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やった!本番だ!!
アシッドの自室のベッドの上。
そこでロックは少しそわそわしつつアシッドを待っていた。
今日ははじめてのお泊りである。
「待たせたね。」
アシッドが戻ってくる。
ロックはじっくりとアシッドを見つめる。
「…何だい?」
「…緊張してるの僕だけなのかなって」
「…さて、どうかな?」
アシッドはベッドに腰掛けるとロックの頬を指で撫でる。
「俺も大概緊張していると思うがね」
「そうなの?アシッドマンって顔に出るときと出ないときがあるの?」
「鏡を見たことがないから解らないな。で、俺は今から君に甘い言葉を囁かないといけないかな?」
「う~…」
ロックは頬を赤くしつつ視線を逸らす。
「じゃあ接続、いいかい?」
「うん…」
アシッドは首筋からコードを伸ばしてロックの首筋へ差し込む。
すぐにパルスは流さず、その長い指先でロックの柔らかい黒髪や柔らかく仕上げられている頬の感触を堪能する。
「…アシッドマン」
見上げるようにロックの視線がアシッドに向けられ、そしてロックはアシッドの手を掴むとその指先に唇を押し当てる。
我慢できずに快楽のパルスを流し込んでしまう。
「んっ…んんっ…」
ロックはビクビク震えながらギュウっと掴んでいるその手に力を込める。
「どろどろに、融かしてあげるからね…」
「んっ…!」
ビクンっと跳ねるロックの身体。
アシッドはロックに被さる様に重なりながらロックの小さな口に指を捻じ込んでいく。
「あぅ、ん、ぅっ…」
熱っぽい目でアシッドを恨みがましそうに見ながらもロックはその指先に舌を絡める。
「はぁ、ぁっ…」
涙がこぼれてくる。
煽るようなその表情にアシッドは若干興奮を覚えながらロックの腰を片手で持ち上げて膝の上に座らせる。
(…あぁ、脱がすのを忘れていたな)
自分も焦っていたということだろう。
少し考えたがこのままでいいやと判断したアシッドは短パンのありがたさを感じつつ手を間から入れる。
「やぁ、待って、このまま?」
「ん?いいんじゃないか?」
「へ、へんたい…」
「変態じゃないから。君だってその気になってるからお相子だよ」
「んぅっ!」
ロックはアシッドの頭にしがみ付いて腰を震わす。
指が疑似セックス用の穴に潜り込んでくる。そこはすでに潤滑油が出ていてぬるぬると指を飲み込んでいった。
「あっ…ひっ…あしっど、まん…っ…やぁ…」
「嫌かい?準備は出来てるみたいだが…」
「…いぢわる」
「ふ、ふふ…」
笑いながらアシッドは短パンをぐいっと引き寄せながらロックの中に自身を挿入していく。
ゆっくりと、じっくりとロックの腰を押さえながら狭い中へ押し上げていく。
「ひっ…いっ…!」
ぎゅううっとロックが抱き着いてくる。
止めていたパルスを流すとロックは悲鳴を上げながら再び跳ねた。
「ひんっ!」
踏ん張っていた脚の力が抜けたせいでずぶりとアシッドのナニを根元まで飲み込んでしまう。
「はっ…はっ…」
目をチカチカさせながら排気を繰り返すロックを見下ろしながらアシッドは彼の頭を撫でつつ腰を動かし始める。
ゆるやかにパルスを流しながらリズムよく腰を突き上げ腕の中のロックを身悶えさせるのが心地よい。
「あしっどまん、あしっどまん…!!」
ロックは泣きながらとろとろになった舌でもってアシッドのマスクにキスをするように舐め始める。
「っ…一度、出すよ?」
「うんっ…うんっ…!いいよぉ、奥に、いっぱいだしてぇ…!」
「っ…」
ロックの腰を両手で掴みながらアシッドは奥に熱を注ぎ込む。
「あーーーーーっ!」
ロックはガクガクと震え仰け反りながらイク。
「っ…」
頭がクラクラするアシッド。
全てが気持ちよすぎるからだ。
アシッドは一度引き抜いてロックの短パンを剥ぎ取ると、その脚を押し広げつつぐちゅぐちゅと指で廃油まみれの中を弄りはじめる。
「ひぁ!?やぁっ…やめ、てぇ…!かきまぜちゃ、やだぁ…!」
「うん、いい音がしてるね?」
楽しくなってきてアシッドは嫌がるロックを堪能する。
「あしっど、まんっ…えっち…!」
少し落ち着いたのか、ロックはビクビク振るえつつそういうと身を起こしてアシッドのナニを掴む。
「んっ!?」
「あしっどまん、もっ…えっちな音してるからぁ…!」
変な対抗意識を燃やすロックはぐちぐちとアシッドのナニの先端を扱く。
「き、きみ、それはちょっとっ…!」
「んっ…う、うう…」
振り払おうにも振り払えず、アシッドは強い刺激に我慢できずロックの中から指を引き抜くとロックを抱き上げた。
「あっ」
今度は一気に挿入する。
「ひぁっぁ…!」
ロックは唾液を垂らしながら仰け反り、その中はアシッドを味わうように絡みつく。
「乱暴に、してしまう…よ?」
「だい、じょーぶ、きて…きて…あうっ!」
腰を打ち付けはじめるアシッドにロックは脚を絡めながら嬌声を上げはじめる。
「あしっど、まんっ…イイ、きもち、イイよぉ…!」
「ロック…」
アシッドからはキスができずもどかしく思いながら目を閉じてロックからのキスの熱を感じた―――
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