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「ごはんにする?」
「お風呂にする?」
「それとも、僕たち?」
妖艶な笑みを受けベていうコピーと、少し照れているロックがジェミニを出迎えた。
二人とも姿が普段の服装ではなくネグリジェであった。透けているほうの。
「…!!!?」
ジェミニは後ろに下がるがコピーが手を掴んで逃がさなかった。
「ご飯にしよっか?用意は出来てるよ」
「な、なに、何で、ロック?え?ロック…???」
「今日はね、遊びにきたんだ…」
「あ、あぁ、遊びに?」
ロックを直視できないし、何故そんな姿なのかも問えなかった。
ジェミニは普段この狭いアパートの部屋に篭っているが最近は日雇いであるが仕事に行くようになった。
それまではコピーが生計を立ててジェミニの世話をしていて、彼ら二人は周りから夫婦扱いを受けている。
ロックに関してはたしかエレキと一緒に住むようになったはずである。
それが、こんなところに、こんな姿でいるのは理解に苦しむ。
テーブルの上にジェミニのための食事が用意されている。
いつも座っている場所に座らされ、左右にショタ二人が挟むような形で座った。
「今日はオリジナルがご飯を作ってくれたんだ」
「へ、へぇ…」
「口に合うかな?」
「あ、合う。合う…オイシイ」
ジェミニはガクガクとブリキの玩具のような動きで口の中へ料理を掻き込む。
正直味がわからない。
開拓時代以来のロックの手料理だというのに。
緊張しすぎて味がわからない。逃げ出したい衝動に駆られる。
「やだぁ、ジェミニったらオリジナルの前だから照れてるよぉ。
いつも美味しいだなんていってくれないのにぃ」
「え、そうなの?エレキはいつも美味しいって言ってくれるよ」
にこりと微笑むロックの笑顔が直視できない。
「……ぐっ!?アルコール!!?」
飲料がアルコールだったので咽るジェミニ。
「せっかくだもの、たまにはいいじゃない」
「俺はアルコールが苦手……」
「ほぅらどんどん飲んでね?ジェミニ」
囁くように言うコピー。
酔ってしまえば何も考えなくていいかもしれない。
ジェミニはそう判断してコピーに注がれるままアルコールを摂取した。
◆◆◆◆
「ロック…ロック……」
「潰れちゃったね」
ロックの膝の上で甘えるように名を呼ぶジェミニの頭を撫でながらロックはコピーに顔を向ける。
「アルコール飲ませないと逃げちゃうからねー。
んもう!女々しい男!!素直に僕に甘えればいいのに変に意地張っちゃってさ!
はいはいジェミニ!メット取って!メット硬くて痛いの
これからイイコトするところをオリジナルに見てもらうんだから。」
コピーはジェミニを抱き起こしてメットを外す。
「ジェミニ…」
寝かせたジェミニの上に乗って、長い長いキス。
「んぅ…ふっ…」
ジェミニとコピーの吐息が荒くなる。
そして顔を上げてコピーは笑みを浮かべた。
「ジェミニはね、僕のオイルがダイスキなんだぁ。美味しいんだって。
ほらジェミニ、お口開いて?」
「はぁっ…」
言われるがままジェミニは口を開く。
コピーも口を開いてぼたぼたと口内のオイルを垂らす。
「んっ…は、ぁ……」
コピーの口内オイルを飲みながらうっとりした表情をジェミニは浮かべる。
「ふふ、可愛い…」
コピーは身を起すとジェミニを見下ろした。
「ジェミニ…オリジナルの目の前で踏んであげる」
「ひぅっ!!!」
ボディスーツ越しに股間を踏みつけられる。
しかしジェミニは抵抗することなくそれを受け入れていた。
「ジェミニ、痛くないの?」
思わずロックが心配をして問いかける。
「気持ちイイんだよ、これが。ねぇ?ジェミニ?」
コピーは強弱をつけながらぐりぐりと踏み続ける。
「ひっ…あ、あぁっ…」
ジェミニは真っ赤になって涙を浮かべる。
ロックに見られているので興奮しているらしい、ボディースーツ越しでも解るほど勃起してきていた。
(ロックが見てる、ロックが俺を、俺を俺を俺を―――)
「あ、あぁぁっ……!!!」
手で顔を覆いながらもジェミニは身もだえ、指を噛み締める。
「ジェミニったらもうイっちゃったの?はやーい。そんなに興奮してるの?妬いちゃう。
でもいつもならジェミニの方から色々してくれるのにオリジナルがいるから大人しいんだよねー?
