ウェーブは声を抑えながら泣きそうになっていた。 ナパームの目の前で、自慰行為を強いられていた。 ナパームの視線が辛い。 しかし止めることもできない。 ウェーブもイキたいのだ。 ナパームが任務に出てしまい、自分も任務だったために溜まったのである。男の子だもん。 狙ったかのように自慰中にナパームが帰ってくるのである。 狙ってはいないだろうが…。 ともあれ自慰をしている姿を見たいと言い出したのだ。 普通なら嫌がるが、昂ぶっていたウェーブはしぶしぶ承諾した。さっさと楽になりたいからだ。 「や、はぁっ…あっ…見ないで、見ないでナパーム…」 顔を真っ赤にしながら果てるウェーブ。 ナパームは目を細めて俯いているウェーブを後ろから抱きしめる。 このままヤるのだろうか、と思ったウェーブだが少し違った。 うつ伏せに押し倒されるがナパームが挿入する気配がない。 むしろ腰を抱き上げるようにして尻にカタイものを押し付けてくる。 「な、ナパーム…?」 「その、ウェーブって…本当、興奮する」 「あ、うん…」 喜んで良いのかさっぱりわからない。 「ウェーブ…」 「んっ…」 ナパームが腰を擦りつけ始める。 ぐりぐりと押し付けるだけの刺激にウェーブは戸惑う。 「あ、ぅ、ナパーム??」 「俺もウェーブで抜きたくなっちゃった…」 振り返るとナパームは熱っぽい目で言う。 色っぽい目つきに耐え切れずウェーブは顔を戻し枕に埋める。 「ウェーブのお尻キモチイイ…」 「うあっ…」 ナパームの手がウェーブのナニを握る。 「あっ、うぁっ…ぁぁっ…」 扱かれ始め、ウェーブの腰がビクビクと震え始め、それに合わせるようにナパームは強く擦りつける。 「や、ナパーム、やぁっ…はぁっ…っ……」 「っ…」 熱をそのまま尻にぶっかける。 「はっ…な、ナパーム…」 ウェーブが涙目で視線をナパームに向けてくる。 「お、お願い…もう挿れて……」 「ウェーブ…!!!」 「ぁぁぁっ…!!!!」 ナパームを受け入れるウェーブ。 「いっぱい気持ちよくしてやるから…もっと声、聞かせてくれないか」 「や、んぅ…あ、あぁっ…あぁぁ…」 いつものように声を抑えることはせず、ウェーブはナパームに答えるように快楽に堕ちる。 「ナパーム、好き…」 「!!」 「ナパームは?ナパーム…俺のこと嫌いにならない?俺の、こと…」 「俺も好きだ、当然じゃないか…何度でも好きっていうぞ、愛してるウェーブ… お前を嫌いになんかなるわけない…安心してくれ。大丈夫だから」 泣きじゃくるウェーブの頬にキスをする。 END |