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補足
        ボス部屋は密室でえろいって言うから書くしかなかった
        ジェミニが狂気に満ちている。
        ロックが酷いことされる。性的に物理的に。苦手な方は読まないでね。
         ジェミニは平静を装うとしたがここは自分と…目の前に倒れるロックマンしかいないことを思い出し、笑みを浮かべた。
          
          「ふ…ふふ、あははははは」
          
           嬉しさのあまりに笑いが止まらなくなる、あぁ今の自分は美しくないかもしれない。
          
           こんなにも感情をむき出して。
          
           いや、しかしこの感情も―――
          
           美しいのではないか、そうだ今まで何故押さえ込んでいたのだろう。
          
           こんな純粋な愛を、なぜ押さえ込んでいたのだ。
          
           もっと早く、もっと早く気づいて入れば―――
          
           ジェミニはジェミニレーザーを高出力レーザーに切り替える。
          
           ジェミニレーザーでは上手く断てるか自信がなかった。
          
           バスターを構えて2度放つ。
          
           ロックの両腕を根元から焼ききるがロックは目覚める気配はなかった。完全に意識を失っている。
          
          「……あぁ、ロック。そうだ、俺はお前が好きなんだ。こうしたかった。一緒になりたかった。
          
           でも怖かったんだ、俺自身が怖かった」
          
           ジェミニはロックを抱きしめ、そしてキスをする。
          
          「もう絶対に離さない。誰にもあげない。俺のものだ。」
          
           乱暴にボディスーツを破り、肌を露出させる。
          
           ジェミニは笑みを絶やさぬままロックの脚の間へ身体を割り込ませて露出したロックのそこへ自身をねじ込む。
          
           反応も示さないロックをジェミニは犯した。
          
          「あははっ!ロックの寝顔好きだよ、可愛い、ふふ…!」
          
           ジェミニは満足げな笑みのまま、ロックの頬を手で撫でながら再びキスをした。
          
           そしてそのまま手をロックの背中へ持っていく。
          
           その背はレーザーで痛々しく損傷しており、むき出しの内部パーツを愛しく撫でる。
          
           そしてその手で乱暴に、無造作に、パーツを掴んで引きずり出す。
          
          「っ……!?」
          
           ロックに反応があった。
          
           ガクガクと震えながら、緩く目が開く。
          
          「あ、っあ…!?」
          
          「おはようロック。痛い?痛いよな?可哀想にロック」
          
          「じぇ、み…ひぅ!?」
          
           ロックの視線が下半身へ向けられる。
          
           ジェミニの手がロックの小さな自身を包み、ぐりぐりと刺激し始めていた。
          
          「や、何っ…あ、腕が、あ、あぁっ…!?」
          
           混乱しているのか、ロックは縋るようにジェミニを見上げる。
          
          「じぇ、みに…やめ、てぇ……」
          
          「何故?俺は気持ちがいいんだ。ロックもそうだろう?」
          
          「痛い、よぉ…」
          
          「…あ、そうだった。ロックは痛いんだ。気持ちよくしてあげるよ」
          
          「じぇみにっ…!?」
          
           ジェミニは無線時によるデータ転送が不可能な場合に使う有線のデータ送受信用コネクタを体内から引っ張り出してくる。
          
           それをロックの首筋にある受容器へ繋げる。
          
          「うわ、あ、あぁぁぁっ!?」
          
           流れ込んでくる膨大なデータ。
          
           処理しきれず、エラーが表示されていく。
          
           無意識にロックは身悶えながらまだ繋がっている脚でジェミニをホールドしてしまう。
          
          「気持ちいい?ねぇ、気持ちいいだろう?俺のデータはイイだろう?なぁロック―――」
          
          「苦しっ…だ、め…壊れちゃう、僕こわれちゃ、うっ…よぉじぇみにっ…!!!」
          
          「壊れてしまいよ。俺はもう壊れてしまっているからロックもこっちにおいでよ」
          
          「っ……」
          
           ジェミニに扱かれ続けていた小さなナニからとろとろと廃油が排出される。
          
           ロックは涙を流しながらジェミニを見る。
          
           あぁなんて綺麗な目なのか。
          
           どうして絶望的な目にならないのか。
          
          「なんで俺を憎まないんだ、ロック…憎めばいいだろう!」
          
          「っ…ひぁ、あぁぁっ!!!」
          
           ジェミニはロックの脚を掴み激しく腰を動かし始めた。
          
           少年型のロックにとってそれは痛いばかりで快楽なんて得られない。
          
           奥に廃油を排出され、ロックは気持ち悪さを覚えた。
          
          「愛しているんだよロック。だからロックも俺を愛してくれればいい、それだけさ。
         みんなに愛を向けないで、俺だけに向けてくれればいいだけなんだよロック…」
          
        「じぇみ、に…僕は、ジェミニに応えられない、よ…だって、ジェミニのこと、好きだけど、僕は君を止める役目があるんだ」
          
          「止める?俺を?もうお前ボロボロだよ?俺に壊されて」
          
          「うん……だからって、ジェミニに応えることは、できないから―――」
          
          「っ…!!!!」
          
           ジェミニはロックの頭を掴み上げて、床に叩きつける。
          
          「俺のものになればいいのに!!!」
          
          「う、うぅ…」
          
          「なれよ!!俺は美しいんだ、こんなにも美しい俺に愛されて、なぜだ…!!!
         何故俺のものにならないんだよ、お前は、なんで………あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
          
           顔を手で覆いながら声を上げる。
          
          「俺はお前が憎い!!優しい君が嫌いだ!あぁ、でも俺はロックのそういうところが好き!!!
         どうすればいいんだ、俺はどうすれば…ロックを壊せばいいの!?壊せば俺は楽になるのか!?」
          
          「ジェミ、ニ…。昔の、君に、戻ってくれると…僕は嬉しい、よ……」
          
           ジェミニはロックを見下ろす。
          
          「戻れるわけないだろう…」
          
          「ごめんね、ジェミニマン…ごめん……助けられなくて、ごめんね…」
  
 
 
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