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ここでのK竜巻は今までの竜巻とは違ってGUESS仕様でかなりの真面目系淫乱ビッチくんです。
 スネークとトルネードが絡み合うようになったのは少し前からで

 テングが相手をしてくれず、ムラムラしていたトルネードをスネークが誘ったのがきっかけだ。

 挿入なしのキスのみの、他愛の無いじゃれ合い。

「んっ…、ふっ…ぁんっ…」

「ッ…う、んぅっ…ぁっ…」

 ねちゃねちゃと音を立てながらキスをし合って、お互いの手で相手のナニを扱いている。

 無論それだけではスネークは満足できないのでコードによる接続も行っており断続的に快楽を得ていた。

「だめぇ…トルネード、俺もう我慢できない…」

「ふぇ…?」

 熱に犯されたトルネードはスネークのいっている意味が理解できない。

 スネークもそれ以上の説明もなく、そのままトルネードを押し倒して馬乗りになった。

「じぇみに、任務出ててッ…欲しい…!!」

 叫びながらトルネードのナニを飲み込む。

「ッあぁぁぁぁぁ!!!!」

「じぇみにっじぇみにぃぃ…!!!!」

 スネークは激しく腰を動かしてジェミニの名を呼ぶ。

「すねー、くっ!すねーくすねーくっ・・・!!!」

 逃げようとするトルネードだがスネークがその暴れる手を握り締め、キスで口を塞ぐ。

 ごぷり、と中で出されるがスネークは小さな悲鳴と小さく腰を震わすだけであった。

「もっとぉ…もっとだしてもっと―――」

 妖艶な笑みを浮かべながらスネークはトルネードの頬を長い舌で舐め上げた。



   *****



 テングは顔を上げるとトルネードがふらふらと歩んできていた。

「また来たのか」

「ごめ、ん…テング…」

「またスネークと戯れていたのだろう?それで十分では?」

「十分じゃ、なくて、俺…お前が、欲しくて…」

 顔を真っ赤にし、涙をボロボロと零し始める。

 脚がガクガクと戦慄いている。

 知っている、トルネードはいつもスネークに昂ぶらされてそのままの状態で開放されてしまうことを。

 テングは立ち上がるとトルネードの頭を掴んで地面へねじ伏せた。

「やめ、テングやめてくれっ!!ぶたないで、お願いぶたないでっ―――」

 ブレードの腹でテングはトルネードの臀部を打つ。

「ひぎぃっ!!」

 短い悲鳴。

 しかし構わずテングは打ち始めた。

「あぎッ!!あ、うぐっあ、あぁぁっいや、ぶたない、でっいやぁっあ、あひっ……」

 打たれるごとにトルネードの表情が変わっていく。

 悦に浸った表情に染まっていく。

 本人は嫌がっているが身体がそう反応しているのだからそれを望んでいるということだ。

「それが、ほしいんじゃなっい・・!!うあ、あぁぁぁ・・・」

 地へ廃油を撒き散らすトルネード。

 テングは手を離してトルネードを開放する。

「うっぅぅ…」

 快楽に染まった表情で、涙を流す。

「何が欲しい?」

「アッ…アァ……こ、ここに…ここにテングの……」

 熱に犯された目をテングに向けながら、トルネードは臀部の間あたりにある廃油口へ指を潜り込ませ、広げる。

「貴様に恥じらいというものはないのか」

「ヒッ…ごめん、ごめんなさい、ごめんなさ、い……!!!」

 泣きながら何度も何度もトルネードは謝り始める。

「あぁ五月蝿い!」

「ひぃっ…!!」

 テングはトルネードを掴み上げて雨を避けるために使っている小屋へ行きトルネードを投げ込む。

 そしてそのまま押さえつけて縄で縛り上げた。

「やだぁ…!!テング、いやだぁぁぁ!!!」

 何をされるのか把握しているトルネードは泣き叫ぶ。

「黙れ」

「うぐ、うっうぅ…」

 猿轡を噛まされ、手足を拘束されてしまう。

 テングはトルネードの唸り声を背に受けながら小屋を出た。

 いつもの行為だ。

 こうやってトルネードを拘束して放置する。

「……」

 テングは上を向いた。

「ひゃっ!!?」

 いつの間に居たのか、アストロが悲鳴を上げながら姿を消した。

 いやもしかするとずっと一緒にいるのかもしれない。

「何のようだ」

『ぁの、あんまり…いじめるのは…ひゃっ!!!』

 虚空を睨むとアストロは悲鳴を上げて黙り込む。どうやら視線が合ったらしい。

「お前は勘違いしているようだがこうでもしないとダメなんだ」

 スッ…とアストロが顔を半分だけ出す。

「ぇ…??」

「…拙者が持たない」

 プイっと視線を逸らし、テングは元居た場所に戻って腰を下ろした。

「一度だけあいつに合わせてやったが…いや、もういい」

「………すき、なの?あの人のこと」

「好きで悪いかぶち壊すぞ風船…!!!」

「ひゃああああーーー!!!!」

 またアストロが消える。

「くそ、言い過ぎた。出て来い」

『うう…』

 出てきてくれない。

 言い過ぎた。

 しかしこの場から逃げ出さなくなっただけでも、関係は良い方向に向かっているのかもしれない。

「…お前らはどうして拙者にばかりまとわりついて…」

 腑に落ちない。

 アストロとトルネードが懐いてくる理由が自己のどの部分にあるのかさっぱりわからなかった。

 アストロはこのようにやっと会話が出来るようになったが

 トルネードは本当に困った、どうすればいいのか。

 抱けば抱くほど堕ちて行く。

 こうやって自分から離れないと理性が飛ぶ。

 しかしこの後あいつを解放しなくてはならない。

 その頃にはあいつも出来上がっているのだ。

 放置されて悦んでいるのだから仕方がないといえば仕方が無いのだが。



 あぁ二人で空から落ちているような気分だ。



 底の無い、延々続く空からずっとずっと落ちている。

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