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注意
ちょっとだけジェミニがモブ(人間)に陵辱されるだけの話です
ちょっとだけジェミニが酷い目にあう。肉便器扱い。(ロボットなのに肉?とか言わない)
人間の血の表現もあるので注意。
スネークが下衆ネークな性格
 天井裏で、スネークとシャドーはジェミニを探していた。

 スネークがサーチスネークで細かい場所を探しているため、シャドーは待機。

「暇でござるー」

「はいはい、まぁ待てよ。お、いたいた。5号が発見」

「五号殿…」

 シャドーは事前に教えられていたサーチスネークの回線の中の5号の回線に通信回線を繋ぐ。

 ジェミニの姿が映った。



『っひ、んッ…!あ、うぁっあっ……!!』

 虚ろな目をしながらも、艶かしい声でジェミニは人間に犯されながら喘いでいる。

 場所は悲しいかな、男子トイレでありジェミニは便器の一つに鎖で繋がれている状態。

 いれやすいように片足を上げさせられている。

『イっ…や、イク…! やめ、てっ…先に、いっちゃうっ…!!』

 涙を溢し始めるジェミニ。

 その視線は自身に向かっている。

 ジェミニを犯している男の手に握られていて、執拗に手を動かし刺激を与えていた。

『先にイクなよ?黙って我慢してろ便器』

『っう、うぅぅ…』



「これ絶対我慢できないな」

 スネークが呟く。ニヤニヤしながら。

「さすがスネーク殿、ジェミニ殿のことは何でもわかるでござるな」

「当たり前だろ、仕込んだの俺だぜ?」



『っ……』

 どろり、と廃油が溢れてくる。

 ジェミニは絶望に染まった表情でそれを見つめている。

『…おい、だらしねぇ便器だな、言いつけも守れねーのかよ。スクラップにしてやってもいいんだぜ?

 お仕置きだな』

『あがっ…!!!』

 ジェミニの身体が電流が流れているのかと思うほどガクガク震える。



「あの首輪だな」

「楽なもんでござるー。では行ってくる」

「おう、ジェミニのデコレーション楽しみにしてるわー」

 影に沈んでいくシャドーを見送るスネーク。



 ジェミニを犯す男は腰を動かしながら苦しむジェミニを見下ろしげらげら笑う。

『ご、めんなさ…いっ…ゆる、し…ゆるして…』

 苦しい。

 苦しみを止めてもらうには謝るしかない。

 ジェミニは必死に哀願する。

『あっ―――』



 その声は誰の声だったのか



 男だったか、ジェミニだったか



 スネークは別にどっちでもよかった。



    ******



 こうなったのは数ヶ月前。



「…俺を売る!?」

 ジェミニは鬼のような形相でスネークを睨んだ。

「資金難だから誰か売り飛ばして後日回収を繰り返し無限に資金を調達しようという作戦を考えたんだよ。

 ジェミニ暇だろ?身を売れよ。あ、皆にはジェミニが快く引き受けたって言っちゃったから問答無用で俺がお前を売る」

「美しい俺に値段がつくわけないだろ、返されるな」

「ははは、何言ってんだお前」

「遠まわしに拒否をするといったんだが?」

 にらみ合うスネークとジェミニ。

「大体そんなの、ワイリー博士が許さないだろーが」

「博士には黙ってるから問題ないんだよ。お前は何も心配せず身を売れ。

 別にあとで俺らが回収にくるんだからいいだろ?」

「心配だらけだよ!お前だから信用がならないんだ!」

「ったく、口での説得は無理か。まぁ解ってたけど」

 言ってスネークはサーチスネークをばら撒いてジェミニの動きを封じる。

「ジェミニ~お薬飲もうねー」

 なにやら怪しい小瓶を取り出してくるスネーク。

「な、なんだそれは!?やめろ、やめろぉぉぉ!!!」

 むりやり飲み込まされる。

「っ…!?」

 ジェミニは全身を痙攣させ、そのまま動けなくなってしまった。

 口も動かせない、全身が痺れて力が入らないのだ。

「シャドーの毒を薄めたやつ。あ、毒って言っちゃったてへぺろ☆」

(あ、あとで殺すっ…!!)

