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注意
・光さんが下衆、レイプ展開
・概念蛇双子で物質的に光双子
・なぜならネタバレ(反転で見れるよ)→蛇と光の中身が入れ替わっているから)
ジェミニは自室に訪れた訪問者に対して不愉快そうに眉間を顰めた。
その訪問者は珍しい訪問者であった。
セカンドのフラッシュであった。
「ここにスネークはいないぞ。帰れ」
「あぁ、そーかい。悪かったな」
笑みを浮かべるフラッシュ。
ジェミニはフラッシュのことはあまり好きではなかった。
スネークと親しいから、というのもあるが一番はスネークと笑顔が似てるからだ。
顔の作りが違うのに、どうして笑顔だけ似ているのか。
電子頭脳の作りが同じだからなのか?その理屈だと自分もフラッシュと同じ笑顔だということになってしまうから違うはずだ。
とにかくあまり快く思える対象ではなかった。
キンッ
「!?」
視界が一転する。
目の前にフラッシュの顔があった。
「!」
いつの間にかジェミニはフラッシュにベッドの上へ押し倒されていた。
チキチキチキ…とフラッシュのバスターからエネルギーを充填する音が聞こえる。
タイムストッパーを使われた。
そう判断した瞬間、ジェミニは自分の右手をバスターに変えようとした。
(変らない!?)
時間を止められたときに弄られたのだろう。
問答無用で相手を打ちのめすという自分の行動が読まれていたのか。
「…何の真似だ」
動揺を表に出すまいと、気を落ち着かせながら静かに呟きつつ睨むジェミニ。
「スネークから惚気話、よく聞くんだよ。」
「……で?」
「察し悪ィな。俺も味見してみたくなるってもんだろ?」
フラッシュの笑顔。
笑顔が嫌だ、笑顔が―――
スネークと同じ笑顔が―――
「うっ」
両手を押さえられながら、キスをされる。
もがくが上手く逃れられない。
それよりも、キスの仕方がスネークと一緒で―――
違うのは舌の長さだけだ。
「どうだ?スネークとどっちがいい?」
「…生憎、俺はお前らなんかより『私』の方が感じるんでな。
気が済んだのならさっさと帰れ」
「ツれねぇなー。もっと可愛がりたくなってくるだろ?」
ニヤリ、と笑みを浮かべるフラッシュ。
キン…
また視界が一転する。
「あっ!?」
目の前の、鏡に写る自分の姿にジェミニは思わず声を上げた。
そして遅れてやってくる感覚。
「ひぅっあぁぁ…!!?」
ジェミニは拘束されて後ろからフラッシュに犯されている最中だった。
「おもしれぇー。すっげぇ締めてきやがる。もしかして快感が一気に襲ってきた、とかなのかねぇ?」
呟きながらフラッシュは腰を動かす。
「あ、あっあぁぁ…!!!」
「なんだよもう素直になったのか?ヤっちまえば案外すぐオチるんだな?」
「っ!!」
ジェミニはぎゅっと唇を噛み締め、涙を流しながらフラッシュを睨んだ。
「いいねぇ、あ、そうだ。スネークの名前呼んでみたらどうだ?助けに来てくれるかもよ」
「誰が、あんなクソ蛇……」
「ふぅん?じゃあたっぷり楽しませてくれよ」
「さっさと、終らせてしまえばいいだろ…!」
「すぐ終ればいいんだがな」
コードを引っ張りだしてくるフラッシュ。
「!?」
ゾっとするジェミニ。
きっと、そうだスネークと同じことをしようとしているのだ。
コードを繋いで、パルスを送る。
フラッシュならスネークと同じ芸当は出来る。
「やめ、ろぉ!!」
「暴れるなよ。気持ちよくさせてやろうっていう先輩の心配りだぜ?」
「いやっ…!」
拘束されているので抵抗もできぬまま、メットにコードを接続される。
「うあ、あぁぁぁ!!?」
「ん、『いつもの身体』じゃないから『調節』が難しいなコレ」
フラッシュの呟きに、ジェミニは疑問も浮かばなかった、それどころではなかった。
「強、すぎっ…あ、あぁぁっすねー、くっすねーくぅぅ…」
舌をだらしなく垂らしながらジェミニは全身を襲う快楽に身もだえ、スネークの名を呼び始める。
「素直になったじゃねーか。あ、何先にイってんだよお前」
ジェミニのナニが廃油でどろどろになっていることに気づく。
「イって、なぃぃ…!!」
「イってるじゃねーか。あーあ、また勃起しはじめて…えろい身体してんなー?お前レイプされてんだよ?」
「ひぐっ、あ、あぁぁっ…」
ブルブル震えるジェミニ。
「あーレイプってーのがイイんだ?感じてんだ?えろいえろい。ほら、出してやるからしっかり受け止めろよ」
「ひぃっ!?」
深い部分にフラッシュの廃油を注がれる。
「あ、あ、あぁぁっ……」
身を仰け反らせてガクガクと震えるジェミニ。
「気持ちいいだろ?ジェミニ」
拘束を解いて、ジェミニを振り向かせる。
「う、うぅ…」
