここをインサニアに突かれるのが好き。
何度も何度も疲れて、頭がおかしくなると緩むのか、その先へ先端が入ってしまう。
そのこじ開けられて、はいっちゃったという感覚が痺れるような快感になるのだ。
マークはバイスの肩に腕を回して腰を振る。
「あは、インサニア先生に先に犯されてたせいですぐトんじゃいましたね?
頭がバカになっちゃってる先生も好きですよ、必死に腰振っちゃって可愛らしい」
バイスはマークの腰を掴むと、力強く深く腰を打ち付ける。
マークの絡んでいた脚が外れる。
マークの身体は仰け反って痙攣していた。それに追い打つようにバイスは腰を動かしてマークの大好きな奥を強く刺激する。
そうしてインサニアと同じ深みに達するとマークは脚をピンと伸ばし痙攣を繰り返す。
「イってますねぇ、あは。かわいい。イってるところですが、僕はイケてないのでこのまま動かしますね」
直腸を越えた部分を擦り叩かれ続け、マークは喘ぎもままならないほどぐちゃぐちゃに蕩けてしまう。
(…僕もこんな姿だったのかな)
まだ大人になっていなかったので幼少期はぐちゃぐちゃになるまで犯されていた。
きっと今の、目の前のマーク先生のように可愛くなっちゃっていたであろう。
成長してからは父を犯していたが、ここまでに仕上げていたかはよく覚えていない。
薬で記憶が曖昧なのだ。
「ば、いす…くん」
マークに抱きしめられる。
「ばいす、くん、ばいすくん…」
「……はい、マーク先生」
繋がったままであるが、マークはバイスをしっかりだきしめて離さない。
なのでバイスはマークが落ち着くまでマークの腕をぽんぽんと叩いて宥めた。