2009年に書いたものを少しリメイク。正史AのIF。
登場人物紹介・宰一行
宰:目つきと性格の悪い眼鏡。重力魔法持ち。
サリィーナ:サキュバス。魔界出身。
ビフロンズ:今回出てこない。
ムニン:死んだ目の金髪おじさん。悪魔崇拝者。
地獄、第九圏トロメア。
宰一行はそこを拠点にしていた。
「悪魔憑きは難儀だな…ククク」
楽しそうに笑うムニン。
宰が拾ってきた人物はインサニアであった。今はベッドに横になって頭を抱えて震えている。
絶え間なくエリィの声が聞こえているのだ。
「宰にどうにかしろとは頼まれたがどうするかな。まぁいい、おい貴様」
ムニンはインサニアの肩を掴んでこっちへ顔を向かせる。
「な、なんだっ…触れるな、私に触れるな!」
「そろそろ眠らないと死ぬぞ?」
「うるさいっ…うるさいうるさい!!!」
ヒステリックに叫ぶ。それはムニンに対してなのか、エリィに向かってなのか。
「サリィにお任せ!」
「任せよう」
「いいんですか!!?」
自分で飛び出しておきながら驚愕するサリィーナ。
「この男もお前の餌ぐらいにはなるだろう」
「マスターってたまに残酷」
「私は常に残酷だが」
「そういわれるとそんな気も!ともあれサリィの手に掛かればイチコロですよ!」
「殺すなよ」
「わかってます~vvv」
いいながらサリィは服を脱ぎインサニアの上へ跨る。
「さっきからえっちな匂いがしまくりだったんですよ~?
ふふふふ、うふふふふふふふ!!!」
暴れるインサニアを余裕の笑顔で押さえ、キスをしながらズボンを脱がす。それは既に勃起していた。
エリィによる凌辱を味わったあとだったためだ。
「やめろ…やめてくれ…!!」
「だめですよ~、こんなになっちゃってるおちんちんを前にしてやめれるわけないじゃないですか~。
いただきま~す!」
「うわあああああ!!!?」
悲鳴を上げるインサニア。
今までこんな悲鳴を上げたことはない気がする。
サリィの舌は人間よりも長く、軟らかく、吸い付くように触れてくる。
「あっあっ…あひっ…アッ…」
サリィの角や頭を掴みながらビクンビクンと身悶えているインサニア。
いくらエリィの触手攻めにあい感度が上がっているからとはいえ、触手よりも気持ちが良すぎる。
それよりも感度が上がっていっているような気がしてくるのだ。
しかし身体は火照り、その熱のせいか頭がぼんやりしてくる。
どうやらイってしまったらしい、サリィからじゅるじゅると汁気のモノを啜り上げている音がしてくる。
意識のあるうちに抵抗しなければと本能的に思ったインサニアは、涙が溢れてぼやける視線をサリィに向ける。
「―――ッ!?」
それはサリィではなく…インサニアのよく知った、煌く金髪の女性であった。
「かぁ、さ…ん!?」
『テネブレちゃん…もっとお母さんと気持ちよくなりましょ?』
しなやかな白い指がインサニアの頬を撫でる。
「かあさ…ん……」
困惑しているインサニアに迫る、美しい母の顔。
『いいのよ、全部お母さんに任せて―――お母さんと、したかったのよね?』
赤紫色の瞳で真っ直ぐインサニアを見つめながら、血のように赤い唇でインサニアの口を塞ぐ。
絡み合う舌の感触に、インサニアの思考は考えることを止めてしまった。
「かあ、さん…かぁさん……」
『ふふ…可愛いわテネブレ』
「ふふふふふ!いっぱいいっぱい出してくださいねー!うふふふふ!!!」
腰を動かしながらサリィーナはインサニアを犯していた。
インサニアはサリィに必死にしがみ付くようにして喘いでいる。
喘ぐことしかできないのだ。
既に、サリィの中へ挿入された時点から腰の感覚が痺れ、動かされて腰が砕けたようになってしまい自分の意思で動かせなくなっていた。
脚も快楽からなのか痙攣しっぱなしである。
「いっ…あーーー!!!あぁぁぁーーー!!!」
「ふふふ、いっぱい出てますよーv」
涎を垂れ流しながら仰け反って悲鳴をあげるインサニアの頬にキスをしながら囁くサリィ。
「かあ、さんっ…もう、僕死んじゃう……!!これ、いじょうは…」
喘ぎながら、涙を流しながら訴えるインサニア。
「大丈夫ですよー!気持ちよすぎて怖いだけなんです、うふふふふ!もっともっとイケますからね!!
