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「なーなーお仕事終わった???セックスしよ???」
 アシッドの自室に入って来るなりいうブラスト。
 不法侵入もいいところだがちゃんと許可をもらっているし今日お泊りすることも申請済みである。理由は仕事のため、なのだが。
「来たかブラスト」
「まぁお茶でも飲みなよ」
 ソファでくつろいでいるアシッドとロック。ロックはアシッドのお手伝いを今までしていたのである。
 これではブラストが遊んでいたみたいな感じになるが、ブラストもきちんと仕事はしていた。
「紅茶…じゃないな、緑茶?なんかすげー警戒しちゃう色なんだけど」
「俺の薬液なわけないだろう。セックスする前にお前の舌を溶かしてどうするんだ」
「そういうプレイもあるじゃん…俺アンタに膣溶かされたことあんだけど…」
 言いながらお茶で喉を潤わせつつロックが差し出してくるせんべいを食べる。
 お茶うけが煎餅だから緑茶だったんだな…とブラストは理解する。ロックのそういうところが好き。
「アシッドマン、ダメだよそういうことしちゃ…」
「溶けかけが気持ちいいかも?っていう探究心が」
「腐りかけが美味しいみたいにいうなぁ…。で、みてみて!新しいの!」
 ブラストはさっそく二人に取り出したナニを見せてくる。
「この前のエグいのからはだいぶ人間(ナマ)っぽいものになったな」
「今日は柔らかい素材の新作だなー。ケツも柔らかいよ!もちろんこっちも」
 色気のないくぱぁをしてくる。
「今の子ってオシャレ感覚で付け替えてくるんだねー」
「実際お洒落みたいなもんだろ。ロスなら日常茶飯事だぜ」
 ファッション感覚で下半身を付け替えていくロボはそうそういないしロスに対して失礼である。
 ちなみにブラストの所属している会社B.B-BOMBはロスと関係はない。
「ロック、俺と一緒にブラストを可愛がろうか」
「うん!」





 ベッドに横になるブラストの上にロックは跨っていた。
「はっ…はっ…」
 腰を下ろしていくロックを見上げるブラスト。
「今日の、は…余裕ある、かな…」
「お?楽しめそう?」
「なら俺も楽しむか」
 アシッドの手には双頭ディルド。
「え?アシッドさんそれ…ひぃっ」
 蜜が溢れているそこへ捻じ込まれ、もう片方はアシッドの中へ。
「あ、ブラストっ…すごいおおきくなってるぅ…!」
「はは、一緒に苛めてやろうな」
 アシッドはロックの腰に手をまわしながら揺すりはじめる。
「あっ!あ、ぁぁっ!!」
 セックス用のそれである、感度はとてもいい。
 ロックはアシッドに抱かれたまま上下に揺すられており、その表情は蕩け始めていてブラストを煽る。
「ロック…」
 アシッドは白い部分のマスクに手をかける。
 シュゴッと何かが抜ける音とともにマスクが浮いてそのまま上へスライドする。
「あ、あーっアシッドさん、くちッ…!」
「作ってもらったよ、ロックとキスがしたかったからね」
 目を細めながらアシッドは言ってロックを振り向かせてキスをし始める。
 マスクは外れるタイプではないため、口元しか露出しないので細めた目は隠れているのだが。
「はぅ…ん、はっ…んちゅ…」
 ロックの舌とアシッドの舌が粘液と共に触れ合い絡み合っている。
「あーっあーっ」
 ブラストは涙を浮かべながらすがる様に手を伸ばす。
 その手はロックが握り締めた。アシッドはロックの身体から手を離さないので。
「んっ…んーっんーーーっ」
 だんだんと貪るようなキスになっていき、ロックは喉の奥で唸りながらアシッドに押され気味になる。
 ロックの中がキュンキュンしている。
「はっ…はぁ、…はっ…」
 荒い息遣いでブラストはロックの中に熱を放ってしまい、ロックはビクンビクンと震えた。
 アシッドもイッているのか、腰が震えていた。
「アシッドさん、好きぃ…」
 蕩けた表情のロックはアシッドにそう告げる。
「俺もだよ…」
「アシッド、さん、オレにも、キスちょうだい…ずるい、おれも欲しいっ…」
「ロックのキスはいらないんだな?」
「ほしい、みんなほしいっ…」
「ブラストは可愛いねぇ」
 ロックはそういいながらブラストの頭を撫でてキスをする。
 アシッドはブラストを犯しているディルドを動かした。
「んぅっ…ぅ、ぅーーーっ!!!!」
 ロックにキスをされ手を握られながらブラストは達した。






「あしっどさん、あしっどさんっ…!!!」
 今度はアシッドを犯しながらブラストは腰を打ち付けていた。
「キスさせて…」
「ん…」
 喰いつくようなブラストのキスを受け止めるアシッド。
 アシッドの細い脚がガクガクと震える。
「ねぇ、ちょっと…はしたなくて恥ずかしいんだけど…アシッドさん、もっとブラストを味わってくれる…?」
 ロックは恥ずかしがりながらそう言ってキスから解放されるアシッドの顔の上に跨った。
「んぅっ」
 ブラストの廃液でどろどろになっているそこをあてがわれる。
 抵抗することなく、アシッドは口を開いて舌を伸ばしそれを味わい始める。
 ロックの潤滑油とブラストのそれが混じった廃液を。
「おいしい…?」
 ロックがアシッドの頭を撫でると、アシッドの手が小さな太ももを撫でてくる。
「アシッドさんエロいな…ロック、二人でアシッドさんをもっとエロくしよう」
「そうだね!」
 ロックは腰を上げてブラストが取り出してくるアシッドのナニに狙いをつける。
 ブラストはロックの腰を掴んでぐっと押し込んだ。
「んぁぁっ!あしっどさんの、はいってくるぅ!」
「っあ、ぁぁぁっ…」
「お前ら本当、エロいな…!好きだぜ!」



    ◆◆◆◆



「あしっど、さんっ…ぁぅ、それぇ…きもちいい…」
 ブラストは前かがみになりながら呻いていた。
 脚の間にアシッドがしゃがみこんでいる。
 否、ブラストのナニを口で咥えこんでいた。
「あーーっ…!!」
 アシッドの頭を抑え込みながら熱を喉の奥に放つ。
「っ…っ…」
 アシッドはぶるぶる震えながらブラストの熱を受け止めおえると、無言でマスクを元の位置に戻した。
 口元を押さえ少し震えながらも飲み込んでいく小さな音でブラストは煽られているのだが抑える。
「アシッドさんこっそり味わってるでしょー」
 魔性のショタは妖艶な笑みを浮かべながらアシッドの頭におでこを押し当てて顎を指でなぞっている。
 本当にこの二人はエロいなとブラスト思う。
「―――だって、折角口を作ったんだからね。…味わっていかないと」
 小さく息を吐いてからロックの腰に手を回しながらいうアシッド。
「だめ、元気になっちゃう」
 両手で顔を覆うブラスト。
「お前、盛りすぎだろう」
「二人がえっちなのがいけないんです!」
「ブラストもえっちだと思うんだけどなぁ…」
「みんなえっち…」
「なんでもいいからこっちに来い」
 アシッドはブラストの腕を掴んでベッドに倒す。
 ブラストを中心に左右にアシッドとロックの陣が完成する。
「さー寝ようねー」
「ちゃんと起こしてやるからな」
「うん…うん…」
 ロックに頭を撫でられアシッドにお腹をぽんぽんされながらブラストは眠りにつく。
 ブラストがセックスしたいときにセックスをし、セックス後は二人に甘やかされる。
 そういう関係が出来上がっていた。

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