話が暗いので注意
―――お互い共存ができないならできるように『なればいい』
その言葉はバーナーのものだった。
何を言い出すのかこのロボットは、と思った。
ウッドは目を細める。
彼のことはよく思っていなかった。
人懐っこい笑顔の奥には自分と同じモノがあると直感した。
彼は戦闘用の本質には気づかず仲良くやっていけるのだと信じていたようだ。
自分は信じられなかった、自分も何かしら欠如していた。
もしバーナーを信じてあげていたなら?
否
どっちみちバーナーを苦しませるだけだろう。
彼は、木々を燃やさないと気がすまないのだから。
「バーナー、おはよ」
ウッドはとある木の根元へ来た。
その木に背中を預けて座り込むバーナーがいた。
目を閉じて眠っている。
眠り始めてどれぐらい経っただろうか。
彼の身体には蔦が這い少し木と同化しているようにも見えてくる。
バーナーはずっとスリープモードだ。
彼が考えた方法は自分も森の一部になることだった。
ウッドとずっといたいから
共存ができぬのなら
それならば
なればいい
燃やすのが辛いから―――
