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流氷さんのところのサキュ波とネプさんの腹上死のち心臓マッサージがドツボにハマって我慢しきれず書いたものです。
 彼と出会ったのは出会い系サイト。
 トモダチに促されてオフった先にベッドインし、そこで腹上死させてしまったのがきっかけでサキュバスのウェーブは心臓マッサージで生還させた相手であるネプチューンと一緒に暮らすことになった。
 食欲旺盛のウェーブはスイッチが入るとえっちの歯止めが効かずネプチューンを(性的に)食い散らかして何度も蘇生を行った。
 自分がこんなにがめついサキュバスだとは思わなかった。
 今まで気づかなかったのはコミュ障を拗らせて普通のえっちを行っていなかった弊害なのかもしれない。
 本当なら嫌われてもいいはずなのにネプチューンは何が良いのかニコニコと喜んでいる。

 マゾなのではないか?―――ウェーブは訝かしんだ。

「ウェーブさん、かわいいお顔を顰めて何を考え込んでいるんですか?」
 ベッドの上でネプチューンはニコニコしながら後ろから抱きしめたウェーブのうなじに何度もキスを落としている。
「いや…お前がマゾならお前のお尻開発もしたほうがいいのかな…って考えてた」
「ウェーブさんがそう望むのなら」
「えぇ…いや、保留にしておく。あの、大丈夫?昨日も昇天しちゃったし…」
「今日は大丈夫ですよ、こうやって毎晩えっちしてウェーブさんの空腹を抑えていればそのうち普通に終われるようになると思うんですよね」
「そ、そっかなぁ…?」
 大丈夫の理由が解らないが我慢してとんでもないことになった過去を思い出しウェーブは納得することにした。
 なんというか、自分のことながら底知れぬ食欲にビビってしまう。
 そんな心などお構いなく、ネプチューンの甘い愛撫が始まってウェーブは脚を開いていくのである。


   ◇◇◇◇


 ネプチューンの腰にガッチリと脚を絡ませてウェーブは喘ぐ。
 彼のの脚は力が入らず、震えながらもウェーブの上に倒れまいとしている。腰を振れずにいるがウェーブの淫魔の膣自体が射精を催促するように蠢いており快楽は止まることはない。この膣に自分から動いて腰を打ち付けるのがとても気持ちが良いのだがもう下半身が溶けたかのように力が入らない。
「ネプ…もっと、、、もっとぉ…」
 濡れた唇からウェーブのおねだりの甘え声。刷り込まれているかのように蕩けて痺れている脳が反応して射精を促しウェーブの中に何度目かもわからない熱を注ぎ込む。
「うぇーぶ、さん…」
 ネプチューンはウェーブの唇を塞ぐようにキスをしながら彼女の頭からちょこんと生えてる角に触れる。
 根元のあたりを優しく圧迫するように擦ってあげるとそれが気持ちいいらしく可愛く跳ねるのだ。
 もっと擦ってほしいと言わんばかりにウェーブは握っていたネプチューンの手を離し彼の首に腕を回した。
 ウェーブの舌が潜り込んでくる。いつも控えめな彼女は基本的に受け身だ。
 しかしこうやってその気になると自分からやってくる。
 とても可愛い。
 もう全身の感覚が蕩けていてちゃんと彼女を愛せているかわからないが、ネプチューンは幸福感に満たされながら視界が暗転するのである。

「逝ったァーーーーーーー!!!!!!」

 ウェーブの悲鳴は彼に届かない。

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