最高の快楽を提供しちゃいますよ、触手なんかよりもクセになっちゃうぐらいに――――」
にっこり微笑むサリィーナ。
にゅるりっとサリィーナの尾てい骨あたりから尻尾が生える。
蛇のような太さとしなやかさをもった尻尾だ。
サリィーナは腰を動かしながらもインサニアのアナルへ手を伸ばし解しに掛かった。
「うふふ、触手に弄ばれただけあってすぐにイケそうですねー!
よーしイっちゃいまーす!」
「っああああああああ!!!???」
尻尾が侵入し、いきなりの異物の侵入に悲鳴を上げるインサニア。
「こわくなーいこわくなーい、触手じゃないですよ~、ほらほら気持ちよくなってくる~♪」
「あっあぁ、母さんっ…母さんッ…!!」
「うふふふ、かわいいですね~。おっぱいも飲みますか~?うふふふふふふふふふふ」
といいながらも無理矢理乳房の先端をインサニアの口へ押し込むサリィ。
当然淫魔から分泌されるものは普通のミルクではない。
妙に甘ったるい味のそれは相手の精液を枯らさない役目を持っている。
体力を回復させるわけではないので注意が必要だが。
インサニアの眼は完全に虚ろになっており、サリィに命じられるまま、されるがままの状態と化していた。
「ずっとこのまま繋がってましょうね~♪」
「怒らないんだな」
ムニンは横にいる半透明のエリザベスにいう。
『先生が苦しんでいればそれでいいの…とはいえ、さすがにこの悪霊風情が貴方たちに関わるのは、ねぇ?』
「利巧な幽霊だ。…君のおじいさんも優秀な錬金術師だった」
『お爺様が貴方のこと言ってたわ』
「悪く?」
『そうね。』
「そうか…だろうな…。アイレットと私は相成れん。しかし君の姿をアイレットが見れば嘆くな」
『あら、嘆かないほどのことしてあげましょうか?』
「良い悪魔になる」
ムニンはそういって立ち上がり、サリィに近づくといつも持ち歩いている魔導書で頭を叩く。
「きゃうん!!!」
「もうよせ。死んでしまう」
「ハッ!」
小さくうわ言を言っているが、かなりぐったりしたインサニアに気づくサリィ。
「地獄で死んだら魂ってどうなるんでしょうね~」
「知るか。」
「マスター冷たい…」
腰をあげるサリィ。
ずるりっ…とインサニアのナニは抜かれ、透明な体液でどろどろになっていた。
不思議なことにサリィからは精液といったものが溢れてこない。
全部吸収してしまっているのだろう。
「か…あ…さん……いか、ないで…」
サリィに手を伸ばしてくるインサニア。
「ふふふふふ」
サリィはその手を握りながらインサニアの顔へ己の顔を近づける。
「そのまま眠ってしまっていいんですよー、ずっと傍にいますから……」
サリィの指がインサニアの額の上で妖しく動くと、インサニアはそのまま目を閉じてしまった。
何か魔法でも使ったのだろう。
「エリザベス=ピエロニよ」
『何かしら?』
「しばらくこの男を貸してくれないか」
『え?』
「え?」
エリィとサリィは同時に声を上げる。
「…サリィの相手はもう身が堪えて。こやつの性欲に応えにくい。地獄にいる間だけでかまわなから貸してくれ」
「まぁぁぁすたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
◇◇◇◇
「母さん、母さん……」
虚ろな目で笑みを浮かべながらサリィを母と呼んでいるインサニア。
「おい先生…何しやがった」
引いてる宰。
「お前もサリィの相手は嫌だろう?」
「マスター!!???」
聞こえたのか泣きそうなサリィ。
「言い間違えた。サリィの相手は死にそうになるだろう?」
「まぁそうですが。焦点あってないけど大丈夫なのか?」
「サリィーナの暗示にかかっているだけだから大丈夫だ。」
「しかし性対象が母親ってどういう育ち方したんだ…いや、いろいろあるんだろうけどさ。
とにかく殺す気はないことは分かった。うっかり殺すなよサリィーナ」
「サリィーナのこと信用してくださいよ~~~~!!!
