とある街にある診療所。

 腕は良いが性格が悪い医者がいることでちょっとだけ有名である。

 いつも昼前には営業しているはずなのだが、今日は閉まっていた。

 それもそのはず……

「うぅぅ……」

 うなされながらインフェルノはベッドの上で悶えていた。

 顔が赤く汗が酷い。

「パパー?病院あけないの?」

 心配したのか娘のサスペリアがドアを開いて顔を覗かせる。

「パパ?まだ寝てる?」

 ちょこちょことベッドに歩み寄るサスペリア。

「パパ!?どーしたのパパァ!!?パパー!!!」

 異常な父の状態に泣きそうな声で叫びながら慌てて父を揺するサスペリア。

「しんじゃやだー!!!!」

「ッ…」

 カッとインフェルノの目が見開かれ、ぐいっとサスペリアの胸倉を掴む。

「耳元で叫ぶな!!!お前の声は脳に響くんだよ!!!!ぐふっ」

 言うこと言ってぐったりするインフェルノ。

「あぅぅ…ゴメンナサイ…」

「……風邪、ひいた」

 さっきとは打って変わって掠れた声で呟くインフェルノ。

「お薬と氷とってくる!」

 サスペリアは診療所に向かい薬を探し出し、洗面器に氷と水、タオルを突っ込みパタパタと父の元へ戻った。

 インフェルノは動けないぐらいに辛くなっているようだ。

「パパ…起きれない?」

 冷やしたタオルを額に置いてやりながら問うサスペリア。

「……」

 荒い息遣いで小さく頷くインフェルノ。

「…坐薬いれてあげようかっ」

 目をキラキラさせて坐薬を父に見せながら言う5歳の幼女。

 さすがにインフェルノはギョっとし首を横に振った。

「でも起きれないんじゃお尻から解熱剤入れたほうがいいと思うの…」

「なっ…んでお前、に……されなく、ちゃ……」

「パパの苦しそうな顔みたくないもん」

「やっめ……」

 ごそごそとズボンとパンツを脱がしにかかる。

 蹴り飛ばしてやりたい衝動にかられるインフェルノだが間接が痛んで脚に力が入らない。

 吐き気もしてきた。体調はかなりヤバいのかもしれない。

「んっ…しょ…!」

 重い脚を押し寄せるサスペリア。

「ふぉぉぉぉ……」

 インフェルノのナニを見て、顔を真っ赤にして寄生を上げるサスペリア。

(なんでこんな変態に育ったんだ…)

 うんざりしているインフェルノ。

 インフェルノも子供時代は趣向が変態的だったが自分のことは棚に上げている。

 それに子供が大嫌いなのでサスペリアは泥だらけのジャガイモにしか見えなかった。丸っこいから。

「おっきぃ…萎えてる状態であの…あの…大きさ…」

 魂の抜けた顔でブツブツ呟きながら、サスペリアは坐薬を挿入しようと試み始めた。

「ん?んー…入らないよパパ…」

(諦めろ。早急に諦めろ)

「そうだ!」

 何か閃いたらしくベッドから飛び降りると何やらごそごそとベッドの下を漁り始めた。

(一体なにを……)

 熱で頭の回らないインフェルノはサスペリアの奇行をぼんやり眺めることしかできない。

 が、ハッと気づく。

 ベッドの下に置いてある物を。

 小さい頃からの習慣か、インフェルノはセックスのときに使用する道具を全部ベッドの下に直しこむのだ。

 このクセを毎日インフェルノを観察しているサスペリアが知らないはずがない。

「これだよね、いれやすくするの!」

 嬉々として取り出してきたのはローション。

「…ッ…!!」

(待てソレじゃない!それは媚薬が混じって…!!!)

 口をパクパクさせるインフェルノ。

 熱で完全に声がでなくなってしまったようだ。

 まだ難しい字は読めないサスペリアは外見の形状で判別しているようで、まったく気づかない。

 媚薬といっても軽いモノであるし熱のせいで感度が鈍っていればいいのだが…とにかく娘の前で感じたくはない。

 お尻は散々エリザベスに甚振られてしまったのであまり触れたくない部分なのである。

「っ……」

 サスペリアの濡れた小さな指が秘所を撫で始める。

「パパ、力抜いて…」

「はっ…はぁ…ぁぁ……」

 妙に色っぽい息遣いになり始めるインフェルノの姿に胸がキュンキュンなサスペリア。

 秘所は緩み始め、すかさず指を挿入し始める。

「ふっ…んぐっ…うぅ……」

 顔を腕で隠しながら身悶えるインフェルノ。

(な、なんだか変な気分になってきちゃった…)

 ちょっと怖くなってくるサスペリアだが指の動きは止めず、痛くならないように…とねちねち弄っていた。

(あ…パパ興奮してる?お尻気持ちいいのかな……)

 ナニの反応に気づいて、サスペリアは心臓がドキドキしてくる。

(こっちも気持ちよくしたら力抜けちゃうかな?…よーしっ)

 サスペリアは指で弄りながら、口でその半勃起状態のナニに舌を這わせ始める。

「んぅ!!?」

 ゾクゾクと震えるインフェルノ。

(な、なにしてんだこのガキっ…糞ガキッ…!!!ちく、しょう…頭が回らん……)

