menu

これはエロ漫画ルートなのでえっちしてるだけの話
トル虐
 フラワーパークにて。
「前にあった怪電波事件に似ているが、機械じゃなくて人間がおかしくなるなんてな」
「トルネードさん、このままだと囲まれてしまいます」
 ホーネットは容赦なく愛用のスコップで正気を失っている客であったであろう人を殴り倒しつつ言う。
 トルネードもやむおえず相手の意識を奪っている。
 エアーから鍛えられ教え込まれた軍人格闘術(マーシャルアーツ)が役に立つとは思わなかった。
「ホーネット、飛ぶぞ」
 トルネードがホーネットの腕を掴んだとき、声が響いた。
「なんだぁ?俺の芸術に感動しないやつがいるのかぁ?」
「!? …ブラスト?」
 仕事で知り合ったブラストがやってくる。
「ここにいるやつらはみ~んな俺の芸術に感動して手伝ってくれるって、優しい俺のシモベたちなんだけどさぁ。
 お前らなんなの?俺の邪魔する気かよ?」
「ブラストもおかしくなってるのか…?」
「邪魔すんの?なら、死ねよ」
 ハンドボールサイズの黒い球体を投げてくる。
「ッ!」
 トルネードは咄嗟に竜巻でそれを巻き上げる。
 頭上で激しい爆音と熱風が襲い来る。
「なにそれ手品かぁ?」
 ブラストは笑みを浮かべながら爆弾を投げつけはじめた。
「まずっ―――」
 自分たちを中心に壁の様に竜巻を発生させるトルネードだが、耐えきれそうにない。
「このままでは――」
 その時背後から『彼』の気配がした。
 ぐばり、と空間が割れる。
 割れ目から覗く『彼』が手を伸ばしてくる。
「コピアス!俺はいいからホーネットを頼む!!!」
 トルネ―ドはホーネットをその割れ目に押し込んだ。
「トルネードさん!!!!?」
「ホーネット、助けを呼んでくれ!俺は大丈夫だから!!」
「やだ―――」
 裂け目が閉じる。
「うあ―――」
 爆発の物量に耐えきれずトルネードの意識は飛んだ。



   *****



「お前気持ちいいなぁ」
「うっ…うぅ…」
 ブラストに組み敷かれてトルネ―ドはそのブラストの腰の動きに合わせて呻き脚を震わせる。
 命は助かったトルネードであったが、ブラストに捕らわれて暴行の末に強姦に至っていた。
「テン、グ…テング…」
「彼氏ィ?俺と彼氏とどっちがいいー?」
「ぶらす、と…こんな、ことは…止めろ…」
「なんでそんなこというの?」
 ブラストに頭を掴まれる。
「俺もわかんない!なんかやりたいの、したいことするんだ!していいんだよ!したいことを!
 みんな発破かけちまってもいいし、お前をぐちゃぐちゃにしてもいい!」
「誰が、そんな…」
「お前もそのうちに解ってくるぜ?そんなことより彼氏の名前呼びながらイってみろよ?なぁ?」
「ひっ…!や、ぁ…あっあ、あぁぁぁ…!!!」
「嫌がってるくせに絡みついてくるなぁ?トルネード、お前こういうの好きだろ?」
「そ、んな、こと…」
「あーわかったぁ!彼氏こういう無理やり系?」
 かぁっとトルネードの顔が真っ赤になる。
「へぇーそういう趣味かぁ、俺と相性いいじゃねーか?もっと気持ちよくさせてやるよ、知り合いからパクってきたんだけど」
 怪しい薬を無理やり飲みこまされる。
「いつまで理性が持つかなぁ?トルネード?」





