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注意
ついったーで妄想ダダ漏れさせてたら急に書きたくなった
殺伐としていないコピロクと双子も書きたかった
スネークはよく一人で酒を飲む。
皆と飲むのは極まれで、大概は自室で一人黙々と飲む。
グラスに注ぐという肯定もまどろっこしくなったのか、スネークは酒瓶を片手に直飲みだ。
「んふふ、サーチスネークちゃんかぁわいー」
肩に乗せたサーチスネークに、ほんのり熱で紅くなった頬を近づけて頬擦りする。
冷たくて気持ちがいい。
「俺はお前らが好きなんだよぉー、かわいいんだもん。かわいいなぁー…」
キスを落とし、スネークはそのままサーチスネークを掴むと長い舌で舐め始める。
サーチスネークはくすぐったそうにクネクネと身体を揺らすだけで、スネークに身をゆだねている。
「…」
スネークは舐めながら片手で自分のベルトを外してズボンをズリ降ろす。
スネークの唾液に濡れたサーチスネークはスルリと手から離れて脚の付け根へと向かう。
「あ、っん…ぅ…」
サーチスネークがゆっくりとスネークの体内へ侵入していく。
にょろにょろと、周りに他のサーチスネークも集まってきた。
「好き、お前ら好きだよ、俺は…んっう、ぅぅ…」
数匹のサーチスネークがスネークのナニへ群がり小さな舌で刺激し始める。
「ひぅっ…あ、ぁぁっ…」
反射的に脚を閉じかけるのだが、スネークは耐えるように自分の脚を掴んで押さえ込む。
「俺、お前らに、愛されて…幸せだ、よ…」
サーチスネークにキスをしながらいう。
一人酒のあとは、こうやってサーチスネークと戯れる。
サーチスネークには高度な思考回路もないが、意識が繋がっているスネークの感情には敏感なようで
こうやって『愛を確かめ合う』ことは可能だった。
「あ、あっあぁぁ…あ、あっ…!!!」
潜り込んでいるサーチスネークが、がつがつと奥を刺激してきてスネークは耐え切れず倒れて床に指を立てる。
「イイ、そこ、イイよぉ…!!!もっと、おねが、いっ…もっとしてぇ…!!!」
長い舌をだらしなく垂らしながら、スネークは言う。
もうすぐイってしまう、その時だった―――
『スネーク、いるんでしょ?あけてよ』
「っ!?」
身体がこわばるスネーク。
コピロクの声だった。
(クソっ…邪魔された…!!もうちょっとでイけたのに!!!)
スネークはイラっとしながら居留守をすることにした。
『スネーク?ジェミニ、スネーク寝てるんじゃない?』
『起せばいいだろ』
(なっ!?ジェミニ!!?)
ギョっとするスネーク。
コピロクなら面倒くさがってすぐ帰ると思ったのだがジェミニがいるのでは帰るわけがない。
スネークはサーチスネークがまだ体内に残っているのも構わず慌ててズボンを引き上げる。
それと同時に勝手にジェミニがドアのロックを解除して入ってきた。
「なんだ、起きてるじゃないか」
「おまえ、勝手に人の部屋に入るなっていってるだろ」
「酒くさ。あぁ、一人で飲んでたわけか。寂しい男め」
「なんのようだよ」
「マグネットがこのデータをスネークに解析させろってさ。」
メモリーを出してきて作業代の上へ置く。
どうやらスネークに用事があったのはジェミニだったらしい。
コピロクはシャドーが面倒をみることになっているのだが、たまにコピロクがジェミニの後ろをついて回るのだ。
それがスネークには面白くない。
ジェミニはコピロクが、そう…ロックの外見そのままだから気に入っている。
それが面白くないのだ。
「…だいぶ飲んだのか?スネーク?」
「別に。さっさと出て行ってくれよ」
「…ふふ。立てよスネーク」
「なんで?」
「いいから」
手を伸ばすジェミニ。
スネークは眉間を顰めながらその手を握って、立ち上がる。