「あっ……」

 指を抜かれて、思わず声が漏れる。

「入れるね…」

「んうっ……」

 坐薬を挿入し終わると、サスペリアは父のナニを両手で握る。

「その、これ…そのままだとツライんでしょう…?わ、わたし…抜くから!」

 濡れてきている先端を口に含む。

 全部を咥えることが出来ないので先端だけしゃぶって手で扱き始めた。

 チロチロと舌が先端を軽く刺激してくる。

「あ…ぁぁ……」

 インフェルノは涙目になって指を噛み締めながら悶えていた。

 本来ならばこの程度でイクことはまずないのだが体調がすこぶる悪い。

「ふわぅっ」

 サスの口の中に思いっきり出してしまった。

「けほけほ…」

 咽るサスペリア。

「あ…まだ治まってない…」

 元気なナニに戸惑う。

「ど、どうしようっ…さっきのローションのせい…?パパの身体一生このままだったらどうしよぅ……」

 なんだか一人で泣きそうになっているサスペリア。

「……」

 インフェルノは荒い息のまま、手を伸ばしてサスペリアの襟を掴む。

「きゃっ」

 引っ張り寄せられて押し倒される。

「パ…パパ?」

 インフェルノの顔を見ればインフェルノは焦点の合ってない目でサスペリアを見下ろしていた。

「ジャガイモがぁ…」

 低い声が漏れる。少々笑みも浮かべているし、熱で血迷っているのかもしれない。

「え?え?」

 戸惑っているサスペリアの股の間にナニを突っ込むインフェルノ。

「ふぁぅ!?」

 熱くてカタいものが筋を擦ってくるので震え上がるサスペリア。

 インフェルノはサスペリアの脚を押えて擦る。

「ふぁぁぁっ…!!!」

 下着越しだがサスペリアにはとっても強い刺激らしく、涎を垂らしながら嬌声を上げされるがまま。

「パパのっ…あついよぅ…パパの熱いのが、あぁぁぁっ…溶けちゃうッ!溶けちゃうぅ……!!!」

 インフェルノに抱きつきながら悶えるサスペリア。

 インフェルノの熱い吐息がかかる。

「あっあぁっ…」

 失禁しながらグッタリするサスペリアだが、インフェルノは構わず気が済むまでこの状況が続いた。



    ◆◆◆◆



「……」

 目覚めるインフェルノ。

 熱は下がったのか身体が割りと楽になっている。

「ハッ…」

 サスペリアに行った自分の奇行を思い出す。

「ギャアアアアアア!!!!何してんだわたしはぁぁぁぁぁ!!!」

 頭を抱えて絶叫する。

「あのガキが悪い!あのクソガキが…!」

 ハッ…と自分の姿に気づく。

 ズボンはいてない。

「そのまんま放置しやがったな!あのガキ一体どこに…」

 身を起こしたとき、サスペリアが小さな鍋を持って入ってきた。

「果物屋のおばちゃんにおかゆ作ってもらったよパパ」

「いるか!土下座して私に詫びろクソガキがぁ!!」

「えぇ!?どーしたのパパ!!?」

「どうしてお前を使って自慰をしなくちゃいけないんだ!」

「えぇ!?自慰!!!?」

 ショックを受けるサスペリア。

「あれをセックスだとでもいうのか」

 真顔で見下ろすインフェルノにサスペリアは泣きそうな顔をする。

「このマセガキが。お前みたいなジャガイモ相手にたつわけないだろ!

 お前が余計なことするからあんなことになったんだ、詫びろ謝れ」

「…ごめんなさい」

 ぐすぐす泣きながら呟く。

「……これ、食べてね」

 おかゆの鍋をテーブルに置くサスペリア。

「ラクリマは?」

「ちゃんとお世話してるよ」

「そうか。あ、サスペリア」

「なに?」

 部屋を出ようとしたサスペリアを引き止める。

「ズボンをもってこい」

「あ、うん…」

「シーツぐしゃぐしゃじゃないか!」

 ギャーギャー騒ぐインフェルノ。

「パパ重くて…新しいシーツを上手く引けなかったの」

 ズボンを持ってきながら言う。

「…お風呂はいりたい」

「ダメだよパパ、坐薬で熱が引いてるだけなんだから…」

「……拭け」

 倒れるインフェルノ。

「えぇっ」

「ダルくなった。もう動けん」

 叫びすぎである。

「待ってて…」

 サスペリアは水とタオルを持ってきて、濡れたタオルでインフェルノの身体を拭き始める。

(パパの身体って引き締まってて素敵…)

 熱っぽい目でインフェルノの身体を見つめるサスペリア。

「…サスペリア」

「え?なに?」

「お前…私が好きなのか?」

 かぁぁぁっと紅くなるサスペリア。

 汗を拭き取り着替えを終えたインフェルノは大分気分が良くなったのか、普段のピリピリした空気が無い。

「食べさせろ」

「え?」

「おかゆ!」

「あ、うん!」

 インフェルノの言われたとおりにするサスペリア。

 身を起こすインフェルノ。

 サスペリアはおかゆを持ってくるとスプーンで掬う。

「はい、あーんして」

「……」

「パパ?」

「いや…」

 ちょっとうろたえた表情をするインフェルノに首を傾げるサスペリア。

(熱でやっぱりおかしくなってるのか…)

 心の中で暗い気分になりながらおかゆを食べる。

(サスペリアがラクリマに見えるなんて…どうかしてる…)

 あれは、そうだ…胸に穴が開いた後、ラクリマが看護してくれたときの表情が今のサスペリアとダブったのだ。

 カケラも似ていないのに。

「どうしたのパパ?冷めちゃったかな…?」

「黙れ」

 サスペリアを抱き寄せるインフェルノ。

「うん…」

 赤く頬を染めながら、サスペリアはせっせとインフェルノにおかゆを運んだ。




END


↓↓↓当時のあとがき↓↓↓
インフェルノは熱でちょっと錯乱してるんですよ(ぇ
まったくエロいねサス子ったら! ↑↑↑ここまで↑↑↑

どう手を付けたらいいか解んなかったので無修正です…。
今だったら書かないよこれ(風邪セックスはリアルしんどいだろ!)(幼女ノータッチ!)
そういう時代だったということで…。