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トーチは苦しげに呻くことしかできない。
手足さえ自由であれば、この状況から逃れることもできるだろうが残念なことに手足は関節からツンドラによって外されている。
もともと感度が悪いという理由で端末で回路をハッキングされて色々弄られてしまった。
今も端末と首筋のコードで繋がっている状態で、感度を調整されているし微量の快楽をもたらせるパルスが流れてくる。
自然と体温は上がり、排熱のための排気量は増え冷却水も流れ始める。
「ッう」
トーチは声を押し殺す。
散々トーチの松明を弄っていたツンドラとヒューズが、その松明を間に挟んでお互いの股を擦りあわせはじめた。
直接的な刺激と視覚的な刺激にトーチは目から涙の様に冷却水を溢しながら仰け反って喘ぐ。
「あっついよね、ふふ、好き。好きだよトーチ」
「お、ぉぉ…」
「…かわいい」
ヒューズは呟きながらトーチのナニの先端を指先で撫でる。
「ッ~~~~!!」
低い悲鳴を上げながらトーチは熱を放ってしまう。
「あはは、滑りが良くなるよヒューズ」
「うん」
二人はトーチの廃油を浴びながらそんなことをいって抱きしめあってキスをし始めた。
このような関係になったのは少し前からだ。
ツンドラが言い出して、なんだかんだで快楽に勝てなかった。
自制心が耐えきれず二人を襲ったこともあるので、今ではこうやって手足をもがれる。
そこまではまぁ我慢できたのであるが、その先が問題で。
これまたツンドラのからかいの範疇なのだが、トーチのアナル開発を始めたのである。
疑似セックス用の穴であるが、色々調教されてしまっている。
カクカクと、脚がないので腹が振るえ始まる。
「っ…つん、どらぁ…」
トーチは泣きながらツンドラの名を呼ぶ。
しかしツンドラは気にせずヒューズへの口づけを楽しんでいる。
「さわ、って…くれ、たのむ…」
「えー?ここ?」
「ひぐっ…!」
ツンドラの指がトーチのナニを撫でる。
「ちがっ…ちがう、そこじゃ、なっ…」
「えー?どこかなぁ?」
ツンドラはヒューズから離れてトーチの顔に手を伸ばす。
濡れた頬を撫でて、そのまま顎へと滑り落ちて喉元を撫ではじめる。
その冷たい手が心地よくてトーチは目を細めて息を深く吐くが、欲しい刺激はそのようなもので収まらない。
「言ってよ?」
「うぅ…尻、を…頼む…さっきから、欲しくて…」
「うふふ、えっちだよねートーチって。あ、自分で弄って楽しんでるでしょ?」
「この前は気持ちよさそうだったしな。味をしめたんだろう」
「そうなの?」
「っ…」
「図星みたいだねぇ」
「しかしトーチの指は太いぞ。俺らの指だけで満足できるだろうか?」
「ホントだよねー」
「ご、ごめん…なさい…」
声を絞り出すトーチ。
「どんだけガバガバになったんだろ」
ツンドラはトーチの腹の上に乗って覗き込む。
「もう潤滑油が溢れている」
「うっわ。えっろ。」
ヒューズは淡々と指を穴へ捻じ込むと、グイっと広げるように指を動かす。
トーチは悲鳴を上げながら身悶えるがツンドラに抑えられていて逃げられない。
「あーっ…!待っ…ひろげ、るなっやめ、それ以上やめろっ…!!!」
「弄ってほしいっていったくせに」
「いつも、みたいにしてっ…くれ…!!!」
「甘えんぼさんだなー」
「俺は構わない」
ヒューズは舌を挿入し潤滑油を啜りながら蠢かす。
「あぁぁぁっ…」
ゾクゾクした刺激とビリビリした痺れが襲う。
「またトーチのおちんちんがバカになってるぅ。もう好きなだけ出しな?」
止まることなく出続けるナニをツンドラはクスクス笑いながら扱く。
「つんっ…やめぇ、変になる、扱かれつづけたら、もう、変にっ…」
「いいじゃない。変な癖つけちゃいなよ。ヒューズ、もっとビリビリさせてあげて」
「うん」
「ひぎっ!!!!」
ビクンと大きくトーチは震えあがり、あとはもう電流を流されるまま悲鳴を上げ続けた。
****
「トーチかわいいねぇ」
ツンドラはダルマのトーチを後ろから抱きかかえてなでなでと頭を撫でる。
「かわいい」
ヒューズも同意するように呟きつつまだぐちぐちと穴を弄っている。
「も、手足、返して…」
「ねぇトーチ、このままずっと僕らに飼われない?トーチは感じてるだけでいいんだよ?」
「魅力的だが、自分で、動きたいな…」
「コンパクトなトーチ可愛いんだけどなー」
「まぁ仕事もあるから仕方無いだろう。トーチ、いつもどう弄っている?」
指を引き抜いたヒューズがトーチの外されている腕を持ってくる。
「どう、って…?」
「こうか?」
「ひっ!?」
動かぬトーチの指が捻じ込まれる。
いや、動いた。中で探る様に動く。
よく見ればヒューズとコードが繋がっているので、ヒューズが操作しているのだ。
「俺的にはこう、したほうがいいんじゃないかと…」
「あぁぁぁぁっ!!!!?!?!?」
首を左右に振りながら抵抗を見せるトーチだがダルマ状態なので何もできないし、ツンドラが抑えている。
指は深く潜り込んで来て、酷い圧迫感とゴツゴツと内部パーツに当たっている。
「うん、操作が難しいな…こうだな?」
「あっ!」
跳ねるトーチの身体。
「それだ」
「うん、解った。トーチはここが好きだ」
「うあ、あっぁぁぁ…!!!!」
「次からここまで指を入れて―――こう動かせばいいんじゃないか?」
「ひぃっ…!!やめ、ひゅーず、やめてくれぇ…!!!」
「かなり効いてるみたいだよ。さすがヒューズ…愛撫の達人…」
「そんな称号いらん」
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