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「ししょー、瞑想?」
 ブラストは座っているトーチの顔を覗き込む。しっかりと目を閉じられていた。
「……」
 ブラストはどうしてやろうかと考えるが今日は大人しくしていようと決めるとトーチの横に転がる。
 トーチとのセックスも大好きだが、たまにはこうして過ごすのもいいかもしれない。
 起きたらセックスすればいいし…とやっぱりヤることはヤりたいブラストであった。
 そのままスリープモードに入るブラストだがふと唇になにか当たっている感覚に気づいて目を開く。
「あ…」
 トーチの顔が間近にあった。
「な、なんでもない!」
 慌てた様子でトーチは顔を上げるが、ブラストは口元を指先で撫でながらニヤニヤする。
「眠り姫にキスはどうだった?王子様…王子様?って柄じゃネーな…」
「お前も眠り姫って柄じゃないだろ…はー」
 トーチは息を吐いて腕を伸ばしてブラストの身体を掴むと引き寄せる。
「勝手にキスして悪かったな」
「別にいいよ?もっといっぱいして!」
「この口でか」
 苦笑しながらトーチは自分のマスクを指で叩く。
「アンタからのキスならなんでも嬉しいから。俺からのキスも嬉しいだろ?」
「まぁ、な…」
 ちゅっちゅっとキスをされ始めてトーチは目を細める。
「…」
 トーチは徐にブラストの脚を上げさせ、指で秘所に触れはじめる。
「…ししょーすけべ」
「え?そのつもりだったろ?」
「触り方がすけべ」
「えぇー…お前の身体の方が…」
「ひぅ!」
「ほら、擦ってるだけでなんでそんな顔になるんだ?」
「だ、だって…!とーちに触られてるか、らぁ…!」
 トーチの腕にしがみ付いて身悶えるブラスト。
 ボディスーツを裂いて指が既に潜り込んでいた。ブラストの中はそれを美味しそうに締め付けている。
「触られるのが嫌か?やめるか?」
「やめないでぇ…」
「じゃあどうしてほしいんだ?」
「おかして、ししょーのでっかいちんぽでむちゃくちゃに犯してッ!俺をオナホみたいに使って!」
「いやそこまで望まれてると逆に…」
 萎えそうになるがここで本当に止めると後が怖いので頑張るトーチ。
 とりあえずオナホみたいな扱いでいいのか…とトーチはブラストを掴みあげながら乱暴に犯し始めた。
「あっあ、あぁぁぁっ!すきっししょーすきっ!」
「オナホは喋らないだろ」
「はいっ!だまりますっ使ってくださいっやめないでくださいっ!ひぅ!うっうぅ!」
 両手で口を抑えはじめるブラスト。
 なんだか可愛く思えるのでトーチはいつもより深い角度で犯し始めた。オナホなので大丈夫だろう。
「~~~~!!!」
 脚を大きく痙攣させながらブラストはイっているようだがトーチはまだイっていないので手を緩めない。
 ブラストの中はぐちゃぐちゃに柔らかくなっていながらも伸縮はしっかりと圧があって気持ちよかった。
 そろそろイケそうであるがオナホにいちいち声は掛けないのでそのまま奥に注ぐ。
「ひぎィっ!」
 ぼこっとお腹が膨らむのが面白い。
 トーチはそのまま抜かずにオナホの腹の部分を指で圧迫しながら前後に動かす。
 残りの1滴まで絞り出してあげようという優しさである。たぶん。
「はっ…はっ…」
 短い呼吸をしながら虚ろな目のブラスト。
「まだ足りないか?」
 ずるりと引き抜くと、ブラストはそれに縋り付いて舌を伸ばし始めた。
「ぶっかけてぇ…」
「がんばって奉仕しろよ」
 トーチの言葉に懸命に奉仕し始める。
 くすぐったい刺激だがそれが心地よかった。ある程度気持ちがよくなったところでトーチはブラストの頭を捕まえて喉の奥まで犯し始める。
「んぅっ!ぉごっぉ、ぉぉ…」
 口の中は別の気持ちよさがある。喉の奥にごつごつと叩きつけるのが好きだ。
「ン…」
 堪能しすぎて喉の奥で射精してしまい、慌ててトーチはブラストの頭を引きはがして顔に残りをぶっかける。
「ぉ、ぉ…」
 ブラストは恍惚とした顔で廃油を口から垂らしながら呻いている。意識は飛んでいるかもしれない。
 トーチはぐったりして動かなくなったブラストが起きるまでしばらく待つ。
「ん…うう…」
 再起動したブラストがよろよろと身を起こす。
「満足したか?」
「ん…もっと乱暴にしてくれていいんだよ師匠!?」
「お前のレベルが高すぎる…」
 トーチは可愛い恋人に戦慄しつつ、洗浄するため抱き上げるのであった。

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