「シャドー、手伝ってー。俺か弱いからジェミニ運べない」

「軟弱でござるー」

 天井から降ってくるシャドー。

 二人はジェミニを持ち上げる。

「さようならジェミニ兄さん!オニイサマのお金で俺ら豪遊する!」

「ヒャッハー!E缶祭りだぁー!でござる」

「ぐぎぃぃぃっ…!!!」








 気がつくと、ジェミニは商品の一つとしてオークションに出品されていた。

 スネークからジェミニを買った業者がこのオークションにジェミニを出した、ということらしい。

 普通のよくある家庭用ロボットからセクサロイドまで疎らに集められている。

 さすがに戦闘用は自分しかいないようであったが。

 ジェミニは酷く不機嫌だった。

 売られたことに対しても腹が立つが、何より商品説明の内容に納得いかない。

 皆それぞれ首から型番と名前、そしてコンディションが描かれたプラカードをぶら下げているのだが、

 ジェミニは何故か工業用扱いで「DRWN.019 GeminiMan 旧型 中古…」と表記されていた。

(旧型!?中古!!?この俺が!!?)

 憎い、人間が憎い。

 もしかしたらスネークが適当なことを言ったのかもしれないが、それにしてもこれは酷い。

 DWNではないこと、戦闘用だと表記しないことから、そういうのはウケが悪くて売れないのかもしれないと思った。

 しかしそれは人間の都合であり、ジェミニは納得いかない。

 暴れてやりたいところだが、眠っている間に取り付けられた首輪のせいでどうも上手く動けない。

 首輪から細い針状のものが数本飛び出し首に突き刺さっているのは解る。

 それが首に集まっている神経回路に接触し行動の制御を行っているらしく、身体が思うように動かせないし喋ることもできないのだ。

(…これ割とヤバいんじゃないか)

 早くスネークが助けに来てくれないだろうか、と割と本気で思い始めたジェミニだった。



   ◆◆◆◆



 次にジェミニが目を覚ましたとき、また見知らぬ建物の中だった。

「おい、立て」

 数人の人間に囲まれていた。

「ここは…」

「お前の新しいおウチ、そんで俺らが新しいご主人様、わかったか?」

「なんで男買って来たんだよ」

「いいじゃねーか穴がありゃーいいだろ?安く落とせたんだぜ?

 高いの買ったって前のみたいにすぐ壊しちまうんだろ?」

「違いない」

 げらげら笑う。

 あぁ嫌だ醜い―――

 ジェミニは本気に嫌悪感を抱く。

 人間からは自分たちが鉄の塊にしか見えないだろうが、こっちからしてみればただの肉の塊にしか見えない。

 水とたんぱく質で出来上がった気持ち悪い生物にしか―――

 それに囲まれていると思うと非常に不愉快だ。

「…」

「おっと、逃げようとすんなよ。」

 ジェミニに気づいた一人が呟く。

「逃げようとしたら―――お仕置きだ」

「っがぁぁぁ!!?」

 ジェミニは首輪を引っ掻きながらのたうち始める。

 電流を流されているかのような激痛が走っているのだ。

「死ぬ、死ッ…!!!」

 床を引っ掻きながら苦しむジェミニ。

「止めて欲しかったら止めてくださいっていいな」

「ぐぎっ…と、とめ…て……止めて、ください……」

 激痛が止まり、唇を噛み締めるジェミニ。

「解ったか?」

「んじゃあ連れて行くか」

 引きずられるようにして連れて来られた場所はトイレだった。

「ここがお前の新しい寝床だな、ははは」

 奥まで歩んで、ジェミニの鎖を持っていた男がその鎖を便器の近くの壁についている金具に繋いだ。

 もともとそのためのものらしい、「前のロボット」とやらもここに繋がれていたのだろう。

「……」

「気に入ってねぇみたいだな」

「調教をたっぷりしてやるか」

「まずは自分の立場をわからさねーといけないもんな、はははは」

 初めてジェミニは人間に犯された。






 それからは玩具として弄ばれる日々であった。

 性欲の捌け口になることもあればただ理由もない暴力を振るわれたり、本当に便器扱いされたりと

 ジェミニの精神は流石に限界に近かった。

「っおぇぇ、けほっ、ぅぅ……」

 自分のオイルに混じって人間の体液が吐き出てくる。

「すねーく…まだかな…すねーく……」

 助けに来てくれないかもしれない、という思いが強くなる。

 こんな目に合っているのにあいつは迎えに来てくれない。

 そもそもどうしてスネークに助けを求めているのだ、あいつは嘘ばかりつく男なのに。



 口から出任せを言って、俺を売り飛ばしただけじゃないのか…



 いっそのこと…壊れてしまった方が楽ではないのか―――?



