menu
まきみこにとろとろにされる奏くん
ソファに座った奏は動けずにいた。
その奏の顔はソファの背もたれに腰掛けた巻の脚が肩にかかり、そして挟まれていた。
巻の何とも言えない弾力のある柔らかさが心地よい。
「巻、その、これは、なに…?」
「こうやって挟まれてると気持ちいいですか?」
「う…うん…」
嘘がつけない奏。
「…興奮します?」
「……」
顔を真っ赤にする。
奏のわずかな震えに巻は微笑んで頭を撫でた。
「いちゃいちゃするな、私もいるんだぞ」
神子がやってくる。
「おそかったですね神子さん」
「あなたたちがいちゃつくの早すぎ。さぁ奏くん、今日はそのままの状態で遊ばせてもらうから」
「うぁっ」
慣れた手つきで神子にズボンと下着をはぎ取られ、奏はしぶしぶ脚を開く。
すっかり慣れてしまった自分に嫌悪感が少し沸く。
しかしそれを塗りつぶすかの如く、神子はぬるく温まったローションをぶっかける。
そしてゆっくりと、マッサージをしているかのような緩やかな手つきで扱き始めた。
「うっ…ぁ…んんっ…」
「駄目ですよ奏さん、声抑えちゃだーめ」
巻が奏の手を掴んで、ぎゅっと握ってくる。
「そんな、声、出したくっ…」
神子の指が先端を擦ると奏は「ぁぁぁ…」と声を上げながら仰け反る。
脚もガクガクと閉じようと震えるのだが、神子は自分の体重でもって、奏の片脚を抑え込んでいた。
「かわいい声ですよ奏さん…どうですか?気持ちいいでしょう?」
「うんっ…」
「どうしてほしいかもっと伝えてください…このままでいいんですか?このままゆるゆるとした甘い刺激で。
別に巻たちはいいんですよ?可愛い奏さんを長く見れますし」
「うっうぅ…」
奏は泣きそうな顔になりながら視線を神子に落とし、そして逸らす。
「もっと、いつも、みたいに…強く…」
「んー?誰が誰のを?奏くん?」
神子は意地悪な笑みを浮かべながらナニの裏筋を指でなぞる。
「ひっ」
奏は思わず顔をそむけるが、柔らかい感触にハッとする、巻の太ももだと認識する。
巻はぎゅっと奏の頭を強めに挟み込む。
「おお、奏くんの息子が元気に」
「巻のこと大好きですもん!」
「ただの足フェチでしょ?」
「ちーがーいーまーすー!」
「まぁいい、奏くん続きよ。言わないとこのままよ?」
「みこの、手で僕の、それ…」
「おちんちんです奏さん」
(巻のフォローがドきつい…)
「おっ…お、ちんちんをっ…いじめてください…」
弱々しい小声でつぶやく奏。
「まぁいいわ。もっとこう煽るように言えるよう頑張って」
「なんでそんなっ…ひぅぅ!!!」
ガクガクと震えはじめる奏。
巻は奏の頭を撫でながら、優しく顔を上げさせる。
その顔は泣きそうでありながらも蕩けかけていた。
「奏さん、神子さんに手でされるの好きですよね。」
「す、好き…」
「白くて長くてきれいな手ですもんね…でも舐められるのも好きですよね?」
巻の言葉に合わせて神子は舌を伸ばし、亀頭を指で撫でながら裏を舐めはじめる。
「舐められながら指でなでなでされるの好きですもんね?」
「好きっ…すきぃ…!!!!あっあ、あぁぁ…」
涙を溢しながら巻にいう奏を愛しく思う。
「たまにキスされながら、優しく揉まれるととても我慢できないですよね?でも我慢してください?」
「っあ、あぁぁぁぁぁっ!!!」
神子は亀頭を指先できゅっと抓みながらちゅっちゅとナニにキスしながら陰嚢を手の中で転がす。
奏の右手が(恐らく躾けられた故の本能で)咄嗟に根本を締めるように抑え、イクのを堪える。
とろとろの透明な先走りがあふれてくる。
「ひぃっ…やめ、イっちゃう…きもちいいイっちゃう…」
泣きながら奏は焦点の合わぬ目で訴える。
「敏感な奏さん可愛いです…我慢できてえらいえらい」
「ふふふ、イカせてあげるわよ?いつものようにっておねだりしてくれたら」
「奏さん良い子だから神子さんにおねだりできますよね?」
「っ…」
奏は脚を開く。
「いつも、みたいに…お尻、弄りながらイカせてください…」
神子の指がするりと奏の中へ潜り込む。
「ふふ、待ち遠しかったでしょう?こんなに簡単に受け入れて」
「奏さんすっかり大好きになっちゃいましたもんね」
「んっ…、あぁぁっ…!!!」
仰け反る奏。
「サービス」
神子はニヤリと笑いながら奏のそれを口に含む。
「ひぃっあぁ、ぁぁぁ!!!」
「うふふ、可愛いですよ奏さん」
巻は奏の行き場を失っている右手を引き寄せると、その指をしゃぶり始めた。
「だめ、きも、ちイイ、これ、だめ……」
奏は込み上げてくる熱を我慢できずに放った。
****
「……」
両手を縛られ、猿轡を噛まされた奏は自分の脚の間に集う神子と巻を見下ろすしかなかった。
二人は愛おしそうに奏のそれを舐めていた、時たま笑うその吐息がくすぐったい。
甘い刺激に奏の思考は完全に微睡んでいた。
「ふふ、全身舐めてあげましょうか?」
「はちみつを用意するべきだったかしら?」
「いいですねそれ、今度しましょう!ね?奏さん?」
巻に声をかけられて、奏は解っているのか解っていないのかコクンコクンと頷く。
「ふふ…奏さん可愛い…」
「もっと苛めたくなるわね…」
神子は笑みを浮かべながら奏の胸元へ手を這わせ、そしてその突起に触れる。
「うーっ…!!」
唸る奏。
「ふふ、本当ここが好きね?」
神子は奏の耳元でそう囁きながら、その真っ赤になっている耳に噛みつく。
「ふーっ!ふーっ!」
猿轡で苦しそうに息を荒げる奏。
「神子さんずるい!」
「巻はフェラの練習。そろそろ上手になりなさい」
「大きいんですもん奏さんの…」
「わたしにできて君にできないことないでしょ」
「むー」
巻は頬張るように奏のナニを口に咥える。
「奏くん、耳も好きだよね?可愛がってあげる」
神子は奏が逃げないよう頭を掴んで耳に舌を伸ばして舐めはじめる。
奏の唸り声と粘着質な水音が混じりあう。
しばらくして巻が咳き込んだ。
「んくっ…んんっ…こぼしちゃった…呑みこむの難しいです」
「慣れよ慣れ。…ふふ、可愛い顔に仕上がってるじゃない」
熱と快楽に冒された表情で呆けている奏の顔をみて神子は満足そうにいう。
神子は奏の猿轡を外す。
「まだ終わってないわよ奏くん…」
「そうですよ奏さん、まだ私たちを気持ちよくしてません」
「そうよ…ふふ」
放心している奏の顔を二人は撫でながら、それぞれキスをした。
top