「紅いな、顔。」
「酒飲んでたから…」
「ふぅん?俺の記憶だとこの量でそんなにまで赤くはならなかったと思うんだが?」
ジェミニの手がスネークの尻へ伸びる。
「ひぁんっ!?」
「いい声で鳴くなスネーク?」
「ふふ、どーせ独り寂しくオナってたんだろう?」
ジェミニとコピロクがニヤニヤと笑う。
「ちが、うっ…!あ、あぁ、やめ、じぇみにっもうやだ…!!」
「気持ちいいんだろ?スネーク」
ジェミニはスネークの口元を手で塞ぎ、ボディスーツ越しに尻を強く揉みだす。
コピロクの小さな手がスネークの股間に触れた。
「わぁー、元気だねぇ?あ、もしかしてイキそうな時に邪魔しちゃったかな?」
「っ…ふ、ぅっ…!!」
ジェミニの腕にしがみ付いたまま、ボロボロと涙を零して唸るスネーク。
「それは悪いことをしたなぁ?」
スネークの脚がガクガクと震え始め、押さえ込んでいた興奮が溢れ出てズボン越しでもわかるほど勃起してしまっていた。
「僕が抜いてあげるね?」
コピロクはズボン越しにナニをはむはむと咥えて刺激を与え始める。
「うぐ、うっうぅぅぅ…!!!」
スネークが手でズボンを降ろそうとし始めるが、上手く脱ぐごとが出来ない。
ジェミニがそんなスネークの手を掴み上げてしまう。
「や、だぁ…!おねが、いっ脱ぎたい、苦しっ…いから、あ、あぁぁぁ…!!」
「あー出てる出てる、やだぁお漏らしみたい。ふふふ」
「ひっく、うう、も、いいだろぉっ…帰れ、帰れよ…」
泣きながら言うスネーク。
「帰るわけないだろ」
ジェミニはスネークをベッドへ投げ、馬乗りになった。
「コピー、酒はまだ残っているか?」
「三本だねぇ」
「全部使う。」
手を伸ばしてコピロクから一本受け取ったジェミニはそのままスネークの口へと注ぎ始める。
「んぐっうぇ、んぅ、ぅぅ……!!!!?」
「ほら、次だスネーク。飲みやがれ」
「やら、あ、んぅっ…」
零しながらも飲まされ、意識がまどろむ。
ぐったりしているスネークのズボンをジェミニは引き裂くと、スネークを後ろから抱き上げて脚を広げさせた。
「コピー、下から飲ませてやれよ」
「いいよ、わぁー。遊んでたね?ゆるゆるだよスネーク?」
「ひっあ、あぁぁぁぁ!!? やめ、中、サーチスネークちゃんがっやだぁ…!!」
「お前ヘビつっこんだままだったのかよ?変態すぎんだろ」
「まむし酒ってやつできるのかなぁ?」
「おいスネーク。中につっこんでるサーチスネークのチャンネルよこしな」
「えぅ…」
スネークはサーチスネークとジェミニの回線を繋げると、中のサーチスネークが動き出した。
「あ、あぁぁぁ!!!?やら、なかっ、あ、あぁぁぁぁぁぁ」
涎を垂れ流しながらスネークは暴れるが、ジェミニが押さえ込む。
「あはははっ漏れそう、もったいないよスネーク?蓋してあげるね」
いいながらコピロクが捕らえた別のサーチスネークをねじ込む。
「ひぎっイくぅ…!!イっちゃうぅぅぅ!!!」
ジェミニの腕に指を立てながらガクガクと全身を痙攣させて絶頂を迎えるスネーク。
「ふふ、スネークを犯してるみたいな感覚で楽しいなこれ。
あー、お前自分を犯してるような感覚で楽しんでるだろ?変態め」
「友達いないからだねぇ、かわいそー」
クスクス笑うコピロク。
スネークは完全に泥酔しきっており、力なく項垂れていた。
「スネーク、まだ終わりじゃねーよ。起きろ」
ベッドの上でコピロクと『ジェミニ』が絡み合っている。
「あはっくすぐったいよジェミニ、ふふふ」
コピロクはくすくす笑いながら『ジェミニ』の頬に手を添えてキスをする。
絡み合う舌と舌。
『好きだよロック、君は本当に可愛い。愛しい』
『ジェミニ』は微笑んで言う。
「本当?」
『本当さ』
「じゃあもっと愛してよ?」
繋がりあう二人を、拘束されたスネークはぼんやりみていた。