    ****



 視界が赤い。

 顔に、全身に生暖かいものがべちゃべちゃと降りかかってくる。

 自分を犯していた男の鮮血だと判断したのは、倒れる肉塊の影から現れたシャドーの姿を見たときだった。

「久しぶりでござるジェミニ殿!元気そうで…いや半分元気そうでなによりっ!」

 何をどう見て半分と判断したのかわからないが、シャドーはそういうと放心したままのジェミニを放置して影に手を潜り込ませる。

 そして引っ張り上げるようにスネークを影から引き出した。

「ようジェミニ!迎えに来てやったぞ」

「すねー、く…」

「おい、シャドー首輪忘れてる」

「あ、御免」

 呟きシャドーブレードで首輪を切る。

「……」

 スネークはゆっくりと首輪を外してやり、首周りを撫でながらぼんやりしているジェミニの顔を覗き込む。

「んー、青い口紅もいいけど、赤も似合ってるぜ?」

 スネークは笑みを浮かべてそう言いながら、ジェミニの唇に指をあてて血を塗りつけた。





 スネークたちはジェミニを弄んでいた施設から少しはなれたところの廃墟と化したビル内の一室に一時的にいた。

「お前臭い、色々臭い。人間のありとあらゆる匂いがして非常に不愉快だ」

 水が通ったままらしく、スネークは蛇口をひねり、ジェミニに冷水をぶっ掛けていた。

「っ…」

「ジェミニ殿元気がないでござるなー」

 冷たさに震えているジェミニを見下ろしながら呟くシャドー。

「心が折れたんだろ。いっぱい汚されたもんなー?こことか」

「ひぎっ」

 スネークの指がジェミニの後ろへ伸びる。

 ぐちゅり、と人間の出した残りが溢れてきた。

「綺麗にするか。これ外れるかな」

「切ればいい」

 シャワーの頭の部分を切断してホース部分のみになる。

 それをジェミニの中へ突っ込んだ。

「ひっ!?すねぇくっ!!?つめ、たいっ冷たいっ!!!」

「お、やっと反応返ってきた。押さえてろシャドー」

「承知!」

「いや、ひぐっ!あぁぁぁぁ!!」

 涙を流しながら暴れようとするジェミニ。

 スネークはニヤニヤ笑いながらジェミニを見る。

「何感じてんだよ?人間とヤんのそんなに良かったかぁ?」

「ちが、うっちがうっ!!」

「何が違うのかわかんねーなぁ?」

「スネー、クっ…!俺の、気も知らないで…!俺は、俺は……!!!」

「何?」

「俺は、お前を待つのが辛かった…!」

「へぇ、そりゃ嬉しいね。俺も辛かったよ?お前の中が一番気持ちよかったんだよね」

 ホースを引き抜き、スネークはジェミニの脚を開かせる。

「ヤるのでござるかスネーク殿」

「一回だけだよ。」

「スネークの一回は一回じゃないでござるからなー」



   ◆◆◆◆



 シャドーはぶらりぶらりと廊下を歩いてどこにどんな仕掛けをしてやろうかと考えていると、ジェミニがやってきた。

「……」

 思わずぎょっとするシャドー。

 ジェミニの唇が、赤くて生々しい。

 さすがに血ではないが、色を変えただけなのにとても印象が変るものだなとシャドーは思った。

「ジェミニ殿、スネーク殿のところへ行くのか?」

「あぁ」

「口紅の色―――」

「これはスネークが似合ってるっていうから…ふふふ」

 うっとりした表情でいうジェミニ。

「似合うだろう?シャドー」

「う、うにゅ…引くぐらいに似合っているでござる…」

「ふふふふ、俺は何でも似合うんだ…」

(壊れたのかと思ったが、いつものジェミニ殿だった)

 自分にうっとりしているジェミニに安心しつつ、シャドーは立ち去った。



「そうだ、またスネークに塗ってもらおう」



 ジェミニは自分に酔った表情のまま、うふふと笑った。



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