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ギャグです。
あたまがゆるいです。えっちなことしてるけど直接描写はありません。
ベッドの上で。
「色々試してみたくなってな」
グスタフの上に乗っかった忠臣は軽い口調で言う。
『何をだ』
眉を顰めながら問う。
大方ロクでもないことだ、もっとも良いことなどこの男の口から出てくることは滅多にないのだが。
「この世界でどこまで我々の体が再現されるのか、そう疑問に思ったのでお前のところにきたのだ。
やはりここは我とお前の仲でないと」
『…体の良い相手だからと聞こえるんだが』
「心外だ」
忠臣はグスタフの顔を掴んで顔を近づける。
「お前を信頼しているのだ、光栄に思うがよい」
『……ただおみ、俺を玩具にしてないか?』
「するわけないだろう。確かに確かめるという行為は遊び感覚ではあるがな。
でもお前のことを蔑ろにしているわけではない。我はそういうの嫌いだ」
『順番がめちゃくちゃなんだよお前…』
「ふん?なるほど、まずは我が愛を囁きお前を口説くところから始めるべきだったか?」
『あぁ、もうその辺は省略でいい…』
諦めた表情でいうグスタフに、忠臣は「やっと覚悟を決めたか」と満足げに微笑む。
「ところでお前は経験はあるか?」
忠臣の問いかけに「それを聞くのか」とグスタフは苦い表情を作る。
『あるわけないだろ、こんな身体で。お前はどうなんだ…』
「そんな暇あるわけなかろう。まぁ興味もわかなかったんだがな。
なるほどお互い未経験か!ハッハッハッ面白いな!」
『何も面白くない、ただおみ、面白さがない…』
首を左右に振りながら突っ込みを入れるが相手は軽く流してゴソゴソと服を脱ぎ始める。
『本当にヤるのか…?というか、俺でいいのか…』
「お前以外に誰がいる?安心しろ、生娘のように扱ってやるから。で…お前の服はどうなってるんだ?」
カチャリとベルトは外されるが、ボディスーツをどう扱っていいのかわからない様子。
『身体の一部みたいなものだからもう諦めろ』
「小賢しい」
忠臣は一言そう呟いてグスタフの喉元へ手を持って行った。
何をするのかと思った瞬間、ビリィィっという酷い音とともに素肌に空気が触れる感覚があった。
『物理的な解決に走るなバカーーーー!!!!!!』
「合理的だと言え。うむうむ、直接触れるのは初めてだな」
ペタペタと忠臣の手が胸元を撫でる。
撫でられるのが少し心地よくてグスタフは思わず頬を赤く染める。
「……」
忠臣は次第にグスタフの傷跡をなぞるようになっていた。
戦での傷跡だろうか。それとも手術等の処置の跡だろうか。
彼の内臓はさほど残っていないのかもしれない。
それでも生きていて、人間で―――人間だなんて言ったら怒られそうで言わないが。
手の口から伸びる舌で肌を舐めはじめるとくすぐったそうに呻きを漏らし始める。
この男を見下ろしながら舐めることができるので、手に口があって良かったと思う。
グスタフは顔を背けて、やり場のない手をマスクに当てて震えている。『可愛い』と形容してしまっても何も問題はないと忠臣は思った。
(…機能しているだろうか?深く考えていなかったが)
ナニを取り出して手で扱いてみるがあまり反応がない。
感度が悪いのかもしれないし、毒でおかしくなってしまっているのかもしれないし…本人に聞くのはあまりにも酷だろうと思い忠臣は手を離す。
「おい、次はお前が我を気持ちよくさせよ。その口で」
『は?毒が…』
「……ゴムつければいいと思わないか?」
『……あたまわるいとおもう』
「モノは試しッ!!!!」
『お前のチャレンジ精神嫌いじゃねーぞ。ものすごい頭悪いけど』
◆◆◆◆
「っ…っ……」
グスタフは無骨な手を忠臣のそれに添えながら、口に咥えて舌を動かす。
初めてなのでたどたどしい。その初々しさが忠臣の興奮を煽るのだが本人は気づいていない。
少し愛しく思って先ほどからグスタフの頭を撫でていた。
少し硬い金色の髪が指に絡むのはとても気持ちがよかった。
「っア、ァ…」
急に顔を離してグスタフは何かを訴えるように忠臣を見上げる。
その表情は苦悶に歪んでおり、涙がこぼれ始めている。
「もう少し我慢できないか?」
「っ…」
ぶるぶると左右に首を振られる。
「そうか、もう少し楽しみたかったのだが残念だ」
忠臣はそういって取り上げていたマスクをグスタフに付けさせる。
『かはっ…はぁー…はぁー…』
「楽になるまで横になっていろ。我が勝手に動いている故」
『…え?ちょ、待て!ただおみ!?』
がばっと脚を開かれ焦るグスタフだが忠臣を拒むことができず、そのまま受け入れてしまう。
『うっ…ぅぅ…』
「生娘のような声を上げてもいいぞ?遠慮するな」
『誰があげるかっ…!』
「ほう?」
わるい笑顔を浮かべながら忠臣は腰を動かし始めた。
最初は声を抑えていたグスタフも次第に快楽に堕ちていき、最終的には表情を蕩けさせて忠臣の名を呼ぶ。
「グスタフ…」
我慢しきれずマスクをずらしてキスをする。
『っ…ぁ、ぅっ…』
キスから逃れようとするグスタフが愛しい。
愛しく想いながら忠臣はそのグスタフの中に熱を放―――
「…ふむ、出ないのか」
『え…えぇー…』
一通り落ち着いた二人はベッドの上に座って状況の整理をしていた。
「ぼいどーるに直接聞けば解決ではあるが、まぁ概ね性行為まで想定した世界ではないだとか
禁止行為だとかその当たりか」
『先に聞けよ。なんで先にこっちなんだよ…』
両手で顔を覆いながらいうグスタフ。
「我、思い立ったら我慢できないから」
『知ってる…』
「そう怒るな。ぼいどーると掛け合って大人のスキンシップだと捻じ込み最後までできるようにしてやるから。
お前も我が欲しかっただろう?「俺の中がただおみでいっぱい」とか言ってみよう?」
『やだよ?』
「即答は少し傷つくんだが…いらないのか?キスしてやるぞ?触ってやるし」
『ノーコメントで』
顔を背けながら小さく呟くグスタフだが、恥ずかしがっていることは忠臣には筒抜けなのである。
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