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デューオ×ロール
デューオは普段、ゆったりとした神官のローブを身にまとっている。
しかしそれは今肌蹴て、露出する青い鱗混じりの白い背中からは普段極限まで閉じられている竜の翼が広がっていた。
ベッドの上で俯せに、何かを抱き込んで体を揺すっている。
「ふっ…うっ…ふぅ…」
短く興奮した息遣い。
『うっ…!うぅ…んぅぅ…!!』
デューオの下から苦しげな声が微かに漏れる。
よく見ればデューオの両脇からにょきりと小さく細い白い脚が伸びてデューオの動きに合わせて揺れて、デューオの首には小さく白い手が回っていた。
「ウッ…」
ぶるり、とデューオが震える。
『うぅぅ…!!!!』
脚はピンと指先まで伸びて同じく震えた。
「はぁ…はぁ…」
デューオは身を起こし、その下にいるロールを見た。
「でゅーお、さまぁ…もぉらめぇ…」
完全に蕩けた表情で、ロールは訴える。
「おなか、こわれちゃいますぅ…あついよぉ…ぬいてぇ…」
「……」
「やぁっ…なんで、おおきくぅ!?」
デューオはロールの手を掴みあげて抱き起すと、そのまま再び上下に揺さぶり始める。
「やぁぁ!?でゅーおさまぁ!やめてぇ!もうきもちよすぎて、わけわかんないですぅ!!!」
泣きながら訴えるが、デューオはロールの声が聞こえていない様子で、興奮した息遣いのまま犯す。
「赤ちゃんちゃんと生みますからもうやめてぇぇ…!!」
「ロール、好き…ロール…!!!」
「やぁぁ…!」
****
「ちゃんと赤ちゃん産みますから、まで言わせるとは鬼畜神官」
アースはクスクス笑いながらデューオの長い耳を撫でる。
「うるさい…」
デューオはテーブルに突っ伏したまま、アースに耳を弄られるがままだ。
ロールは回復魔法をかけてベッドに寝かせてある。しばらくは目覚めないだろう。
「好きすぎてやりすぎちゃうんでしょ?私も解るわ」
自分でうんうんと頷くアース。
「君はどんどんロールを気持ちよくさせればいいのよ」
「私の感覚とお前の感覚は違うし、ロールもお前と違うと思う」
デューオはアースの手を摑まえて、その指にキスをする。
「そうかしら?ロールは嫌ならヤるまえに嫌っていう子よ。言わないからすごく好きなんじゃない?そうされるの」
アースは微笑みながらデューオの耳先にキスをして立ち上がる。
「しばらくロールの横にいてるわ。入ってきちゃダメよ」
「?」
「回収するから」
ニッコリ微笑みながら空っぽの小瓶をチラつかせる。
「ま、またお前は…!!」
「もったいないもん。別にいいでしょ減るもんじゃないし。あ、減るか。まぁ気難しい神官さまは冒険者のお手伝いしてくださいってことで」
アースはロールが眠る部屋へ入って行ってしまった。
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