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「なー、パイレーツは人魚のこと好きなのか?」
「!!!!?」
バーナーの唐突な質問にE缶の中味をぶちまけるパイレーツ。
ガタンと立ち上がるグランド。
真顔のキング。
硬直しているマジック。
初めて役にたったなぁこのキャノピーと運悪くパイレーツの正面にいたダイナモはしみじみ思う。
「は?あ?誰が?誰を?はぁ?」
「違うのか?変に気にしてたからさ」
「この野生児め…」
「お、お赤飯だよマジック!お祝いだよ!!!」
「えぇ、えぇ…解ってますキング」
必死になるキングに目元だけニヤニヤさせてパイレーツを眺めてるマジック。
「待てぇぇぇぇぇ!!!!!!祝うな!別に好きじゃねぇ!!!」
「隠さなくてもいいんですよブフゥッ」
噴出し、そこからゲラゲラ笑い始めるマジックにギャーギャーとパイレーツは吠える。
「照れなくてもいいんだよパイレーツ。
お父さんはね、パイレーツを応援しているのだよ。
君がライト博士の関係者と結婚すれば合法的に私が博士の研究所にあがれるようになるからね、誰も不幸ではないのだよ」
「下心アリアリじゃねーか!こういうときだけ父親ぶるんじゃねぇ!!!」
「王は常に民のニーズに応えるんだよ」
「キング、そんなことどーでもいいから拭いて!手が届かないの!」
キングのマントを引っ張ってグイグイグイと拭こうとするダイナモ。
「おやおや派手に汚されたね…え、マントで拭けというのかい」
「それ以外にこのマントが役に立つことってある?」
「マジック!タオルを!タオル!!!このままでは王のマントが犠牲に!!!!」
「マジック蹲って動かないんだが。めっちゃ腹立つんだが」
「ウケすぎだよ君!!!!」
「あーもー海に出る」
パイレーツはイライラしながら部屋を出ようとするが、グランドが立ちはだかった。
「なんだよ、どけよ」
「パイレーツは渡さない。パイレーツがいなくなるとお宝が減る」
「こっちは物欲かよ!!!だーかーらー誰のモノにもならねぇよ!!!」
「んじゃあ人魚は自分のモノにしないのか?」
「は?」
バーナーの問いかけにパイレーツは目を細めた。
「…そうだな、独占欲の塊が、気に入った者を放置はおかしい」
「だよなー。グランドみたいに拉致監禁しねーの?」
「兄弟に怒られるだろうが。っていうか乗り込まれただろうがよグランドの時によ」
「まぁ普通助けにくるよなー」
「拉致監禁じゃない」
グランドは首を左右に振る。
「あれは説得だった。衰弱させれば言うことを聞くと思った」
「お前の発想が恐い」
「今から誘拐しに行く?」
「いかねーよ!!!」
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