 いくつかの薬物を投与され続けたトルネードは意識が完全に混濁していた。
 それを面白がってブラストはトルネードを可愛がり、そうしていつしかトルネードの精神も『何か』に汚染されて従順になっていた。
 ブラストのいうことを聞かなくてはいけない、たったそれだけの思考に捕らわれるようになっていた。
 他のことも考えられるのだがまず第一にそれが浮かんできて、疑問にも思わなくなる。
「トルネード、ヤろう」
 そう声をかけられたら断れないし断る理由も浮かばない。
 従順にしたがってブラストと絡むのだ。
「んぅ…」
 舌を絡め合いその刺激に震える。
「はっ…ぶらすと、はやく、はやく…ほしい、もう…」
 トルネードは自分から脚を開き、秘所に挿入させられていたおもちゃを自分で引き出していく。
 どろどろした物が溢れてくるがこれは朝出した分だ。
「綺麗にしてからなー」
 言いながらおもちゃを取り上げてそれを再びねじりこむ。
「ひぅっ!!」
 仰け反るトルネード。ブラストは容赦なく掻きださせるというよりはオモチャで抉るように苛める。
「あっあ、ああぁぁ…!!」
 ずっと昂ぶらせられているトルネードの身体は耐えれず反応し、絶頂に達してしまう。
「メスイキしやすい身体になったなー?面白いからいいけど」
「ぶら、す、とぉ!イってる、待っ…て、イってるからぁ…」
「イけてるからいいじゃねーか。もっとイけオラ」
「ヒッ…ァァァァ」
 ガクガクと震え泣きながら身を捩るトルネード。

「おいブラスト!!」

 乱暴にドアが開かれる音と怒声。
「アシッド、珍しいこっちにくるなんて」
「うるさい!貴様、俺の薬品返せ!!!」
「有効利用だよ。アンタ薬いらないでしょ?効かないんだから」
「素人がうるさい!勝手に持ってくな返せという話をしているんだ!」
「もうこいつに使っちまってるよ」
「ッ…」
 アシッドの表情が明らかに変わる。
 怒りから困惑、そしてまた怒り。
「そんなに緑髪が好きか」
「へ?」
「お前は俺を犯してるのを忘れてるのか…?緑髪ならなんでもいいのか…?」
「な、なんでそうなるの…?待って待って。アシッドさんが一番だよ?めちゃくちゃ好き。
 アシッドさんのその白い脚とか超好き」
「……」
 疑惑の目を向けられる。
「ブラストぉ…どうした?抱いてくれないのか?」
 トルネードが抱きしめてくる。
「あ、そーだ!アシッドも一緒にヤる?なんちゃtt―――」
「ほぉ、良いぞ?」
 アシッドは悪い笑みを浮かべながら見つけた拘束具をもってブラストを縛った。
「え?え?」
「搾り取ってやる…」
「ええー!?」


   ******



 床に倒されたブラストの上にトルネードが跨り、椅子に座ったアシッドはブラストの顔を足で踏みつけていた。
 ブラストは本当に好きなのか、一心不乱というかうっとりした表情でアシッドの足先を舐めていた。
 アシッド的にはドン引きである。
「あっあ…あぁぁぁ…」
 ブラストの上で自ら腰を振って果てるトルネード。
 アシッドは彼のことを淫乱のビッチだと認識した。手馴れすぎていたからだ。
「交代だビッチ」
「えぇ…ビッチじゃないのに…」
 渋々場所を譲るトルネード。
 アシッドは椅子から立ち上がって足でブラストのナニを踏みつけた。
「うっぐ…!」
「足好きなんだろ?」
「やば、それ…ちょっと、だめ…」
「はぁ?何気持ちよくなってるんだ?俺以外に踏まれてもそんな顔してんだろ?」
「して、ない…!してない!」
「してるやつはみんなそういうんだよ」
 酷い理論を展開するアシッドであるがブラストは必死に首を横に振る。
 強めに踏みつけるとブラストの体が大きく跳ねて仰け反る。
「なにイキそうになってるんだ?」
 ぎゅっと指の間と圧力でナニを締める。
「やだ、アシッドさんやだ、やだぁ…!」
 涙を溢しながらいやいやと首を振る。
「搾り取るっていったからな、血が出るまで踏んでやる…」
「やだぁ…!」
「嫌なら嫌そうな顔しろド変態!」
「アシッドさんに変態いわれたぁ!!!」

top