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百鬼夜行奇譚

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奏さん捕らわれIFルート11

まきかなみこ
 みこの巣の中で巻の甘い声と水音が響く。
 くちゅくちゅとみこの指が巻の中を掻きまわしていた。

「はひっ…あっ…あっ…」

 目隠しをされ両手両足は蜘蛛の糸に捕らわれている巻は切なそうに体を跳ねる。

「みこさぁん…!も、やぁ…!欲しいです、ねぇ…!」
「あらあら、我慢を覚えなさい巻。奏さまだってもう少し我慢しているのだから」

 意地悪な笑みを浮かべながら宥めかすようにいう。

「そんなぁ…!」
「うふふ、かわいらしい…巻、好きよ」

 可愛がるようにみこは巻に口づけ、そして妖蟲で巻の秘所を抉るように出し入れをし始めた。
 巻は悲鳴のような嬌声を上げながら身悶え腰を揺らして愛液を振りまく。

「これが欲しいのよね巻は」
「はひぃっ!これですぅ!これぇぇ…!!!」
「奏さまのより、これね?」
「そぉですぅ…!!!!」
「うふふ、素直で可愛い。奏さまは巻のように素直ではないのよ?巻からも言ってあげてちょうだいね?」
「はィっ…ひぃぃ!!!!」

 妖蟲が中で形を変え攻める場所を変え始める。

「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!だめぇ!なか、ださないでぇ!きもちいいよぉ!やだよぉ!」

 泣きじゃくる巻にみこはころころ笑う。
 奏さまと同じ反応をする、と愉快な気持ちになるのだ。
 妖蟲がもともと出している透明な粘液とは別に吐きだす白濁とした汁。それは粘液よりも強力な催淫効果がある。
 子宮の中まで注ぎ込まれた巻の下半身はすべてが性感帯となってしまったといってもいい。

「ひっ…ひっ…」

 嗚咽のような、引きつった呼吸を短く繰り返す。

「あらあら、ぷっくりしたここ触れちゃうと大変ね?」

 言いながらみこは巻のクリを指で擦る。
 優しく擦りはじめ、そしてたっぷりと捏ねてやる。
 巻は泣き叫びながら潮を噴くのだ。
 それが可愛らしくてみこはたまらない。

「可愛らしいわ巻…」

 みこは妖蟲を増やしていく。
 菊座へ潜り込ませ、ちいさな胸に吸い付かせ…可愛がってやりながら、ふと奏はどうしているのかと気になって屋敷の中の妖蟲や子蜘蛛の眼を借りる。

(あら。沙汰と遊んでいるのね)

 台所にいた。
 沙汰は奏が憎いというのは知っている。
 そうしてこうやってこっそりいじめているのも。
 殺すな、食べるなと命じているのでそこまではしないのが救いだ。
 奏は腸の猿轡を噛まされて顔歪ませて泣いていた。
 嫌悪と不快感、そして人間の腸を噛みしめてしまうという認識が奏の胃を逆流させ苦痛の表情にする。
 それが沙汰にはたまらないのだ。みこもたまらないのだが。
 沙汰は奏の頭を掴んで内臓の山へそのまま奏の頭を埋めさせる。
 奏は暴れて抵抗しているのだが、力を失って常人の腕力しかない彼に鬼の沙汰の腕力に抵抗することはできない。

(沙汰が満足したら巻を連れて行こう…)

 それまで巻は妖蟲に責められるわけだが。



   ****



「はーっ…はーっ…」

 巻は目隠しされたままみこに手を引かれて廊下を歩く。
 腰が引けて、脚がカクカク震えている。
 その顔は紅潮して、だらしなく出ている舌先や口端から唾液が垂れていた。
 着物の下には妖蟲がいるのだ。巻の乳首や秘所をゆるく攻め続けている。

「もうすぐ奏さまのもとへいけますよ巻、がんばって」
「はい、かなでさんっ…うぅ、かなでさんっ…」

 みこの手を掴む巻の手に力が入る。
 ぶるぶると巻は身体を震わせ、ぼたぼたと廊下を透明なもので汚す。

「あらあら、イっちゃったの?巻ったらえっちな娘。奏さまのことを考えただけで」

 クスクス笑うみこ。

「さぁさぁ、こっちよ」

 みこは襖を開く。
 小さな部屋だ、畳の上で汚れた奏が捨てられていた。

「ほぅら奏さまよ巻」
「か、なで、さんっ…!」

 巻は手を伸ばして手探りで奏をさがす。
 目隠しは取れない、蜘蛛の糸はしっかりと巻の瞼を閉じさせていた。

「あ、かなで、さん」

 嬉しそうな巻の声。
 そのまま巻は奏の汚れた身体を撫でて顔を見つけるとそのまま吸い付くようにキスをする。
 長い長いキスだ、名を呼びながら巻はキスを繰り返し、満足すればそのまま奏の上へ跨って下半身を擦りつけはじめる。
 奏の意識があればそのまま妖蟲をとってもらうのだが、今日の奏は失神しているため巻は自分でとらなくてはいけない。
 巻は奏に全身を擦りつけるように身を預けながら妖蟲を掴む。

「はひっ!あ、あぁぁぁぁー…!!!!」

 ずるずると妖蟲が抜かれていく。

「かな、でさんっ…!かなでさんっ…」

 妖蟲に何度も侵されて奏のカタチを直接体におぼえこまされた巻の身体は、奏のナニを求めた。
 勃起していないそれを妖液まみれの手で扱き、硬さを持ち始めればしめたと言わんばかりに下半身で咥えこむ。
 そしてその体内に残っている催淫効果のある体液を塗りこむ様に肉壁で締め上げて上下に腰を動かす。
 たちまち奏の勃起は巻の満足する硬さになるのだ。

「はーっ!はーっ!」

 巻は興奮状態で動きを止めない。

「うっ…」

 奏は気づく。意識を取り戻した奏の眼はまだ虚ろだ。

「ま、き…?ひっ!」

 みこの顔を見て奏は引きつった悲鳴を上げる。

「あら、もっと喜んでくださいませ」

 みこは奏の頭を掴んでいた。

「いや、いやいや…!!!」
「巻が欲しがっているのですよ、奏さま」

 みこは奏の首に毒牙を突きたてた。



   *****



「うーっ…!!ひぅっ…ぅぅぅ…!!!」

 巻は奏に獣のように後ろから抑え込まれるような体位で犯されていた。
 圧迫されてるせいで声が呻きになる。
 下半身が熱い。
 じゅぶじゅぶと精液が溢れる音が耳に残る。

「まき…」
「かなでさぁん」

 求め合う様に貪りあうようなキスを交わす。

「巻も奏さまもかわいい…ふ、ふふ」


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