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最後は突然の百合が捻じ込まれます
ブラスト×ヒューズ
「と、いうわけで人族の精液を2リットル取り込まないと外れないのよね」
 エロ…エルフの姫であるアースはヒューズの首に嵌められている首輪に触れながらいう。
「放置するとどうなる?」
「次第に首輪に意識を乗っ取られて路地裏で娼婦の真似事かしらね?」
 アシッドの質問に答えるアース。
「…ブラスト、がんばれ」
「はぁ!?」
「そうだね、ブラストが適任だよ。トーチには無理」
「えっ」
「ブラストのアニキィィ!応援するぞおおお!!!」
「適度にがんばれや」
「ボクも応援するねっ!」
「おいおいおいちょっと待てって!ヒューズに彼氏とかいるかもしれねーじゃん!?」
 そういってブラストはヒューズを見るが、ヒューズは悔しそうに唇を噛みしめつつ涙目で顔を赤らめていた。
「決まった?君ね」
 アースは何かいっぱい詰まった麻袋をブラストに渡す。
「これポーションとか元気になる薬とか色々入ってるから。2リットルがんばって」
「無茶だ!!」
「出来る出来る!ヤれるって!」


   ◆◆◆◆


「くっ…殺せ…」
「いや仲間は殺せないだろ…」
 二人っきりにされて、二人は沈黙の後、そう口を開いた。
「その、さ…解呪の治療だと…思って、な?」
「…うん」
「えーっと、まずこれを飲めだったか…」
 怪しげなポーションを袋から出す。
 これはエルフ姫の仲間である呪術師が作った薬でアシッドが食いついていたブツである。興奮剤の一種らしい。
 ドラゴンの素材などが使われていて高級品だと言っていた。
 高級娼館で使う薬なのかもしれない。
「飲みたくないけど、飲むか…」
「うん…」
 余り美味しくない。口直しにブラストは葡萄酒を飲む。ヒューズも欲しがったので譲ると一口だけ飲んだ。
「その、始めるかヒューズ…」
「うん、解った…」
 お互い恥ずかしそうに顔を背けながら服を脱ぐ。
「本当に、俺でいいのか…?」
「ッ…お、お前だったら…いいよ…」
「そ、それならいいんだけどさ…!」
 ブラストはヒューズを抱きしめてキスをする。
 柔らかい唇だった。
 舌を入れ触れ合うだけでヒューズは呻き引きかけるので、腰をしっかりと抑えて手を握る。
「痛かったら言ってくれよ?」
「うん…」
 貰った怪しい軟膏でもって解しにかかる。
 瞬く間にヒューズの様子が変わっていく。
 指で解すそこは愛液に溢れてクチュクチュと音が立つし、ヒューズはほどほど膨らんでいる胸を揺らしながら可愛い声を上げる。
 ヒューズの腹部に淫紋が輝きはじめてきたので、これが悪さをしているのだろう。
「あぁぁっ…ぶらすとっ…ぶらすとっ…!!」
 脚を広げて腰を浮かしヒューズは強請る様にブラストの名を呼びながら怪しく腰を揺らし始める。
「…ヒューズ」
「んぁっぁぁ…」
 ずるずるとすんなり入っていくが、中はぐちゃぐちゃで熱くてたまらないほど蠢いていた。
「これ、やば…すぐ出そう…」
「いっぱいだして、いっぱい…」
 瞳にハートが浮かんでそうなほど蕩けた顔をしてヒューズはブラストにしがみ付く。
「あぁ、いっぱい、出すからな…!」



   ****



 ブラストはヒューズの手首を掴んでパンパンと腰を打ち付けていた。
 思考が、視界がぐるぐる回る。
 興奮剤が最高にキマってる状態であるらしい。
 子宮の奥まで抉るように突っ込んで中に熱を出す。すでにそこに溜まっているのだが、射精するたびに淫紋が怪しく光っているので魔術的な何かで精液は溢れないようになっているのだろう。
 かわりにヒューズの腹は膨らんでいた。
「はー、はー…」
 ヒューズもブラストも、もはやその目に正気の光はない。
 ヒューズはただただ腰を揺らし、ブラストはヒューズの体を貪るのだ。





「う…」
 気付くブラスト。
「気がついたか」
 アシッドがいた。
 その後ろにヒューズとツンドラがいる。
「おわった…?」
「まだだよ」
「……」
 椅子に座っているヒューズは暗い表情で腹を擦っていた。
 妊娠しているかのようにふくらみがそこにあり、淫紋が怪しく光っている。
「滋養のあるものを摂取して終りまでがんばれ」
「うっ」
 なにやら怪しげなスープを出されて匂いに咽るブラスト。
「味は残念だが回復させる効果が強いんだ。薬だ」
「うげー…」
「ヒューズのためだぞ」




