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ReBe世界かもしれないけど世界観だけReBeで関係ない世界線かもしれない
ドーピングセックスが見たかっただけなんや…!!!!
全宇宙の56億人のブラアシの腐女子が思いつく薬物ネタを平然と書く腐女子なので皆も書いて。
あと口調とかまだ固まってないから今後変わる可能性あります。
 アシッドが所属するラボのとある一室。アシッドの数ある個人研究室の一つにアシッドとブラストはいた。
 二人の関係は特殊だ、普通なら知り合わなかっただろう。
 とある事件以降交流を深めている。
 ブラストは仕事の延長線上の知識をアシッドに求め、アシッドは「あ、いい素体だなー」程度の認識である。
 この差が今少々ブラストにとって悲劇を招いている。
「んっ…んっ…」
 ベッドの上のブラストは目を閉じ唇を噛みしめて、顔を赤くしながら声を殺し高ぶる感情を抑えようと必死だ。
 ガッチリ拘束されてるので粗相はしない、ハズ…であるが、変な声が出そうなのでそれはさすがに恥ずかしい。
 下半身もアレなので恥ずかしい姿ではあるのだが、アシッドはそちらに興味はないので視線を一度も向けてない。
 ブラストの反応を時計を見ながら手元のカルテに何かを楽しそうに書き込んでいる。
 電子端末などもあるのだが、前に暴れた被験者に壊されてからアナログの大切さを知ったらしい。
 今その被験者と化しているブラストは暴れたいのであるが、拘束具が解けないので無理な話。
「次」
「ひっ」
 残酷な言葉を告げながらアシッドが動くのでブラストは思わず口を開いた。
「あ、あしっどぉ…!も、やめ…むり、むりぃ…!!!!なに、するの、あたま、おかしく、なりそぉ…!!!!」
「む。意外と意識残ってるんだな。これはトリップしないか…。次でトリップできるんじゃないか?」
「そぉ、じゃなくてぇ…!!!!」
 涙を零し、口端から溢れる唾液を流して必死に首を横に振って拒絶を示すがアシッドは止まらない。
 腕に2回目の注射をされて高まる心臓の鼓動にブラストは悲鳴を上げる。
「死ぬ、死っ…」
「ちゃんと分量は計っているから殺さないぞ」
 「死なない」という表現を使わないところがアシッドらしいのだが、ブラストは余裕がないので喚くばかりだ。
「君は俺より健康的で元気な素体なんだ、これぐらい少々無茶したって大丈夫だ。俺の経験上」
 そして経験上そろそろ舌を噛みそうだったので、ブラストの頭を抱えるように押さえて口にタオルを押し当てる。
「――――ッ!!!!」
 タオルを噛みしめながらブラストは全身を大きく痙攣させる。
 痙攣が収まり、時たま小刻みに震えるようになってからアシッドはブラストから体を離して丁寧にカルテに書きこんでいく。
「…ぅぁっ…ぁっ…」
 震えるたびに色っぽい呻き声を漏らしながらブラストは焦点の合わぬ目を天井に向けていた。
 幻覚を見ているのかどうかはあとで確認するとして、外からの刺激に反応するかどうかの確認をするためアシッドは
 ブラストの手をゆっくりと握ったり、指を絡めたりする。
「っ!ひ、ぁっ…ぁっぁっ…!」
 アシッドの指の動きにゾクゾクとした刺激がブラストの体を駆け抜けて声が出る。
「君の指は繊細だねぇ?」
「あ、あしっ…ど、さンッ…あし、っどさんっ…」
「ちゃんと横にいるとも」
 耳元で囁いてやりながら頭を撫でる。
「やっ…クる、また、きもち、イイのっ…」
 ガクガク震えはじめるブラスト。
 しかしイヤイヤと首を左右に振って泣きはじめるが、湧き上がってくる快感の波に耐えきれなかった。
 悲鳴のような嬌声をあげながら再び大きな痙攣を起こし―――ぐったりとベッドに沈んだ。
「意識を失ったか」
 アシッドは脱力しているブラストの拘束を解く。
(射精をしていないのは意地かなぁ…?)
 薬が効いてないのか個体差なのか判断ができないので何度か繰り返すしかない。
 ビクリ、とブラストの体が震える。
 顔を見るとブラストがぼんやりとした顔でアシッドに視線を向けていた。
「意識が戻るのが早い、な―――」
 グイっと腕を掴まれ引き寄せられて、そのままキスをされる。
「んっ…」
 逃れようとしたがブラストの腕力に敵わずそのまま動けなくなる。
 薬のせいで体温が上がっているのは頭で解っているのだが、非常に熱く感じた。
「ちょ、ブラスト。待て。腰の腕を外してくれ、おい、脱がすな。君とセックスはしないぞ」
 ずるり、とズボンを降ろされる。
「ヤるから」
「まて、痛み止めとか飲んでないし準備も…」
 ただでさえ受け入れるようにできないないところにいれるのは無茶だとアシッドは思う。
「薬で判断力を失っているだけで、後悔するぞ」
「はぁ?俺はアシッドさんがいい」
「なんで!?」
 素の声を上げながらも押し倒されてしまう。
 そしてズボンを全部脱がされて青白い脚が露出してしまう。ブラストが健康的に日焼けしている分、白く感じてしまう。
 そんな脚にブラストは噛みついた。
 結構強めに噛みつかれたので痕が残るだろう。
 ちょっと痛めの甘噛みを何度かされ、足先もしゃぶられ始めてアシッドは声を殺して震える。
「アシッドさんの脚、好き」
「そ、そうか。君の好みはそこか」
「アシッドさんは俺のこと好き?」
「健康的なところは好感が持てるが俺はそういう趣味が無―――いたぁぁっ!!!!」
 相手は聞いていなかった。一気に貫かれてアシッドは情けない声を出してしまう。
「待っ…ブラスト、痛っ…痛い痛い」
「でも俺、アンタの中で出したいんだよね」
「出したら止めろよ!?絶対に止めろよ!!!!」
「うん」
「あ、あぁぁっ…ゆっくり、止め、ゆっくりシろぉ!!!!」



