薄い本用に整えたのでpixivと差異がある可能性があります。
正直覚えてないです。
その蕩ける顔はいつまでも見ていたいほど可愛らしく感じ、その低い呻きも興奮を煽るようであった。
巻の愛する奏は今とてもえっちな顔をしているのである。
「じょうずじょうず、上手ですよ奏さん」
巻は奏を見上げながらいう。
「っあ、あぁ…ぁぁぁ…」
ベッドの上で寝そべる巻に跨るような態勢で上下に腰を動かす奏がいた。
体重を巻にかけないようにと踏ん張っているが脚はガクガクと震えており、両手も使って自分を支えている。
上下に動くたびに奏の勃起しているそれが揺れるのを巻は眺めながらその頑張りっぷりを楽しむ。
「奏さんの好きなところまで届いてないと思うんですけど、遠慮しなくていいんですよ?
自分の好きなように動いてくださいってさっき言いましたよね」
奏は泣き顔に表情を変えつつより感じる部分へ挿入を深めていく。「アッ…アッ…!」と短く声を上げながら。
「うふふ、やだぁ奏さん…中でちょっと擦れただけなのにこんなに蜜を溢れさせて」
巻は身を少し起こして伸ばした指先で奏のナニの先端を撫でる。ぎゅううっと奏の中が締まった。
「まきぃ!」
「まだイっちゃだめです」
なでなでと手を動かし始める巻からの刺激に奏はガクンと脚の力が抜けてしまった。
「ヤダ、奏さん重い」
「ごめっ…っあ、あぁ…もぉ…だめ、…あっ…だめぇ…」
「あー! また勝手にイっちゃうんだから! お尻で感じすぎですよぉ!」
奏の熱い白濁を被りながら奏の下から這い出て巻はぷんぷん頬を膨らませる。
ぐったりする奏を巻は見降ろしつつ白濁に濡れる自分の手を舐めた。
「奏さん、このままだと男の子から女の子になっちゃいますよ、おちんちん使わないまま終わっちゃう」
「ひぅ!」
巻に再びナニを扱かれ始めて奏は涙をこぼし始める。
「イったばっかり、だから、変に、なる…! 変にっ…!」
「もうほとんど変態さんですよー?」
巻は奏に跨って奏のナニを股へむにむにと押し当てる。
「男の子になりましょう?」
「ひぃっ…!」
巻は体重をかけて素股で擦り始める。
奏は抵抗することもできずシーツをぐしゃぐしゃに握りしめて耐えはじめた。
「はっ…はっ…」
巻は短く息を吐きながら前後に体を動かしつつ自分のナニを自分の手で扱き始めた。
「イきます、奏さんっ…イきます…!」
「ッ―――!!」
奏は巻の熱を全身で浴びた。
◆ ◆ ◆
「おはようございます奏さん」
巻の手が奏の頬を撫で張り付いていた髪を掻き寄せる。
「巻…」
おはよう、という前に巻が唇を塞いでキスをする。
ぼんやりとしていた奏の意識がはっきりしてきた。
ここは巻の部屋で自分は巻のベッドを自分のものだといわんばかりに占拠してしまっていると認識し始める。
「昨晩も可愛かったですよ奏さん。また今日もいっぱいしましょうね」
「うん」
巻に頭を撫でられるのが心地よい。
しばし堪能した後は巻に風呂に連れられ昨日の汚れを洗い流した。
気持ちも落ち着いてダイニングへ向えば巻が朝食を用意してくれている。
「奏さん、あーん」
ホットケーキを一口サイズに切ってそれを巻は食べさせてくれるのだ。
バターが染みこみたっぷりとかかったシロップが甘ったるいが奏はそれを与えられるまま食べていく。
そしてほどほど食べたあたりでフォークを渡されて今度は奏が巻に食べさせる。
小さい口で食べていくその姿が愛くるしい。
「奏さん…私のこれ…ちゃんととれるでしょうか」
巻は自分の下半身へ視線を向ける。
「取れないと困るな…」
「ですよね…コレのせいなのか、最近奏さんをえっちな目にあわせたいってことばかり考えちゃって…」
「そ、そう…」
奏は言葉を飲みこんで相槌を打つ。奏自身も巻に犯されることを求め始めてきているのだ。
「考えただけでこうなっちゃうの良くないですよね」
スカートがその形へ膨らんでいた。
「しかた…ないよ。巻は気にしないで」
奏はそういいながらスカートを捲り露出している怒張したナニを口で咥えはじめる。
「奏さん、どんどん舌の動きが、えっちになってきてて…
んんっ…好き、奏さんのお口大好きぃ」
巻はうっとりした表情で奏の頭を掴んで腰を動かし始める。
奏も蕩けた顔で巻を見上げていた。
こうして、再び彼女らは休日を快楽で満たしていくのである。