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なんだろうねこれ、知らん…怖…

 セックスバトル―――

 それはロボット同士が行うセックスの戦いである。
 生物ならば愛を育む行為の一つであるし、快楽を求め合う行為の一つでもあるだろう。
 実際ロボットもそれを追う傾向にある…しかし、その行為を戦いとして挑み続ける者たちもいるのだ―――



「というわけでトーチ、バトルだ」
 ヒューズと目があった瞬間にバトルを挑まれてトーチは困惑する。
「ポ○モントレーナーみたいだな」
「ポケットのモンスターで戦うので間違いではないが?」
「なるほど。しかし何故俺なんだ」
 腕を組みながらヒューズを見下ろす。
「好きそう。」
「熱い風評被害だな…嫌いではないが…」
「問題ないじゃないか」
「お前の貞操概念が心配だな」
「安心しろ、信頼している者にしか声をかけない主義だ。」
「仕方ない…受けてたとう…」
 渋々トーチは頷いた。



 場所を移し、トーチとヒューズはベッドの上だ。
 ヒューズは少し頬を赤くしつつナニを出してくる。お盛んな発情ウサギさんだ。
「…小さいな」
「ひゃっ…ばか、摘まむな…お前の手がデカいんだ…」
「そうか?ブラストのより小さくないか?」
「か、かわいいだろこれ…」
「あぁ、そういう選び方…」
 納得しながらトーチはヒューズのナニを摘まんだ指の腹で擦りはじめる。
「ひゃあっぁっあっ…!」
 ビクビク跳ねるヒューズ。
「よし、俺の中に入れて良いぞ」
「ふぇ…?」
「挿入する側にあまりなったことないだろう?俺で練習すればいい」
「解った…」
 トーチの申し出に頷いてヒューズはトーチの脚に手をかけつつ、まずは疑似穴を解すため舐めはじめる。
 懸命にぺろぺろするヒューズの頭を撫でるトーチ。
「はっ…はぁ…はぁ…」
 ヒューズは息を荒くしつつ顔を上げナニをあてがう。
「んっ…」
 入ってくるが、そんなに圧迫感はなかった。
 むしろ浅くてもどかしい。
 しかしトーチは黙ってヒューズを受け入れる。
 そして懸命に腰を動かすヒューズを見下ろしながらゾクゾク震えた。
 かわいい。いっしょうけんめい腰をふるウサギちゃんがかわいい。
 ウサギちゃんは一人で興奮しきっているのでもう既に表情は緩んでいる。
 トーチのデカい邪悪な松明を握り、抱きしめているかのように密着しながら腰をカクカクしはじめるのがかわいい。
「んっ…んんーっ…」
 ウサギちゃんは邪悪な松明の先端に口づけて吸い始める。
 欲しがっているのだと思ったトーチはヒューズの頭を掴み顔に思いっきりぶっかける。
 するとヒューズはうっとりした表情からとろとろの笑顔になる。
「フー…ここからは俺に任せろウサギちゃん」
「誰がウサギちゃんだ」
 ヒューズはころんと仰向けに寝かされて、その上にトーチが腰を下ろしてくる。
「俺はツンドラのように容赦なく搾り取ったりはしないから安心して身を任せるといいぞ」
「うん…」

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