スターリングとテスタが同居し始めて数か月が経った。
 テスタのスターリングへの溺愛もそろそろ落ち着くかと思われたがまだ落ち着く様子はなく、スターリングは今日も可愛がられている。
 空気中の魔素の取り込みを抑えるマスクはテスタの改造により一人で外せなくなっている上に、行為中の声はテスタの任意なしでは外に漏れない。
    
    「〜〜〜〜ッ!!!!」
    
     喉がヒリつくほど叫んでも外に声は漏れず、ぐぐもった呻きになる。
 スターリングはもがき四肢を伸ばして抵抗するがピンク色のスライムはそれを飲み込んで動きを押さえ込む。
 今肉色の触手に犯されているのにそこの隙間を埋めるかのようにスライムがまとわりついていく。
 もちろん中はみっちりと触手で詰まっているのだが、触手の形状がぶつぶつとした形なのでスターリングの柔らかな肉壁と多少の隙間ができ、そこにスライムの粘液が流れ込んでくる。
 催淫作用のある触手なのにその上にまたスライムの催淫作用が加わってきた形だ。
 スターリングは全身をガクガクと痙攣させて涙を流しながら達する。
 勃起したままの彼のソレをスライムは優しく包み込み、出される精液は取り込み、そして尿道へ侵入を試み始める。
 スターリングの腰の震えが強まり、必死に叫んでいる様子であるが無意味な抵抗であった。
 全身を隈なくスライムに嬲られ解放されたのはテスタが帰宅した時である。
 この魔法生物たちはテスタと繋がっているのだからテスタが帰る頃に仕上がっているように調整したのだろう。
    
    「ただいまラヴィル」
    
     テスタは微笑みながらベッドの上でぐったりしているスターリングを抱き上げて浴室へ向かった。
 スターリングの体は粘液に塗れているので洗い流すのだ。
 意識があるのかないのか、うっすら目を開いているがどことも見ていないスターリングを後ろから抱きしめつつ自分自身も濡れるのを構わずシャワーを浴びせる。
    
    『ッア、ぅぁあアアア…!!!』
    
     水圧も刺激になるのかスターリングは身悶えるがテスタは片腕で抱き込むように抑えながらシャワーを局部に当て続ける。
    
    『ァァァァッ…』
    
     脚を閉じようとしているのか、刺激を求めているのか解らない痙攣を起こしながらスターリングは白濁を溢れさせる。
    
    「シャワーで感じてイってんの?」
    
     耳元でクスクス笑いながら囁く。
    
    『ひぃ…いや、いやぁ…!』
「スライムに中まで犯されただろ?とにかくいっぱい出さないといつまでも催淫効果が続くぞ。
     ほら、手伝ってやるから精液でもなんでも出せ」
    
     ナニを扱き始めるとスターリングは泣き叫びながら逃げようとする。
 しかし体は快楽に屈しており、テスタの刺激に導かれるまま再び白濁を零していく。
    
    「体をキレイにしたらたっぷり俺が犯してやるからな?欲しいだろ?」
    
     ナニから離れたテスタの指がスターリングの中に侵入する。
    
    「散々解されたくせにそんな締め付けて来るんだな。かわいいよお前」
『てすたっ…テスタ、今、ほしい…今っ…からだ、我慢でき、ないっ…ほしい、疼いて、つらいィっ…』
「我慢できるって。ほら、指でも気持ちいいだろ?」
『気持ち、イイけどっ…これじゃないの、ほしいっテスタ、テスタぁ…!』
「はいはい、可愛いなお前は。俺も我慢してんだよ。お前を犯したいんだ」
『じゃあ、はやくっ…はやくぅ!』
「慌てんな」
『……!!』
    
     再び声を封じられる。
 泣きじゃくるスターリングを宥めながらテスタは洗浄を続けた。