酒のせいで頭が回らない。
焦点が上手く合わない。
そんな目で隣に座り込んでいるジェミニを見た。
ジェミニは無表情でベッドの上のショーを眺めてる。
ジェミニはコピロクと寝たことなんか一度もない。
あぁやってホログラムと絡ませてただ眺めているだけだ。
それが悔しくてコピロクはジェミニを追い回す。
「…スネーク」
「!」
ジェミニと目が合う。
その笑みが怖い。
「ひっ…」
まだ中にあったサーチスネークが降りてくる。
「うあ、あっあぁぁ…!!!」
ずるり、と出てきて廃油は排出しなかったが軽くイってしまった。
「ふ、ふふ…俺のことどう思うスネーク?なぁ、答えろよ」
「あぁぁっ!!」
ナニをねじ込まれて身体を捩らせる。
「俺は、綺麗だろうスネーク?俺は美しいだろう?言え」
「き、きれいっ…ジェミニきれい…きれい…」
「ふ、ふふ…ふふふ…」
満足そうに笑うジェミニ。
「そんな蛇に言わせて満足しちゃうの?」
「!」
コピロクが覗き込んできていてジェミニは睨む。
『美しいですよ『俺』。貴方はとても、綺麗だ』
「『私』!?」
ホログラムがジェミニを後ろから抱きしめる。
―――ホログラムを操れない
「自律思考プログラムが起動してる!?」
「ちょっとヤってる間に弄ってみたよ。そろそろ僕を抱いてよジェミニ。
ホログラム越しの愛の告白はやめて」
「勝手なことを!『私』、離れろ!!」
『嫌です。私は『俺』が大好きなのに、どうして自律思考プログラムを起動してくれないんですか?』
「っ……」
ジェミニは腕を振り払って、繋がったままのスネークにしがみ付く。
「助けてスネーク、助けて…!!」
「…?」
「スネーク!!」
スネークはジェミニを抱きしめる。
「ジェミニ、綺麗だよ…?」
「違う、そうじゃない!」
「酔っ払いに助け求めても仕方が無いよジェミニ…ね、スネークも混ぜていいから楽しいことしようよ」
『そうですよ、『俺』。楽しいことしましょう?』
「ん、俺気持ちイイことすきだよ、ジェミニ…」
「スネ―――」
ジェミニはスネークのキスで口を塞がれてしまった。
◆◆◆◆
スネークはジェミニを呼びにコピロクの部屋へ向かった。
「……」
部屋の中を見て、思わず息を呑む。
「あ、あっあぁ…!!やだ、ジェミニ僕壊れちゃう…」
「ロック…!!」
その空間は、開拓時期に使っていた基地の休息室で。
柔らかいソファの上で、ジェミニはコピロクを犯していた。
ジェミニが腰を打ち付けるたびに小さなコピロクの身体は跳ねる。
「っあぁぁぁぁ!!!」
「っ―――!!!」
果ててぐったりする二人に、スネークは歩み寄る。
「…なんだ、これ」
「……ふふ。」
「ふふふ…」
コピロクとジェミニはクスクス笑う。
スっと、周りが変貌していく。
暖かい日差しが入り込んでいた窓は無機質な壁へ。
二人が使っているソファはただの金属製の椅子へ。
「ホログラム……」
「良い活用の仕方でしょ?僕のホログラムってジェミニみたいに体内発動じゃなくて部屋全体で生み出してるからさぁ?」
「ん…あ、ジェミニ。任務について作戦会議あるから。来いよ」
「……ん。」
コピロクから離れたジェミニはシャワーを浴びに洗浄室へ行く。
「…思い出の上書き?」
「そう」
目を細めてスネークに頷くコピロク。
「あえて綺麗な思い出を汚しちゃえば、僕に置き換えてしまえばオリジナルのことなんかどうでもよくなるよ。
オリジナルより、僕を愛するようになるよ」
「…お前、ジェミニに似てるな。似たのかな」
「僕が?ジェミニに?」
「中身がどうしようもない」
「…そう?マシなやつなんかここにはいないよ?」
「そうだったな」
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