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突然始まり突然終わる
「もし奏さんが本当にえっちなことしか考えられないような子になってしまったら私どうしましょう…」
「まき、やだ、まきっ…!」
「はい奏さん!手を握ってほしいんですね!?」
手を伸ばしてくる奏に巻は答えるよう握り返す。
「っひぃ!」
奏は快楽に屈した表情で悲鳴を上げながら身を仰け反らせていく。
奏の下半身には巻の魔法が失敗して暴発した魔力が変質して生まれた触手が巻き付いている。
ズボンは粘液で溶かされ、または捻じ込む様に侵入してきた触手に破られ無残な姿になって、触手は勝手知ったる何とやらで奏を攻めたてていた。
「あぁぁぁーーー!!!」
「あぁ、今日はいきなりお尻にぶつぶつのビーズ触手くんが入りましたね今!すごい…音でわかっちゃう…」
粘液と空気が混じりあうせいかブジュブジュと粘膜質な音が聞こえる。
「っ…うぅーーー…!!!」
巻の顔を視界に入れて微かな正気が戻るのか、奏は唇を噛みしめて顔を伏せる。
「もっと優しくしてほしいですよね?いつも細い触手からじわじわなのに。いきなりでびっくりしちゃいますよね?」
「んっ…うっ…」
カクカクと腰を震わせながら奏は答えない。
「もしかして奏さん…こういうのお好きなんですか?」
「うっ…うぅ…」
奏は涙を溢しながら首を振るが、触手がお仕置きと言わんばかりに奏にのナニに巻き付いている部分がズリュリと擦り上げてくる。
「ひんっ!」
奏は内またのような態勢になりながら崩れそうになるが触手が支えてくる。
「や、あっやめ、とめて、巻とめてぇ!!!」
「そんな、無理です…」
「やだやだやだぁ!!僕これやだぁ!!」
泣き叫び始める奏。
一本のブラシ触手が奏のナニへと伸びていくのが見える。
「ごしごしやめてぇ!!!おねがい、それやだぁ!きもちよすぎておかしくなるからぁ!!!あぁぁぁぁぁぁ!!!!」
語尾にハートマークがいっぱい飛んでいそうな艶めかしい悲鳴を上げながら奏は身悶える。
一気に射精まで達してしまったのか、ナニとブラシの間からどろどろの精液が溢れてくる。
触手の粘膜と混じってゆっくりと垂れていくのが嫌らしく感じた。
「奏さん、もっとよく見せてください。可愛らしく苛められてるところが見たいです」
巻のお願いに触手が反応したのか、触手は巻が見やすいように奏を仰向けにし、その脚を開かせた。
いつの間にか2本のブラシ触手に増えており、竿を挟み込んでごしごし擦っている。
「先端とか…あますところなくごしごしされたら奏さん本当におかしくなってしまうかも…」
触手はその通りに動く。
鈴口や陰嚢をも擦り始め、奏は狂ったかのように悲鳴を上げ巻に哀願する。
「あぁっ!奏さん強烈すぎましたか!?めっ!やりすぎ!」
触手に怒る巻。
「でも奏さん、この触手も巻の一部みたいなものなので…素早く奏さんが吸収してくれればこの快楽地獄もすぐ終わるのでは…?
そうですよ、触手という謎の物体にレイプされてるんじゃなくて、奏さんは巻とえっちをしているんですよ!」
「ま、き…?」
「わ、奏さんすごい、興奮しちゃいました?ふふ、元気になっちゃった」
嬉しそうにいいながら巻は奏の勃起したそれを手で撫でる。
「いつの間にか極太くんに犯されてますね…いっぱい中で出させれば終わるんですよ奏さん。」
「いっぱい…?いっぱい、ほしい、まきの、いっぱい…」
恍惚な表情にある虚ろな目で奏は呟き腰を揺らし始める。
「積極的な奏さん背徳的!すてき!」
「まき、まき…」
「奏さん…!」
巻は奏に抱き着いてキスを交わす。
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