さて、がっつり栄養のあるもの食べさせたし睡眠も十分させましたし…今夜は寝かせませんよ!!」
「不安だ…てか夢の中でしろ夢の中で。一応寝てる状態になるし」
「そうでした!よっしゃー朝までがっつんです!!」
超張り切るサリィーナであった。
◇◇◇◇
夢の世界はその者の心情や思い出や願望などが混ざり合い、それを元にしてサリィーナが世界を構築する。
狭い家…お世辞にも綺麗とは言いがたいほど古い家の一室。
インサニアの部屋。
ここは大学にはいるまで住んでいたインサニアの家。
狭い部屋だが勉強机を置かれ、本棚にはびっしりと本がはいっている。
全て母が揃えてくれたものだ。
勉強のための道具も、服も、すべて母が与えてくれていた。
その見返りを自分は示さなければならなかった。
だから延々と勉強して医者になって―――
母への想いを押し込んだまま―――
「母さん、は、恥ずかしい…っ…」
『恥ずかしがらなくてもいいじゃないの、おかしな子…』
母の姿をしたサリィは、顔を赤くしているインサニアに微笑みかけながら手を伸ばす。
『お母さんのことを思いながら、やればいいのよ…?いつものように……』
「っ……あ、やだ…やめっ……」
インサニアの手を掴み、そのままナニを扱かせ始める。
『いつものように、自分で、できるでしょう?テネブレちゃん…』
「っ…っ………」
母から顔をそらしながら、ギクシャクと扱きはじめる。
『ふふ…お汁が垂れてきた…♪』
「ッ…!!」
耳元で囁かれ続け、ビクビクと震えながらも耐えつつ扱いている。
インサニア自身、夢心地の気分であろう。
当然だ、夢の中なのだから。
夢だからこそ、理性は眠っている。
非現実さに違和感を覚えないし、安らぎを感じる夢心地へ余計に深まっていくのだ。
「か、かあさんっ…い、イキそう……イキそう、なんだけ…ど……」
『けど、なぁに…?何かしら…?』
「い、いっ……イっても、いい…?」
耳まで真っ赤にし、泣きそうな、消え入りそうな声で問いかけてくる。
『ダーメ』
「えっ…」
瞬間、サリィはインサニアのナニを咥えていた。
「ひあっ!?」
そのまま吸い上げられ、インサニアは短い悲鳴を上げながら熱を放ってしまう。
ゴクリ、ゴクリ、と味わうようにゆっくりと飲み干し、そして残りを吸い出すように吸われる。
『ふふ…』
髪をかきあげなから妖艶に微笑むサリィ。
『今度はテネブレちゃんの番よ』
ベッドの上に立ち、スカートを捲り上げながらいう。
下着はつけていない。
「え…あ…?」
困惑しているインサニアの顔の上へ股を押し付ける。
『そう、舌を使って…犬みたいに…!』
サリィに命じられるまま、必死にクンニをはじめるインサニア。
興奮しているのか、再びナニは勃起し始めている。
『興奮してるのね、お母さん嬉しい』
「っ…!」
ナニが反応する。
『ふふふふ…可愛い…入れたいわよね?入れさせてあげるわ』
「あぁ…かあさん、かあさん……」
『甘えん坊さんなんだから…ふふふふ』
◇◇◇◇
『超ハードなSMプレイにしなさい。じゃないと貸さない』
「だそうだサリィーナ」
「別にいいですけど…いいんですかマスター」
インサニアに食事を与えているサリィは心配げに問う。
「背に腹は変えられん」
「そこまで深刻なんですか!!!?」