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アルモニカの彼氏

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人妻「今回僕はいないお話だよ」
 アシッドはブラストに誘われてバーに来ていた。
 ブラストが好きそうな洒落たところでアシッドは自分の場違いさを感じる。
 カウンターではなくテーブル席に座るとブラストは二人分の注文をしてくれた。
 正直なにがなにやら解らないので助かる。
 それぞれ飲み物がくると「まずは乾杯」とブラストがいう。「一体何に…」と呟くと「挨拶だよ」と返された。

「…で、奥さん抜きの今日は何かな?奥さんの話か?」
「うん…その、なんていうか…覚悟を決めて聞くんだけど…」

 ブラストは視線をアシッドに向けず外に向けながら呟く。

「アシッドさんって…奥さんのこと好き?」
「それなりに」

 すました顔で答えるが実際はめちゃくちゃ好きである。
 そしてそれはブラストも同じだろうに何故そんな質問をするのだろうとアシッドは思う。

「その、さ…奥さんを独り占めにしたい、とかオレが邪魔とか…ある?」
「???????」

 アシッドは細い目を少し見開いてキョトンとした顔になる。

「いや、考えたこともなかったが…。三人一緒じゃダメなのかね?」
「よ、よかった~」

 安堵の表情を浮かべるブラスト。

「もしオレがお邪魔虫だったら身を引こうかと―――」
「ブラスト」

 アシッドは静かにブラストの名を呼んで彼の目を見つめる。

「君はそういうふうにいつも身を引いてるのか?」
「ん…いや、その」
「人に気遣うのはいいことだがね、そういう『遠慮』は奥さんが一番悲しむよ」
「は、はい…」

 しゅんとなるブラスト。

「アシッドさんは…男もOKなの?」
「もともと恋愛感情というものが希薄だから性別にこだわりがない。
 奥さんのことも君のことも可愛いから好きだよ」
「……」

 照れたのか顔を赤くしながら俯くブラスト。
 この反応が可愛いのだが本人は解っていないだろう。

「今日は二人だけで飲もう。次は奥さんを連れて来よう」
「あぁ」



    ◆◆◆◆



 ブラストに部屋まで送ってもらったアシッドはブラストに押し倒されていた。

「アシッドさん、シよ…?」

 貪るような濃厚なキスのあと、モノ欲しそうな顔でブラストがいう。

「これは浮気になるのでは?」
「は?」
「奥さんに黙ってするのは、どうかな?」
「じゃあ挿入なし!これでセーフ!」
「君、人より性欲が強いんだね」
「うっ…」

 ブラストは硬直する。

「その…好きな、人に…めちゃくちゃ…シたい、というか…その…溜まりやすい、から、オレ…」
「…」

 アシッドはブラストを逆に押し倒して、ネクタイを緩めながら被さってくる。

(ふぇ…かっこいい…)

 脳が麻痺しているブラストはそう思いながらアシッドを見つめる。

「お前より上手じゃないが、やるだけやろう」

 ブラストのナニを取り出し、口でしはじめる。

「う、あっ…」

 ゾクゾクするブラスト。

「あしっど、さん…ッ…もっと、舌、強く、動いて…ひぅっ…あ、それ、それきもち、イイ…。」
「んっ…」

 ブラストの熱を口内で受け止め、それを手に吐き出す。

「いっぱいでたねぇ」

 その言葉に再びゾクゾクするブラスト。

「アシッド、さん…もっとお願い…していい…?」






「んぅ、うっ…んぅぅ」
「はぁっ…んぅ…」

 ブラストとアシッドはキスを交わしながらお互いのナニを擦りつけ合ってた。

「あしっどさん、おれ、すき…きもちいいよぉ…」
「はぁ…ぶらすと…ぶらすと…!!」

 アシッドが腰を揺らし始める。

「ごめん、ぶらすと…ほしい…がまん、できな…い…」
「え…?」

 脚を開き、誘う様に秘所を指で拡げてくる。

「ここが、切ない…」

 おねだりのアシッドにブラストの理性は吹っ飛んだ。
 さっきまで浮気っていってたのアンタだろだとかそういう煽りができないぐらいに。

「あと、普段奥さんがいるからいえなかったんだが…」

 アシッドが泣きそうな顔で見上げてくる。

「ナマで、シてみたい…」

 ブラストのおちんちんがめちゃくちゃ元気になってしまった。
 もうどうしようもない。ローションでお互いをたっぷり濡らし切なげにしているそこへ捻じ込んだ。

「うあ、あぁぁ…ぶらすとぉ…」
「あしっどさん、あしっどさん…!!!」
「はっ…あっ…あっ…!」

 いつもの余裕がないブラストは普段よりも荒くアシッドを犯す。
 アシッドも完全にいつもと違い、蕩けた顔を晒していた。

「オレの、好き?」
「す、きっ…」
「奥に、出してあげるからな?」
「んぅっ」

 アシッドの脚が腰に絡む。
 ブラストはアシッドの腰を掴みながら熱を注ぎ込んだ。
 アシッドの中は蠢く、ぎゅうっと締めてくるのが気持ちいい。

「あは、えっちだなアシッドさんの身体…吸い付いてくる…」

 ブラストはアシッドの腹をなでながらいう。

「っ…っっ…」

 アシッドは仰け反り震えながら快楽の波に浸っていた。

「まだ、シたいよアシッドさん…俺、足りねぇよ…」

 ブラストは腰を揺するとアシッドは甘い声を漏らしながら自分からも腰を揺らせてくる。
 まだヤれると判断したブラストはたっぷりと満足するまで楽しんだ。



     ◆◆◆◆



 二人は気怠そうな表情で並んで座っていた。

「いくらえっちなことしてたからって裸で寝たら風邪引いちゃうよ?気をつけてね」
「は、はい…」

 目の前には人妻と、人妻が作った朝食。
 お盛んな一晩を過ごした二人はそのまま意識を手放してしまったのだが、目覚めると人妻がいたのである。
 二人で飲むという連絡をしていたので二日酔いが心配になったらしいが来てみれば全裸の二人と事後のありさま。
 人妻は「男の人って、そういうこともあるよね…」っといいつつ三人でお風呂に入った。
 若干アシッドが羞恥プレイだった。
 お尻から垂れてくるブラストの子種。どんだけ出したんだと自分でも引いたが、それを壁に手をついて人妻に掻きだしてもらうアシッド。
 とてもいい図だったが風呂の中だったので録れなかった。
 次も出したいと思う。アシッドが涙目になりながら「奥さん、これ、自分でするから…」と訴えているのに「だ~め!ちゃんと綺麗に
 出してあげるから」と頑なに押し通す人妻がとっても良かった。アシッドもおちんちんが元気になってしまっていたので好きだろう。
 狭いお風呂で一発抜いてしまったあと、二人は奥さんの朝食待ちだったわけだ。
 手伝おうかと思ったがちょっと疲れが出ていたし人妻がお座りの号令をかけてきたのでおとなしくしていた。

「浮気、とか…思わないの?」

 ブラストはロックに聞いてみる。

「え?なんで?二人は仲良しだからしてるんでしょ?いいじゃない。別に僕が絶対にいないといけないってわけじゃないし。
 それって逆に拘束してるみたいで嫌だなぁ」
「そ、そっか…なら、いいのかな…」
「でも、僕を捨てないでね?寂しいから」
「そんなことするわけないし!」
「そうだ、我々も奥さんがいないとダメな身体になっている」
「そう?じゃあ今度埋め合わせしてね?えっちしよ?」

 にっこりほほえむ人妻。
 その笑顔に二人はいやされるのである。言ってることはどすけべでも。


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