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 ウェーブは顔を赤くしながら微笑んでいた。

 正直可愛い、ずっと見ていたいが見られたくなかった。

「可愛いよナパーム」

「か、可愛くない…」

 ウェーブから顔を背けて言うナパームの姿はフリルが大量に施された女の子の格好だった。

 よくサイズがあったな…と呟けば、ニードルに縫ってもらったらしい。

(ウェーブはこういうの好きなのか…)

「っふふ、似合ってますよ。ふふふふ」

 諸悪の根源であるネプチューンが笑いを堪えて言う。堪え切れていないが。

 いつか必ず復讐してやると心の中で決心するナパーム。

「抱きしめても、いい?」

「え?いいぞ?」

 ウェーブがぎゅっと抱きついてくる。

 柔らかさが変わるわけではないのに満足そうである。

「ウェーブって女の子と付き合ったことはあるのか?」

「ないよ?やだなぁ、人間嫌いだったから出会いもない」

「う、ごめん…。ウェーブ、こういうの好きなんだなーって思って」

「えっ…う、いや、そのっ…可愛い、かなって……思って」

 耳まで赤くするウェーブ。

「さて、次は何をしますかウェーブ」

「うん…ナパームを、気持ちよくさせたいかな…。嫌?」

 上目遣いに問いかけられてナパームは断れるわけがない。

 首を緩く左右に振るとウェーブは嬉しそうな顔を浮べる。

「お、おおおおおおおれ頑張るから!!!」

「緊張するな、恥ずかしい。…お前は見てるだけだよな?」

「そりゃーね。わたし、ウェーブが動いてる姿を見れるだけで十分ですから」

「も、もう少し言い方ないのか…」

 ウェーブは目を細めながら呟きつつ、ナパームを引っ張ってベッドに誘導する。

「枕がぬいぐるみになってるんだけど」

「かわいいかなって思って。ペンギンのペンペンだ」

 ウェーブが教えてくれる。

 見覚えがある、確かマグネットの弟が好きなキャラだとか、少し聞いたことがあるのだがウェーブも好きなのだろうか?

 ナパームはとりあえずぬいぐるみを抱きしめて見る。

 自分の体格に合わせてあるのだろうか、小さくはない。

「かわいい!ナパームかわいい!かわいい!!!」

「な、泣きながら言われると少し困るな!?」

「うぇぇぇ…だって可愛いんだもん」

 まさか可愛さのあまり泣くとは思わない。

「あ、ナパームちゃんと下着付けてくれたんだ」

 うつ伏せになったナパームのスカートを捲ったウェーブは女性ものの下着をつけているのにホっとしたような声色で言う。

「あったからな…」

「うん…なんか、背徳感があっていいな…」

「ウェーブ、お前は俺のことサド呼ばわりしてるが、ウェーブも結構趣味が……」

「そ、そんなことないから!!」

 ウェーブは下着を下ろし、ローションを塗りこみはじめる。

「ッあ!?」

 ナパームはぎゅうっとぬいぐるみを抱きしめ腰を震わせる。

 ムズムズする、ウェーブの指が塗りこむんでくるのだが摩擦で熱くなってくるように感じる。

「あ、感じる?ネプチューンがこっちの方がいいってすすめるからさぁ」

「おーまーえー」

 ネプチューンを睨むナパーム。

「私はウェーブの味方なんです、ナパームさんを悦ばせれなくて悲しむウェーブはみたくない。

 あ、ウェーブさんもう少し奥へ、教えたとおりに…」

「こ、こう…?」

「アッうぁっ…!!ネプ、きさまっ!!楽しんでる、だろ!?」

「えぇ、半分は」

「このっ…あ、んぁぁ…!!!」

「かわいい、ナパームその顔かわいい…!!!」

 ウェーブは興奮気味に、ナパームの顔を見つめながら指で中を弄る。

 前立腺付近を撫でるように擦り、そして強く押すように刺激してくる。

「うぇぇぶっ!だめ、だっ!!そこ、ばっかりされたら…」

 ナパームは涙目でウェーブを見ながら訴える。

 思わず硬直するウェーブ。

「ウェーブ、何見惚れているのですか。気持ちよくさせたいんでしょう?」

「ハッ!あ、あぁ…ナパーム、いれてあげるから…」

「来て、ウェーブ来て…」



   ****



 ナパームは短く喘ぎながらぬいぐるみに抱きついたままウェーブを受け入れていた。

 ウェーブはそんなナパームの姿に興奮しているようで、普段とは違い積極的に腰を動かしていた。

「ナパーム、かわいいよナパーム!」

「うぇーぶっも、だめだ、イク…!!がまん、できなぃ…」 

「いいよ、ナパーム…オレも一緒に…」

 ナパームはぬいぐるみから手を離して被さってくるウェーブに抱きつき、キスを交わす。

 ウェーブの熱を感じる。

 幸せだ、とても幸福感がある。

 ウェーブと触れ合っているだけで自分は、幸せだ。

「あぁっ…ウェーブ…」

「好き…ナパーム、好きだ…」

「ん…」

 再びキスをし、ウェーブはナパームから離れる。

「み、水…」

「はいどうぞ」

 ウェーブに水差しを渡すネプチューン。

「あ、あのさウェーブ…」

「ん?」

 水を飲みながら振り返る。

 ナパームは自分のスカートを捲り上げてくる。

「あの、もう…男に戻ってもいい、かな…?また…起ってきちゃって…これ、ウェーブの中じゃないとダメかも…」

「う、うん…」

 ウェーブはナパームのエロさに当てられて一瞬よろけるがなんとか持ち直して頷く。

「あの、できれば…着たまま…」

「え、いいのか?こんな格好で」

「な、なんか新鮮っていうか…そんな格好のナパームにえっちなことされるって思ったら…なんか変な気分になる…」

「そ、そうか…」

「ウェーブはこういうの好きなんですね」

「いや!そうじゃなくてナパームだからであって!!!!な、ナパーム綺麗だから!!!オレと違って!!!」

「んー、そんなに俺って良い顔してるだろうか…でもウェーブに言われると凄く嬉しい…」

「な、なぱーむ…」

 抱き合う二人。

「お前は混ぜないぞ」

 ネプチューンにいうナパーム。

「別に構いませんよ。ウェーブが可愛いですからね」

「くそーその余裕っぽい態度が腹立つ…」

「オレもう慣れてきたよ」

「さすがウェーブ」

「むむむむっ」

 ナパームは少し不満げにするのだが、ウェーブはそんなナパームが見れて少し嬉しく思った。



END

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