「なぁ?キスしろよ」
「っ……」
ジェミニは震える唇をフラッシュの唇へ押し付ける。
遅れて舌が入ってくる。
フラッシュはジェミニの腰を抱き寄せて侵入してきた舌を弄んでる。
「ん、ふぅっ…ん…」
ジェミニもフラッシュの首へ腕を回して角度を変えながらキスを繰り返す。
「あー、厭らしいなぁお前。これ浮気になるのかねぇ、自分からキスしてきたし?」
「お前が、しろって…」
「でもお前、嫌いな相手に腕回すか?なぁスネーク」
フラッシュがドアの方向へ顔を向けるのでジェミニも驚いた表情でそちらを向く。
「!?」
「………」
スネークがいた。
いつの間にいたのか―――
スネークは足音を立てることもなくベッドまで歩み寄ってきた。
その表情は蛇メットのせいでわからない。
「す、スネーク、違う、これはっフラッシュマンが無理やり…!!!」
「俺のせいにすんなよ。なぁジェミニ?スネークに見られながらヤってやろうか?」
「ひぅっ!?」
フラッシュからパルスが断続的に流され始め、ジェミニはガクガクと身体を震えさせはじめる。
「あ、あっあぁぁ……」
口内のオイルを垂らしながらジェミニは自分を抱きしめ身を縮める。
腹に力が入るのか、ごぽごぽとフラッシュの出した廃油が溢れてきていやらしい光景だ。
「…見ててもいーけど、ヤニをくれ」
スネークはフラッシュに手を伸ばす。
「え、吸うの?」
「ヤニ吸ってねーとやってらんねぇー」
「あんまり吸って欲しくないんだけど…ちぇっ」
舌打ちしながらフラッシュは自分のタバコをスネークに手渡す。
スネークはタバコに火をつけ、口に咥えるとジェミニを見下ろした。
「いや、すねー、く…いやっ…だ、見るなッ……」
「先輩が見せたいみたいなんでー」
「もう一回ヤろうぜジェミニ。スネークに見えるようにな」
「ひぁぁぁ!?」
再び挿入され、そのまま抱き上げられる。
スネークに見えるように、フラッシュはジェミニの脚を掴んでM字に開かせる。
「うあ、あぁっ…」
「さっきより興奮してるぜお前?そんなに締めてスネークに見られてんのそんなにイイのか?」
耳元で囁かれてジェミニは顔を真っ赤にさせる。
「そうだよなぁ、俺と繋がってるところ丸見えだもんなぁ?感じてますって自己主張してるしなぁ?
さっきから垂れ流しじゃねーか」
「っ………」
廃油がとろとろと流れていることを指摘されてジェミニは身を捩るが、逃れられない。
「や、あ…きもち、よくなんかっ……」
「へぇ?」
「ひぎぃ!?」
強いパルスが流れてきてジェミニは悲鳴を上げる。
「喘がせてやるよ、スネークの前でさ」
「ひ、いやっあぁぁぁ…!!!すねーく、たすけてすねーくっ…!!」
スネークに手を伸ばすが、スネークは暗い眼で見下ろすばかりだった。
◆◆◆◆
強制シャットダウンに陥り、そして再起動して視界に映ったのは体育座りのスネークと、そのスネークに何か言ってるフラッシュだった。
「だぁーかぁーらー!巻き込んでスミマセンってあやまってんでしょーが『先輩』!」
とはフラッシュのセリフ。
「俺の身体で無茶苦茶しやがって…凹むわ」
とはスネークのセリフ。
「…???」
思わずキョトンとなるジェミニ。
「あ、起きたかジェミニ」
フラッシュが笑顔になる。
「はぁー…」
スネークは暗い眼のままため息を吐いてばかりだ。
「スネーク…?」
違う。
これは、スネークではない。
「まさか…お前ら……」
「中身入れ替わってたんだよ、わからなかっただろ?嫌がるジェミニ可愛かったー。あと気持ちよかったー。」
この鬼畜な発言をするフラッシュの中身がスネークで
「また俺嫌われたな…」
ネガティブ思考に陥っているスネークの中身はフラッシュなのだ。
ジェミニは思わずスネークが入っているフラッシュの機体に飛びけりを食らわしていた。
「おのれ…どこまで悪趣味なんだ!本気でレイプされたと思ったわ!あとでスネークとセットで殺してやると思った!」
元に戻ったスネークに叫ぶジェミニ。
「あっぶねー。」
「あと勘違いするなよ。俺は美しいからな、思わずレイプしてしまう輩も出てきてしまっても不思議ではない。
しかしそれを甘んじて受け入れる俺ではないのだ。スネークだったから今回は許してやるんだ」
「やだ貴重なデレなのに嬉しくない…」
「フラッシュマンも大変だなこんなバカに弄ばれて」
「いいよもう諦めてるから」
「そうか」
ジェミニは関心がないため、ケーキを食べ始める。
「こいつズ太いなスネーク」
「でしょ?だからわりと何でもできるっていうか…」
酷い言われようだがジェミニは興味がなかったので特に反応を示さなかった。ズ太い。
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