正史A

まだ日が浅い頃の職場エッチ

メスイキ流行ってるんでメスイキするマーク書こうとしたらなんか短文になっちゃった。
まだ職場エッチしはじめて日が浅い頃の設定。場所はまだ病院。
 壁に手をついて尻を突き出す体勢は屈辱的である。
 しかしそれでも素直に従ってしまうマークは今その姿であった。
 インサニアが人気のない場所にマークを引きずり込んでマークは言われずともインサニアの望むがままに付き合う。
 そうでないとインサニアの苛々が酷くなってしまうからだ。
 ベルトを外されズボンが落とされる。
 下着はずり下されて露出した尻にインサニアの下半身が密着。
 コンドーム付きのペニスを無理やり捻じ込まれて息が詰まるマークだが体の、特に尻の力を抜くよう意識する。
 抵抗してはダメだ、長引いてしまうから。
 インサニアは発散をしたいだけであってマークとの逢瀬を楽しみたいわけではないのだから。

「っ…ん、ぅっ…」

 口元を手で覆って声を抑える。
 機嫌が悪いと煩いといって殴られるので。

「ん、んっ…」

 インサニアの吐息を首筋に感じる。
 興奮している、苛々しながら興奮してくれている。

「はっあ…♡」

 無意識にマークは深く息を吐く。
 インサニアが興奮してくれると嬉しく思ってしまう。
 友達同士だからその感情は間違っているはずなのに。
 ゾクっと腹の奥から不思議な感覚が這ってきた。
 インサニアもそれに気づいたらしく、マークの感じる部分を刺激し始める。

「んっ!?あ、待って、待ってぇ…!」
「うるさい。ここ、好きか?」
「な、ぁっ」

 からかう様に言われマークは羞恥に身震いする。
 インサニアの腰の動きが強くなる。
 マークは崩れそうになる身体を壁に縋りつくように支える。
 今までも、たまに感じていた深い快感が来ていた。それが今来るんだと思うとマークは焦った。
 ここは職場で、まだ仕事があるのだから。

「う、あっ…!」

 声を必死に堪えながらマークはガクガクと体を痙攣させる。それよりも中が小刻みに伸縮するように痙攣し味わう快楽に脳が溶けそうだった。
 余韻に浸る間もなくふいに引き抜かれ、インサニアに身体を抱えられてそのまま床に倒される。
 仰向けに、足首に引っかかるズボンを邪魔そうにインサニアが引っ張り靴ごと脱げる。
 そのまま脚は押し広げられて再びインサニアがペニスを挿入する。

「や、待っ…いん、さにっあ!」

 インサニアは笑いながらマークを犯す。今までここまでしなかったのに、さっきイったのが気に入ったのかもしれない。
 感じる部分をまた重点的に攻められながらマークは必死に両手で口を抑えて声を抑える。
 尻が溶けそうだ、インサニアに犯され続けて気持ち良くて、前も触ってほしい、前も気持ちよくなりたい。
 しかしインサニアは触ってくれない。
 先走りでシャツが濡れる。
 インサニアのゴム越しの熱にマークは腰を痙攣させながらイった。
 前はゆるやかに先走りを垂れ流してるだけで、尻だけでまたイったのだ。

「いん、さに、あ…」
「起きろ」

 インサニアはマークに声をかけながらキスをしてやる。
 マークはチョロいのでそれで機嫌がよくなるだろう、という雑な考えである。
 マークの舌は舌触りが気持ちがいい。
 精液を受け止めたゴムを外し、身なりを整えてからマークのズボンを履かせて立たせる。
 マークの顔がえっちすぎる。
 仕事ができないかもしれないが、マークは手術を受け持つような仕事ではないのでいいか、とインサニアは思う。







 職場に戻ってきたマークの様子に看護婦たちは「ヤってきたな」と察する。
 マークがインサニアとヤったあとというのはとても解りやすい。
 もう顔がえっちなので。
 いつもニコニコと陽気な笑顔で人当たりよくやっているのに、今はぼんやりした顔で潤んだ目が遠くを見ている、現実を見ていない。
 性処理のみのえっちの時は恥ずかし気に頬を染め俯いてるだけなのだが、こいつがっつりヤられたな今日は、と察することができるのである。

「チッ」

 そんなマークをみて舌打ちするのがマリサである。
 インサニア公認の愛人である彼女はマークが気に入らないのだ。
 寵愛を独り占めにしたいタイプの彼女であるがインサニアのことを理解しているためインサニアに自分だけを見てなんて言わないが。
 舌打ちぐらいはしてもいいだろと思っている。

「マーク先生、ぼやっとしてないで仕事お願いします」
「あ、ごめん。うん」

 マリサにトゲトゲしく言われて正気に戻ったマークは自分に当てられた追加の仕事がないかの確認を始める。

「マーク」

 インサニアがふいにやってきてマークとマリサはビクっとする。

「な、ななななに!?」
「…マリサもいたのか」

 インサニアは思案顔になる。品定めに近い。
 これはどっちにしようかなという顔である。
 もちろんマークは「なんだろ?」と純粋に思い、マリサは「選ばれるのはわたしわたしわたしィ!!!」と心の中で猛烈アピールをしている。

「インサニアくん!ちょっとねー、たいへんー」

 呑気なアンナの声が響いてくる。

「…またあとで」

 インサニアは二人にそう言って声の方へ行ってしまった。

「ぐぅぅぅ!」

 マリサが急に唸るのでビビるマーク。

「どうした…の?」
「なんでもありません!」
「そ、そう?」

 マークはマリサが苦手である。
 マークのことをインサニアの愛人だと認識して突っかかれてしまうからだ。
 愛人ではないのに。
 ただの友達なのに。
 インサニアもちゃんとマリサに言っておいてほしいとも思うが言わないのは面倒くさがってるだけなんだろうなとマークは思っている。

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