こうやって踏むようになったのもジェミニがしろっていったからだもんねー?」
「……」
ジェミニはもっと顔を赤くなった顔を手で隠して黙り込む。
コピーはクスクス笑いながらベッドに腰掛けて脚を開いた。
「ジェミニ…いつもやってるようにしてよ。僕もう我慢できないんだから…」
「コピー…」
ジェミニはロックの目があるので少し躊躇いながらも、コピーに近づき廃油口へ口付け舌を伸ばす。
「んっ…あっ…」
ビクビクと震えるコピー。
ジェミニはアルコールも手伝ってノってきたのかコピーの脚を掴むともっと引き寄せ執拗に舌で攻め始めた。
「エレキマンはこういうことしてくれる?」
「え、えと…」
ロックは首をふるふると横に振った。
コピーはクスリと笑って手招きするのでロックはおずおずとコピーの横へ座る。
ジェミニを直視できない。
「オリジナル、僕とキスなら浮気にはならないでしょう?」
「え、えっ…???」
「君も男の子だもん、ちょっと興奮してるんでしょ?」
コピーはロックを抱き寄せてキスをする。
その手はロックの股間へ潜り込んで廃油口のカバーを擦る。
「んぅ、ん…やぁ、こぴぃー……」
「かわいいねぇオリジナル…。ほらジェミニ休まないで」
コピーは小さな脚でジェミニの頭をホールドし廃油口を押し付ける。
「うっ…んぅ…はぁっ…」
もぞもぞとジェミニが動いている。
コピーとロックの絡みが強烈だったのだろう、恐らく我慢できず自分で扱き始めている。
「ジェミニ、僕の中で出してくれないとヤダよ?」
「ッ……」
泣きそうな顔でジェミニがコピーを見てくるのでコピーは笑みを浮かべながらロックとのキスを再び始めた。
ロックの方も熱に犯された表情でコピーにされるがままだ。
ジェミニは自分たちの姿を見て興奮しているだろう、双方が好きなのだから。
「コッ…コピー…も、ダメだ、イキたい…お前の中で出したい…」
「もう、仕方ないなぁ…ほらオリジナルの前で僕を犯して?」
ロックを開放し、コピーは覆いかぶさるジェミニに抱きつく。
「あっ…あぁぁぁっ!!!」
挿入されコピーは艶かしい悲鳴を上げる。
「あんっ…あっジェミニ、あっ激しい、好き…!じぇみに気持ちイイ…!!」
「コピー…!」
ジェミニとコピーの舌が絡み合って厭らしい水音がする。
(い、いつもこんな感じなんだ…あんなに声出して…)
ロックはドキドキしながらコピーを眺める。
「オリジナルに、見えるようにっ…ねぇ、繋がってるところ…!!!」
「こう、か…?」
引き抜き、コピーをうつ伏せにしてから再び貫きながら抱き上げる。
ジェミニの上で小さな身体のコピーは揺さぶられ、結合部分からはコピーの潤滑油が溢れてきていた。
ロックはドキドキした様子で見ていた。
「奥まで届いてるよ、じぇみにぃ…!!!出して、奥にいっぱいだしてぇ…!!!」
「ッ……」
コピーを抱きしめながらジェミニは奥で廃油をぶちまける。
「でてるぅ…じぇみにの、いっぱいでてるぅ…」
恍惚とした表情でコピーはジェミニにキスをする。
「はぁ…どう?オリジナル…参考になりそう?積極的にヤれば、いいんだよ…」
コピーはジェミニから離れてロックに抱きつくとキスをする。
「あ、ありがと…なんとか、なると…思う…え?なに!?」
おもむろにコピーがロックの両脚を掴んで広げてきた。
「舐められるぐらいはセーフだと思うんだけど。ねぇジェミニ?オリジナルのここ舐めてあげてよ。
ね、オリジナル…経験もしておかないと感度の調整もあるし…」
「あぅ…恥ずかしい…」
「大丈夫だよ、僕とジェミニしか知らないから」
「…」
ロックは廃油口のハッチを開く。
「ジェミニ…僕は許すよ。舐めてあげてよ」
「……」
ジェミニは恐る恐る近づいて、顔を埋めた。
「ひゃんっ!?」
「大丈夫だってオリジナル」
「や、舌がっいや、入ってる、あっ!ジェミニの舌が、あっぁぁっ…!!!」
ジェミニの柔らかな髪を掴みながらロックは腰を震わせ涙を流す。
潤滑油を啜る音がし始めてより一層ロックの羞恥心を煽った。
(ロック…あぁ、夢みたい…ロック…ロック…)
ジェミニは夢中になってロックの廃油口を舐める。
「ロック…!!」
ジェミニが顔を上げてロックを押し倒す。
「こらジェミニ。浮気はヤダよ?」
コピーがジェミニの顔を掴んで振り向かせる。
「一緒に愛して?」
ロックの上へコピーが重なり、廃油口を合わせる。
「一緒に気持ちよくなろうね、オリジナル」
「う、うん…ひゃう!あっ、あぁぁっ……!!」
コピーとロックの間にジェミニのナニが挿入されてスマタされ始める。
「かわいい、オリジナル…!僕もそういう顔してるのかな、ふふ…!」
「腰が、ゾクゾクするよぉ…!!!」
「敏感だね、ふふふ…何度もイっちゃっていいからね、オリジナル」
◆◆◆◆
「そうそう、上手だよオリジナル」
「っう、んぅ…」
ロックはジェミニのナニを口いっぱいに含んで奉仕していた。
ジェミニ自身は拘束されて目隠しまでされている。
こうでもしないとロックに襲い掛かってしまうからだ。
「うっんぅぅ……」
口の中で出され、ロックは涙目になりながらもそれを零さないよう気をつけながら飲み干していく。
「……こう?これでいい?」
「そうそう」
コピーは笑顔で頷き、そしてジェミニに抱きつく。
「ジェミニ…人妻のオリジナルにこんなことされて悦んでるなんて、変態さんだね…?
僕がそういうんだからオリジナルもそう思ってるんだよ…?」
耳元で囁くとジェミニは身体を振るわせ始める。
「ご、ごめん、ごめんなさ、いっ…ロック、ごめんなさいっ…ロック、許してロック…!!」
「大丈夫だよジェミニ、今日は僕がお願いしただけだから…」
ロックもジェミニに寄り添ってビクビク震えるジェミニの頭を撫でる。
「今日はありがとうジェミニ。僕も頑張るね、コピーみたいに積極的にしてみるから」
「がんばってねオリジナル」
ロックとコピーはニッコリ微笑みあった。
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