    ◆◆◆◆



 ブラストは一回で終わってくれなかった。
 何度も中で出し、今は二人とも服は身に着けておらず産まれた姿になり体位も変わって今は背後からブラストに犯されている。
「ひっ…ひぃっ…」
 アシッドは泣きながら突き上げられる刺激に呻く。
 痛くて泣いているだとか、哀しくて泣いているとかではなくただの生理現象だと認識している。
 少々自分でも混乱している気はする。
 混乱し始めた原因は痛みに混じって快楽を感じるようになってきたせいだ。
 ブラストはただ獣のように腰を動かしているだけではなく、手でアシッドのナニを扱き始めたのもある。
 自分で自慰行為をしてもさっぱりだったのに他人に触られらだけで違う反応をしたので戸惑った。
「アシッドさん、一緒にイこう?」
「んっ…んん…―――ッ!!!」
 アシッドはシーツをぐしゃりと握り締めて痙攣を起こす。
 そんなアシッドの中に、ブラストは何度目かの熱を注ぎ込んだ。







 気づいたとき、アシッドを抱きしめて眠っていたことに気づいたブラストはしばらく硬直していた。

 どういうことなのか…どういうことなのか…

 麻痺した脳を回転させる。すると思い出してくる実験とその後の出来事。
(…夢じゃなかった)
 現実だった。夢だと思ってた。夢の中だからOKかなー?とか思ってヤりまくった。
 実際のところ、ブラストは幻覚を見ていた。微睡んだ状態…寝ぼけた状態に近かったのだが本人は解らない。
「んん…」
 アシッドが気づく。
 ブラストは咄嗟にアシッドを離して素早くベッドから落ちると土下座した。
「ごめんなさいーーー!!!」
「…は?」
「夢、と思って…!!!アシッドさんを、お、襲って…!!!」
「…あぁ、なるほど。いや気にするな。君だからと油断してうっかり拘束を解いてしまった俺の責任もある。
 痛かったけどね!!!!!」
「申し訳!!!!!!」
「次からは優しくしてくれ」
「はい!…えぇ!?」
 顔を上げるブラスト。
 アシッドはいつも通り(全裸のままだが)カルテに書きこみを始めていた。
「次から性行為時に必要なものも用意しておこう…」
「ど、どういうこと…?」
「…色々思う所が出て来て。いや、俺の中でまだ整理が済んでいない。確認のために追々と…説明しよう…」
「よくわかんねーけど…次もあるんだ」
 複雑な気持ちになるブラスト。
 彼は至ってノーマルなので、こういうドラッグなプレイはちょっと抵抗がある。
 しかしアシッドの趣味なのかもしれないと思う事にした。怒ってなさそうだし。

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