   ****



 二日目に突入している二人は、まだ絡み合っていた。
「ヒューズの、うしろも、きもちいいなっ…」
「うん、もっとっ…えぐって、ぶらすと、深いところきてぇ…!」
 ヒューズは笑みを浮かべながら四つん這いになって尻を突きだしながらブラストの突きに喘ぐ。
 前は既にいっぱいで、中でいいなら後ろもいいだろうということだ。
 ブラストは遠慮なく中に注ぎ込んでいく。
 注ぐたびにヒューズは可愛い声で喘ぎ、締め上げてくるので堪らない。
 止められないまま何度か出しているうちに、バチンと音を立てて首輪が外れる。
「あ…?」
 首輪に乗っ取られていた意識が解放されるヒューズ。
「あひっあ、がっ…ぁぁぁぁ!?!」
 ブビュビュと下品な音を立てながら膣に溜められていた精液が一気に溢れる。
 その感覚にヒューズは目を剥いて潮まで吹いた。
「あぐっ…!!!」
 強い締め付けにブラストは我慢できずに呻く。
 ヒューズの体はガクガクと痙攣したままで力なくベッドに沈む。
「はーっ…はーっ…ヒューズ…?」
 ブラストはヒューズを抱き起して腹部を見る。
 淫紋は消えていた。
「良かったなぁヒューズ…」
 ブラストはそういうが、薬のせいで目つきが怪しい。
「はーっ…」
 深く熱い吐息を吐き出しながら、ヒューズの腰を持ち上げる。
「あと、もう少しだけ、つきあってくんねぇ…?」
 意識のないヒューズにそういいながら、ブラストは薬が切れるまで犯し続けた。



   ****


 別の日。
「あ、絶頂リングね!これ私もデューオもついちゃってさ、ロールにもつけて楽しんだのよね!」
 エロフ姫がヒューズのクリについてしまったリングを確認しながらいう。
 少し持ち上げているヒューズのスカートの中を覗いているので特殊なプレイに見える。
「男に絶頂リング…?」
「判定ガバガバよね…私へのサービスだったのかも?」
 どういうダンジョンなのか。
「くっ…殺せぇ…!」
 半泣きのヒューズ。
「大丈夫よ、上限回数に到達したら勝手に外れるから。2リットルよりマシよ」
「言うな!!!!」
 耳を塞ぐヒューズに顔を赤らめるブラスト。
「まぁまぁ、そういうわけでこの娘と二人っきりでイチャイチャするから」
「な、ん…!?」
「え?仲間にイカせてほしいならそれはそれで見ていてあげるけど…」
「うっ…」
 ヒューズはツンドラへ視線を向ける。
「あの、ついてきて…」
「僕でいいの?」
「じゃあ3人で仲良くしましょうね!」
 言って女性三人は部屋へ入っていく。
「はい解散」
 手を叩きながらいうアシッド。
「トーチ、ブラスト、我慢しきれず入ったら感電死か凍死すると思うよ?」
「解っている!!」
「俺そんな理性なくみえる!?」
「…たぶん声デカいと思うから酒場いこうぜ酒場」
「うん…」
 ブロックの提案に全員頷き、夜の酒場へと向かうのであった。





 ヒューズはアースとツンドラに挟まれて弄繰り回されてとろとろになっていた。
「もぅ、もぉいいっ…とれてる…とれてりゅぅぅ…!!」
「気のせいよー?ほらほら気持ちいいねー?」
 アースはヒューズの顔を掴んでキスをする。
 ツンドラはその舌技でもってヒューズの秘所を優しく愛撫している。
「んぅっん、んっ…」
 ビクビクとヒューズは身体を痙攣させる。
「ヒューズ、イケたね。感じてくれてるの嬉しいよ」
「つんどらぁ…」
 ツンドラは身を起こして蕩けてるヒューズの頬にキスを落とす。
「もっと欲しい?」
「もっとほしいぃ…イキたい、イキたいよぉ…」
「素直になると欲張りな騎士さんだわ。そこが可愛いんだけど」
「そうそう、そこかわいいよねー」
 アースとツンドラの美女二人はそれはそれは優しい微笑みを浮かべる。
 ヒューズを弄る手は容赦のない動きをしていたが。

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