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波しゃの原稿が終わって原稿見直したらめちゃくちゃ波しゃ可愛かったので。
ナパ波と海賊波は書いているので今回は海王星波
波しゃの腰肉を揉みたい。
とある海岸。
そこにウェーブはいた。
そして視線に耐えていた。
にこにこしている。
こっちを見つめてにこにこしている。
「ぐ、ぬぐぅぅぅぅ……」
ウェーブは唸りながら屈んでいた体勢からもっと身を屈ませて、もはや地面に頭がくっついている。
「ウェーブ、暇なんでしょう?わたしも暇ですので一緒に海底散歩しましょう」
ネプチューンが先ほど伝えたセリフをもう一度言った。
「いや、その、う、あっ…」
ウェーブはとうとうころんと転がり銛を砂浜に突きたて始める。
「ウェーブ」
ネプチューンはウェーブに歩み寄って膝を突く。
「ピギャアアアアアアア!!!!」
手を伸ばした瞬間にウェーブはネプチューンとは反対方向に奇声を上げながら転がっていく。
「いやならイヤといってください、わたし諦めが悪いんです」
「うぇぇぇ…」
ぐすぐす泣き出すウェーブに言うネプチューン。
「うーん…」
ネプチューンは困った表情を浮べて少し考え込むように首を傾けた。
「ハハッ」
何か思いついたようで悪い笑顔を浮べる。
思わずウェーブはビクッと震える。
最近解ったことだが、(というかジャイロが教えてくれたのだが)本人は悪い顔をしているつもりはないらしい。
スペースルーラーズ特有の「いいこと思いついたぞ!」という笑みらしく、もう少しどうにかならないのかとウェーブは思った。
「ウェーブ!失礼しますよ!!」
「ぎゃあああああ!!!?」
ネプチューンが俊敏に動きウェーブを抱き上げるとそのまま海へ向かって走り出す。
「わたしがウェーブをお連れすれば何も問題はありません!!!」
「そうか!?そんなんでいいのか!?」
思わず突っ込むウェーブ。
「ええ!貴方と一緒にいられればわたしは満足なのです!
時間はたっぷりありますからね!その先は追々……」
「その先!?お前の最終プラン何!!?」
「そーですねー」
海中へ潜りながらネプチューンは考える。
「子供3人ぐらい欲しいですね」
「行き過ぎている!!!無理だから!ロボットだから!!!」
「やだなー、理想ですよ理想、ふふふ」
紳士な笑顔を浮べて言う。「お、お前…オレのどこが好きなんだよぉ…」
「え…」
予想外の質問だったらしい、ネプチューンは硬直する。
「な、なんと言いますか…その、可愛らしい?ところとか…
いじらしさとか…控えめなところとか…?いや、もう全てですね…」
「お前…オレのこと良いように見てるだけじゃないのか…大丈夫か…?」
「ウェーブったら、もっと自分に自信持ってくださいよぉーハッハッハ」
ウェーブから手を離すネプチューン。
ココからは歩こうということらしい。
ゆったりと地に足をつく。
少し行けば、いつも眺めている珊瑚礁のところへいける。
「本当は、オレは…独りがいいんだ」
ウェーブは意を決した風に緊張した声色で呟き始めた。
「独りだと、楽なんだ。独りが落ち着く。」
「わたしとの散歩はお嫌いですか?」
ぎゅっと目を閉じて頷くウェーブ。
そのまま顔を上げられない。
酷いことを言ったのは自覚している、とにかくネプチューンを諦めさせたかった。
このままずるずるとこういう関係を続けるのも、相手に悪いと思ったからだ。
頬の辺りを触れられる感触にウェーブは思わず後ろへ下がろうと顔を上げる。
「うわ、あ…」
逃げられず、そのまま引き寄せられてしまう。
「なら貴方がわからないところで貴方を見つめていてもいいですか?」
「えぇ!?」
「貴方は珊瑚をみてわたしは貴方を見る、いい構図じゃないですか」
「ストーカーみたいだな…」
「いやですねー、散歩の時だけ別行動ということですよ」
「え!!?」
「ダメですか?」
どうしよう、といった表情を浮べるネプチューン。
「うっ…うぅ、解った、もういい…一緒に散歩でいい…」
「しかしそれでは…」
「いいよ、もう諦めたから」
ウェーブはぐいっとネプチューンの腕を押しのけ、そのまま歩き出す。
「ウェーブ…」
「…く、来るの?こないの?」
振り返りながら、緊張した顔で問いかけてくる。
「行きます!!行きますとも!!」
「……」
待ってくれるウェーブに駆け寄り、そのまま並んで歩き出す。
「あの、ウェーブひとついいですか?」
「何だ?」
「わたしのことは好きですか?」
「……」
ウェーブは目を大きく開いて、瞳を揺らす。
「え、あ、……わ、解らない。そういうの、ワカラナイ」
「そうですか、好かれるように努力しますね」
「そういうの本人に宣言するものじゃないと思うけど」
「性分です」
「あ、そう……」
ウェーブは返し方に困ったのかそう呟いて俯く。
まだまだ散歩は始まったばかり。
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